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2020-10-24 23:19:38

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診療マル秘裏話  号外Vol.1678 令和1年12月22日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
 
目次

1)VDT (画像表示装置)症候群の原因と予防対策
2)研究施設技術員が脳炎等惹起するBウイルスに感染

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
 
1】VDT (画像表示装置)症候群の原因と予防対策

 
 
 
 
 
 
 
 パソコン(PC)の画面を同
じ姿勢で長時間見続けることに
より、心身にさまざまな不調が
表れる「VDT(ビジュアル・
ディスプレー・ターミナル=画
像表示装置)症候群」という病
気があります。頭痛や腰痛、背
中の痛みを生じるほか、イライ
ラや不安感を招いたり、抑うつ
状態になったりすることがあり
ます。国際医療福祉大学(栃木
県大田原市)保健医療学部視機
能療法学科の原直人教授に、原
因や対策について聞きました。
デジタル社会の到来で、多くの
人がPCなどのデジタル機器と
無縁ではいられない時代になり
ました。

 中でもPCはオフィスで働く
人にとって欠かせない機器です
が、画面を凝視する時間が増え
ることにより、目の疲れに加え
て、ストレスが増強し、肩や首、
背中の筋肉が慢性的に緊張する
など、心身に負担がかかりやす
くなっています。

 このようなVDT症候群の主
な症状は、目では眼精疲労、目
の乾燥、充血、身体では肩凝り
や背中の痛みなどが見られます。
また食欲不振、過食、不安感、
イライラ、抑うつ症状など精神
的な症状を引き起こすこともあ
ります。

 原教授は「ストレスにより、
さまざまな症状が表れます。放
置して慢性化すると、うつ病を
発症したり、悪化すると自殺や
過労死に至る例もあります」と
説明しています。眼精疲労や頭
痛などは、身体が発するSOS
です。身体の悲鳴に耳を傾け、
迅速に手を打つことで未然に防
ぐことが重要となります。

 厚生労働省が策定した「情報
機器作業における労働衛生管理
のためのガイドライン」は、作
業管理の基準を示しています。
その中で、「連続作業時間が1
時間を超えないこと」「連続作
業の間に10~15分程度の休止時
間を設けること」などの措置を
講ずるよう求めています。

 PCを使用する際は、まず画
面との距離に合わせた眼鏡やコ
ンタクトレンズ、老眼鏡などを
使用して、視力の矯正を行って
おくことが大切です。さらに、
PCを使った作業を20分行った
ら、20秒間、20フィート(約6
メートル)先にある景色や物を
見て、目を休めるという米国眼
科学会が推奨する「トリプル20」
という予防法を心掛けたいもの
です。

 原教授は「PCの画面との距
離は40~50センチが望ましい。
デジタル機器と適度な距離を保
つことが大切です」とアドバイ
スしています。

VDT関連障害について解説して

いる動画です。

 
 


 
 
 
 視力の矯正を強制しては、な
らない。         笑

 
 
 
 
 
 
 
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2】 研究施設技術員が脳炎等惹起するBウイルスに感染

 
 
 
 
 
 
 鹿児島市は11月28日、市内の
研究施設で動物実験に携わる技
術員1人が、脳炎などを引き起
こす「Bウイルス」に感染した
と発表しました。市によると、
Bウイルスはアカゲザルなど一
部のサルに引っかかれるなどし
て感染しますが、国内での確認
は初めてということです。市は
「施設が適切な対策を行ってお
り、感染拡大の恐れはない」と
しています。
 市によると、Bウイルスは脳
炎や接触部位のまひなどを引き
起こす恐れがあり、世界で約50
例が確認されています。感染し
たのは医薬品開発受託・研究会
社「新日本科学」の市内にある
研究施設の技術員で、2月に頭
痛や発熱を訴えて医療機関を受
診しました。11月上旬にBウイ
ルスの感染が確認されました。
技術員は動物実験を補助してい
ましたが、サルに引っかかれる
などした記憶はないということ
です。新日本科学によると、技
術員は防護服を着て実験に当た
っていたといい、「防護対策や
管理体制をさらに強化する」と
コメントしました。

このニュースのニュース動画で

す。

 
 


 
 
 
官吏による管理体制樹立。笑

 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 パソコン(PC)の画面を同
じ姿勢で長時間見続けることに
より、心身にさまざまな不調が
表れる「VDT(ビジュアル・
ディスプレー・ターミナル=画
像表示装置)症候群」という病
気があることは知っていました。
その症状として頭痛や腰痛、背
中の痛みを生じるほか、イライ
ラや不安感を招いたり、抑うつ
状態になったりすることがある
ということですから厄介な病気
です。しかし、この病気も副腎
疲労が密接に関係しているよう
です。ストレスにより、さまざ
まな症状が表れるということで
すが、ストレスによって起こる
のであれば副腎疲労と同じ症状
と言えるでしょう。放置すると
うつ病になる点も似通っていま
す。副腎疲労に対する対策を行
えば、再び同じ症状は現れない
と思われます。
 鹿児島市は11月28日、市内の
研究施設で動物実験に携わる技
術員1人が、脳炎などを引き起
こす「Bウイルス」に感染した
と発表したのは由々しきことで
す。市によると、Bウイルスは
アカゲザルなど一部のサルに引
っかかれるなどして感染します
が、国内での確認は初めてとい
うことで動物実験の最中に感染
したと考えるのが妥当だと思い
ます。Bウイルスは脳炎や接触
部位のまひなどを引き起こす恐
れがあり、世界で約50例が確認
されているということで、結構
恐ろしいウイルスだという印象
を持ちました。技術員は、動物
実験を補助していましたが、サ
ルに引っかかれるなどした記憶
はないということから感染経路
の特定が急務であると考えます。
防護対策や、管理体制をさらに
強化するだけでウイルス感染が
終息する可能性はないものの、
感染拡大を少しでも抑える効果
は期待できると思います。

 狂歌の作成数を多くするため、
教科試験の対策を強化した。笑

 
 
 
 
 
 
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発行者名  医療法人永徳会 皿沼クリニック院長
藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
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2020-10-24 00:00:06

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診療マル秘裏話  号外Vol.1677 令和1年12月21日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
 
目次

1)朝食咀嚼が,食後30分のインスリン分泌量上昇に関与
2)腎ガン手術不能例で凍結療法という選択肢あり

 
 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
 
1】朝食咀嚼が,食後30分のインスリン分泌量上昇に関与

 
 
 
 
 
 
 
 北海道大学は11月25日、食後
の血糖値は朝に40回咀嚼を行っ
た条件で最も低くなり、食後30
分のインスリン分泌量の上昇に
関与することを発見したと発表
しました。この研究は、同大学
大学院教育学研究院の山仲勇二
郎准教授と札幌国際大学スポー
ツ指導学科の大塚吉則教授らの
研究グループによるものです。
研究成果は「The Tohoku Journ
al of Experimental Medicine」
に掲載されました。

食事により血糖値が上昇すると
血糖調整ホルモンのインスリン
分泌が促進され、健康な人では、
食事により上昇した血糖値が食
後2~3時間で食事前の数値にま
で低下します。よく噛んで食べ
ることは、日本国内において、
家庭内でも簡単に実行できる健
康法として知られており、よく
噛むこと、つまり咀嚼には、摂
食調節に関わるさまざまな健康
効果があることが科学的に明ら
かになってきています。咀嚼運
動の強化は、摂食量、食欲のコ
ントロール、食後のエネルギー
代謝量の増加、糖代謝能に影響
することが報告されています。
また、インスリンによる血糖値
の調節作用には1日の中で異な
り、朝に比べ夜間にはインスリ
ンによる血糖値の低下作用が低
下することが報告されています。
しかし、咀嚼運動による糖代謝
能の改善に時刻による違いがあ
るかについては不明でした。

今回研究グループは、咀嚼運動
が食後の血糖値およびインスリ
ン濃度に与える影響を、朝と夜
で比較する実験を実施し、咀嚼
運動が糖代謝能に与える影響に
概日リズムが存在するか否かを
検証しました。

このニュースのニュース動画で

す。

 
 


 
 
 
 皮革製品を比較する。笑

 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
 
 
2】 腎ガン手術不能例で凍結療法という選択肢あり

 
 
 
 
 
 
 
 腎臓にできる腎ガンは、高齢
化とともに増加傾向にあります。
手術が難しい患者さんに対して
は凍結療法という選択肢があり、
近年普及しつつあります。東京
慈恵会医科大学付属柏病院(千
葉県柏市)泌尿器科の柳沢孝文
診療医長は「あくまで手術が基
本ですが、ガンが小さければ凍
結療法が可能な場合もあります。
手術以外にも治療の可能性があ
るのです」と話しています。腎
ガン(腎細胞ガン)は毎年10万
人に約8人程度と、ガンの中で
は頻度が低いものの、高齢化に
伴い増加傾向にあります。40代
から80代が主体ですが、30代以
下での若年発症もみられます。
男女比は2対1で男性に多いと
されています。

 腎ガンが大きくなると、血尿、
腹部のしこり、腹痛などの症状
が現れますが、初期には自覚症
状はなく、「人間ドックや別の
病気で検査を受けたときに偶然
見つかるケースが、全体の約8
割を占めます」と柳沢医師は言
っています。

 腎ガンの早期発見には超音波
検査が有効ですが、診断を確定
するためには造影剤を使ったコ
ンピューター断層撮影(CT)
検査を行います。

 腎機能の低下した患者さんは
造影剤が使用できないため、造
影剤を使わない磁気共鳴画像装
置(MRI)検査を選択します。
これらの画像検査で診断が難し
い場合は、腫瘍の組織を採取し
て検査します。治療はガンの場
所や大きさにもよりますが、腫
瘍部分のみを摘出し、腎臓の正
常な部分をできる限り残す腎温
存手術が基本となります。ガン
の大きさが4センチ以下(小径
腎ガン)で、高齢や合併症で全
身麻酔のリスクが高い場合、凍
結療法が選択肢となります。

 凍結療法は放射線科医が行い
ます。局所麻酔後に、うつぶせ
の状態で背中から直径約1.5 ミ
リの細い針を刺します。急激な
温度変化に弱いガンの性質を利
用し、刺した針でアルゴンガス
(マイナス80℃)による凍結と
ヘリウムガスによる解凍(25℃)
を2回繰り返します。治療中に
痛みを感じることもなく、治療
後は針の痕にテープを貼るだけ
です。

 2011年7月に小径腎ガンに対
する凍結療法が保険適用となり、
同病院では今年3月までに256人
に凍結療法を行っています。現
在、凍結療法が可能な医療機関
は全国に20施設ほどあります。

 柳沢医師は「ガンの残存や再
発が10%程度ありますが、再凍
結もできます。高齢化が進むに
つれ、今後は需要が増えていく
と予測されます。手術のリスク
が高い高齢者でも、凍結療法と
いう選択肢があることをぜひ知
ってください」と強調していま
す。

腎細胞ガンの凍結療法について

解説している動画です。

 
 


 
 
 
 協調体制が重要だと強調した。


 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
 
 
編集後記

 
 
 北海道大学が11月25日、食後
の血糖値は朝に40回咀嚼を行っ
た条件で最も低くなり、食後30
分のインスリン分泌量の上昇に
関与することを発見したと発表
したのは、素晴らしい業績です。
咀嚼をすれば、多くインスリン
が分泌するということは知って
いましたが、まさかそれが朝行
うことで、最大限の効果を得る
ということは知りませんでした。
朝食を食べない、あるいは断食
することが健康に良いと言って
いる人がいますが、そんなこと
はありません。特に、デットッ
クス効果があるということを、
いう人がいるそうですが、朝は、
一日の活動の準備をする時間で
あることを考えるとそれを疎か
にすることは、人生を台無しに
すると言っても過言ではないと
思います。
 腎臓にできる腎ガンは、高齢
化とともに増加傾向にあります。
手術が難しい患者さんに対して
は凍結療法という選択肢があり、
近年普及しつつあるということ
は喜ばしいことです。特に高齢
で手術に耐える体力がないとい
う人には、凍結療法は、一筋の
光と言えるでしょう。凍結療法
は放射線科医が行い、局所麻酔
後に、うつぶせの状態で背中か
ら直径約1.5 ミリの細い針を刺
します。急激な温度変化に弱い
ガンの性質を利用し、刺した針
でアルゴンガス(マイナス80℃)
による凍結とヘリウムガスによ
る解凍(25℃)を2回繰り返し
ます。治療中に痛みを感じるこ
ともなく、治療後は針の痕にテ
ープを貼るだけという簡便さも
人気となる要因がありそうです。

 韓国では造花が増加傾向。笑

 
 
 
 
 
 
 
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(イジニイワト)

発行者名  医療法人永徳会 皿沼クリニック院長
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職業    医師の箸くれ(はしくれ)
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