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2020-08-06 23:42:10

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診療マル秘裏話  号外Vol.1610 令和1年10月4日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
 
目次

1)乳ガンの進行が早いのは蛋白質乗っ取りのせい
2)糖尿病とガンを防ぐ新長寿遺伝子をマウス で発見

 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
 
1】)乳ガンの進行が早いのは蛋白質乗っ取りのせい

 
 
 
 
 
 
 
乳ガンの進行・悪化が早いの
は、女性ホルモンによって量が
増える蛋白質「COX7RP」
がガン化して乗っ取られるのが
原因だと、埼玉医科大の研究チ
ームが突き止めました。9月11
日付の英科学誌ネイチャー・コ
ミュニケーションズ電子版で発
表しました。COX7RPは筋
肉中のミトコンドリアの中で酸
素呼吸の効率を高める働きがあ
ります。マラソンなどに必要な
持久力を高めるのに役立ちます
が、これがガンに侵されると健
康な細胞より速く増殖すること
をマウスへの移植実験で確認し
ました。もともとCOX7RP
の働きが強い女性は進行が早く、
手術しても再発までの期間が短
くなることも分かったというこ
とです。

また、ガンに侵された部位は
血流が悪くなりミトコンドリア
への酸素供給が低下しますが、
それでもガン化したCOX7R
Pは少ない酸素を活用し、腫瘍
(しゅよう)を大きくする力が
あることも分かりました。研究
を率いた同大ゲノム医学研究セ
ンターの井上聡・遺伝子情報制
御部門長は「女性のガンの性質
にかかわる根本的な発見で、新
たな診断治療の開発に応用でき
る」と話しています。

乳ガンについて解説している

動画です。

 
 


 
 
ガンの性質に関わる根本的な
発見を応用して研究をガンガン
進める。         笑

 
 
 
 
 
 
 
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2】 糖尿病とガンを防ぐ新長寿遺伝子をマウス で発見

 
 
 
 
 
 
 
糖尿病とガンを防ぐ新しい長
寿遺伝子をマウスで発見したと、
吉備国際大保健福祉研究所(岡
山県高梁市)の加納良男教授ら
が9月12日、発表しました。こ
の遺伝子を組み込んだマウスは
太っても血糖値が低く保たれた
ため、肥満体でも糖尿病とガン
を予防できると分析しました。
論文は9月3日付の英科学誌サ
イエンティフィック・リポーツ
に掲載されました。
インスリンを分泌する働きを
持つ遺伝子が変異した「変異p
85β遺伝子」をマウスに組み込
んだところ、通常のマウスより
約20%長い日数を生きました。
老化につながる活性酸素に対す
る抵抗力が、約20倍になること
が分かりました。
さらに同遺伝子は、血糖値を
抑えるインスリンの分泌を促進
し、ガン細胞の増殖を抑制しま
した。 糖尿病とガンの予防や
治療ができる薬剤などへの応用
が期待されるということです。
加納教授は「世界中でこのよう
な現象を使って、薬剤やサプリ
メントを探そうという研究者が
出てくると思う」と話していま
す。

サーチュイン遺伝子について

解説している動画です。

 
 


 
 
廊下で老化の話をする。笑

 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
乳ガンの進行・悪化が早いの
は、女性ホルモンによって量が
増える蛋白質「COX7RP」
がガン化して乗っ取られるのが
原因だと、埼玉医科大の研究チ
ームが突き止めたのは素晴らし
い業績です。COX7RPは筋
肉中のミトコンドリアの中で酸
素呼吸の効率を高める働きがあ
ります。マラソンなどに必要な
持久力を高めるのに役立ちます
が、これがガンに侵されると健
康な細胞より速く増殖すること
をマウスへの移植実験で確認し
ました。もともとCOX7RP
の働きが強い女性は進行が早く、
手術しても再発までの期間が短
くなることも分かったというこ
とですから、まさに要の蛋白質
と言えましょう。この要の蛋白
質を正常に引き戻すことが女性
のガンの進行を遅らせることに
繋がるのではないかと推測して
います。
糖尿病とガンを防ぐ新しい長
寿遺伝子をマウスで発見したと、
吉備国際大保健福祉研究所(岡
山県高梁市)の加納良男教授ら
が9月12日、発表したのは偉大
な業績です。この遺伝子を組み
込んだマウスは太っても血糖値
が低く保たれたため、肥満体で
も糖尿病とガンを予防できると
分析したのは、本当に驚きで、
一杯でした。インスリンを分泌
する働きを持つ遺伝子が変異し
た「変異p85β遺伝子」をマウ
スに組み込んだところ、通常の
マウスより約20%長い日数を生
き、老化につながる活性酸素に
対する抵抗力が、約20倍になる
ことが分かったということです
から、まだまだガンや糖尿病を
防ぐ遺伝子が、核内に存在する
という証明になったと考えられ
ます。

照明の仕事が、大事であると
証明する。        笑

 
 
 
 
 
 
 
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