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2020-09-10 00:20:02

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診療マル秘裏話  Vol.776 平成30年10月24日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
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目次

1)2018年ノーベル生理学医学賞は免疫チェックポイント阻害
2)2019年春のスギとヒノキの花粉飛散予測を発表

 
 
 
 
 
 
 
 
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 医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
 
1】 2018年ノーベル生理学医学賞は免疫チェックポイント阻害

 
 
 
 
 
 
 
 スウェーデンのカロリンスカ
研究所は10月1日、2018年のノ
ーベル生理学・医学賞を、免疫
を抑制する働きを持つ分子「P
D―1」を発見した本庶佑ほん
じょたすく・京都大特別教授(
76)ら2人に贈ると発表しまし
た。薬でこの分子の働きを抑え
て、人間がもともと持っている
免疫力を回復させる「ガン免疫
療法」に道を開いたことが高く
評価されました。

 日本のノーベル賞受賞は26人
目。生理学・医学賞の受賞は、
利根川進・米マサチューセッツ
工科大教授(1987年)、山中伸
弥・京都大教授(2012年)、大
村智・北里大特別栄誉教授(20
15年)、大隅良典・東京工業大
栄誉教授(2016年)に次ぎ、5
人目となります。

 授賞理由は「免疫抑制の阻害
によるガン療法の発見」。共同
受賞者は米テキサス大のジェー
ムズ・アリソン教授(70)。賞
金は900万スウェーデン・ク
ローナ(約1億1500万円)を分
け合います。授賞式は、ノーベ
ル賞の創設者アルフレッド・ノ
ーベルの命日にあたる12月10日、
ストックホルムで行われます。

 本庶氏は1992年、免疫細胞の
表面に新たな分子があることを
発見し、PD―1と命名しまし
た。この分子が、ガン細胞など
を攻撃する免疫細胞の機能を弱
めるブレーキとして働くことを
突き止めました。アリソン氏は、
PD―1と同様の働きを持つ「
CTLA―4」という分子の役
割を解明しました。

 ガン細胞の多くは、これらの
分子の働きを高める物質を出し
て免疫細胞による攻撃力を弱め、
成長を続けます。逆にこの働き
を妨げれば、免疫細胞の攻撃力
が復活し、ガンは縮小すると考
えられています。

 本庶氏は、分子の働きを薬で
抑える方法によるガン治療効果
を2002年にマウスの実験で確認
しました。この研究成果を基に、
小野薬品工業(大阪市)などが
開発したガン治療薬「オプジー
ボ」は、従来の抗ガン剤が効き
にくい難治性の皮膚ガンや肺が
んなどに対する新薬として実用
化されています。

免疫チェックポイント阻害剤の

肺ガン治療の最新情報について

の動画です。

 
 


 
 
 
 新薬に新約聖書から取った名
前を付ける。笑

 
 
 
 
 
 
 
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2】 2019年春のスギとヒノキの花粉飛散予測を発表

 
 
 
 
 
 
 
 気象情報会社「ウェザーニュ
ーズ」(千葉市)は10月1日、
2019年春のスギとヒノキ(北海
道はシラカバ)の花粉飛散予測
を発表しました。全国平均の飛
散量は平年(2009~18年の平均
飛散量)より6割以上多いとみ
られ今年の3倍近くの大量飛散
となる見通しです。

 同社によると花粉の大量飛散
は2013年以来、6年ぶりです。
今夏の記録的な猛暑で花粉の発
生源である雄花が順調に生育し
たことが原因だということです。
都道府県の平年比は、埼玉県3.
1倍、東京都2.4倍、愛知県1.9
倍、大阪府1.8倍、宮城県1.6倍
などで、特に近畿から東北南部
にかけて飛散量の増加が予想さ
れています。

スギ花粉症について解説してい

る動画です。

 
 


 
 
 
 花粉の大量飛散は悲惨な結果
を産む。笑

 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 2018年のノーベル生理学・医
学賞を、免疫を抑制する働きを
持つ分子「PD―1」を発見し
た本庶佑ほんじょたすく・京都
大特別教授(76)ら2人に贈る
と発表したのは喜ぶべきことで
しょう。 本庶教授は、何度も
ノーベル賞候補にノミネートさ
れていた方で、実力は折り紙付
きです。 しかし、そんな本庶
教授でもオブジーボの開発段階
では、日本の製薬メーカーは、
開発費が巨大として、相手にさ
れませんでした。 アメリカの
ベンチャーと動き出してから、
ようやく、小野薬品が日本での
オブジーボの販売権を獲得しま
した。小野薬品は、江戸時代か
らある薬屋さんで、歴史あるメ
ーカーなのですが、オブジーボ
の販売前は、販売成績が低迷し
ていました。オブジーボの販売
を始めてから業績がV字回復し
たそうです。
 気象情報会社「ウェザーニュ
ーズ」(千葉市)は10月1日、
2019年春のスギとヒノキ(北海
道はシラカバ)の花粉飛散予測
を発表し、全国平均の飛散量は
平年(2009~18年の平均飛散量)
より6割以上多いとみられ今年
の3倍近くの大量飛散となる見
通しということですから、来年
の3月は特に耳鼻科の病院さん
は、覚悟した方が良いと思いま
す。ただ、花粉症の症状と花粉
の飛散量が相関しない場合もあ
るようなので、見通しはあくま
で、見通しとして考えておく方
が良さそうです。私は、花粉症
は、アレルギー疾患でありアレ
ルギーは、腸の炎症から発症す
ると考えているので、小麦製品、
乳製品、砂糖をたくさん使った
お菓子などの摂取をできるだけ
控えることが、花粉症の季節を
乗り切る第一歩だと考えていま
す。

 河岸でお菓子が配られる。笑

 
 
 
 
 
 
 
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