最近の号外Vol.1624メルマガ

  1. Home
  2. 最近の号外Vol.1624メルマガ

2020-08-22 23:29:29

カテゴリー:ブログ



藤田のブログランキングアップにご協力お願いします。
以下のバナーをぽちっとクリックお願いします。


病院・診療所ランキング

 
診療マル秘裏話  号外Vol.1624 令和1年10月20日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
 
 
目次

1)たばことガン対策に関する世論調査結果を公表
2)パーキンソン病の原因にシナプス小胞脂質膜異常が関与

 
 
 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
 
 
1】たばことガン対策に関する世論調査結果を公表

 
 
 
 
 
 
 
 
内閣府は9月27日、たばこと
ガン対策に関する世論調査結果
を公表しました。たばこ対策の
調査は初めてで、周囲のたばこ
の煙を「不快に思う」「どちら
かと言えば不快に思う」と答え
た人は合計で78.4%に上りまし
た。 一方、ガン治療と仕事の
両立が可能だと思わない人は6
割弱を占めました。
たばこ対策の調査は、東京五
輪・パラリンピックを控え受動
喫煙対策を強化する改正健康増
進法が来年4月に全面施行され
るのに合わせて実施されました。
不快に感じた場所を複数回答で
尋ねたところ、「レストランな
ど主に食事を提供する店舗」62
.4%、「路上」53.3%、「居酒
屋など主に酒類を提供する店舗」
38.6%の順でした。
政府に求める対策は、健康被
害に関する未成年者教育(41.8
%)と受動喫煙対策(41.7%)
が多かったそうです。受動喫煙
対策の具体例としては、「分煙」
72.6%、「飲食店の禁煙」60.6
%、「病院、学校、行政機関な
どの敷地内禁煙」57.9%が上位
三つです。厚生労働省の担当者
は「調査を基に一層対策を強化
したい」と話しています。
ガン治療に関し、日本社会の
現状として2週間に1回程度通
院しながら働き続けられる環境
にあると思うか尋ねたのに対し、
あると思う人は37.1%にとどま
り、思わない人(57.9.4%)を
大きく下回りました。ただ、3
年前の前回調査ではそれぞれ27
.9%、64.5%で、一定の改善は
見られます。

日本人の平均寿命とタバコの

健康被害について解説している

動画です。

 
 


 
 
前回検査で全快となる。笑

 
 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
 
 
 
2】 パーキンソン病の原因にシナプス小胞脂質膜異常が関与

 
 
 
 
 
 
 
 
パーキンソン病で神経伝達物
質のドーパミンを生み出す脳神
経細胞が死滅する原因には、ド
ーパミンをためておく「シナプ
ス小胞」の脂質膜異常が関与し
ている場合があることが分かり
ました。順天堂大の今居譲先任
准教授や服部信孝教授らが9月
27日までに米科学アカデミー紀
要電子版に発表しました。新た
な予防・治療法を開発する手掛
かりになると期待されています。
パーキンソン病は高齢者に多
く、手足の震えや歩行困難など
の運動症状が特徴ですが、その
前から便秘や睡眠障害、うつ症
状が生じることがあり、長年か
かって進行します。現在の治療
は脳でドーパミンに変わる薬や
ドーパミンの受け手側(受容体)
を刺激する薬が中心で、ドーパ
ミンを生み出す脳神経細胞の減
少を防げれば抜本的な予防・治
療法になります。
パーキンソン病の原因遺伝子
の一つをショウジョウバエで働
かないよう操作したところ、神
経細胞でシナプス小胞の袋状構
造をつくるリン脂質膜が薄くな
り、小胞自体が小さくなりまし
た。さらに、このリン脂質膜に
結合してドーパミンの分泌を助
ける蛋白質「α-シヌクレイン」
が膜から外れてしまい、異常に
凝集しました。いずれも神経細
胞死につながりました。

パーキンソン病のよくある症状

について解説している動画です。

 
 


 
 
 
リン脂質膜の資質を問う。笑

 
 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
 
 
 
編集後記

 
 
 
内閣府が9月27日、たばこと
ガン対策に関する世論調査結果
を公表したのは、喜ばしいこと
です。たばこに関しては、受動
喫煙対策が進んできたように思
われます。これだけ、タバコの
煙が嫌われているのですから、
当然、飲食店の側も、気を付け
るようになると思われます。そ
れは、ジョナサンやとんでん等
の飲食店で全面禁煙になったこ
とからも分かります。タバコの
煙には、活性酸素や有害物質が
たくさん含まれており、体によ
くないのは当たり前です。活性
酸素は疲労や老化に関与してい
るのでタバコを吸いながら、抗
疲労効果を追い求めたり、アン
チエイジングを行ったりすると
いう行為は、矛盾しています。
ガンと仕事の両立に関しては、
私は、ケースバイケースだと思
います。ただ意識が改善してい
るとする見方には、反対です。
パーキンソン病で神経伝達物
質のドーパミンを生み出す脳神
経細胞が死滅する原因には、ド
ーパミンをためておく「シナプ
ス小胞」の脂質膜異常が関与し
ている場合があることが分かっ
たのは、素晴らしい業績です。
ただ、関与している場合がある
ということは、関与していない
場合あるということだと私は、
考えています。パーキンソン病
で神経伝達物質のドーパミンを
生み出す脳神経細胞が死滅する
原因は、神経細胞のミトコンド
リアの機能異常だと思います。
ミトコンドリアの機能異常を、
改善する方法さえ取れれば病気
の源流を叩く治療ができるので
はないかと思います。実際、ミ
トコンドリア病でも、タウリン
が治療に使われるようになって
きているので、タウリンの様な
抗酸化物質を使う方法も検討す
べきだと考えています。

抗疲労効果を披露する。笑

 
 
 
 
 
 
 
 
************************

このメールマガジンは以下の配信システムを利用して
発行しています。
解除の手続きは下記ページよりお願い致します。
「まぐまぐ」www.mag2.com/m/0000121810.html
(イジニイワト)

発行者名  医療法人永徳会 皿沼クリニック院長
藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
運営サイト www.eitokukaisalanuma.or.jp/ ご意見・ご感想・励ましのお便りお待ちしております。
sara2162@atlas.plala.or.jp このマガジンの掲載記事を無断で転載・使用すること
を禁じます。
このエントリーをはてなブックマークに追加 
 

コメント

コメント

コメントがありません。お気軽にどうぞ。