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2020-04-19 23:56:02

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診療マル秘裏話  号外Vol.1517 令和1年6月17日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
 
 
目次

1)高齢者の肥満は,脳や心臓うつなどの病気のリスク
2)難聴の人に良質の音楽を聴いてもらうプロジェクト

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
 
1】高齢者の肥満は,脳や心臓うつなどの病気のリスク

 
 
 
 
 
 
 
 
年をとると体の代謝が下がり、
同じ運動をしても若い人より、
消費カロリーが少なくなります。
外出の意欲や機会が減るなど、
日常の活動量も低下しがちで、
太りやすくなります。高齢者の
肥満は、脳や心臓、うつなどの
病気のリスクを高めるため注意
が必要です。40歳を過ぎる頃か
ら、おなかのぜい肉が気になり
出す人は多いようです。 厚生
労働省の調査によると、BMI
(体格指数)では肥満に該当し
ないものの、腹囲がメタボリッ
クシンドロームの基準値(男性
85センチ、女性90センチ)
以上の割合は、年齢とともに増
える傾向にあります。

BMIは、体重(キロ・グラ
ム)を身長(メートル)で2回
割った数値です。例えば身長1
メートル70、体重85キロ・グラ
ムの場合、BMIは29.4となり
ます。健康診断の結果等に記載
されており、日本肥満学会は、
日本人について、25以上を肥満
と定めています。

しかし、高齢になるにつれて
身長が縮み、筋肉が減って脂肪
が増えやすいことが知られてい
ます。病気で体がむくむケース
もあり、BMIだけでは肥満と
判定できないこともあります。
正確な診断には、内臓脂肪量の
目安となる腹囲なども参考にす
る必要があります。

肥満は、脳梗塞や心筋梗塞、
高血圧、糖尿病などの生活習慣
病の原因になります。加齢に伴
って筋力や、骨密度が低下し、
軟骨が変形するなどの異常をき
たしやすくなります。肥満によ
る体重の増加は、膝や腰を痛め
る原因になる他、転倒・骨折に
つながる恐れもあります。

さらに、着替えや入浴、料理、
掃除、洗濯、買い物などの日常
生活動作(ADL)の質も下げ
かねません。

筋肉量が著しく減った状態の
サルコペニアが肥満に加わると、
転倒・骨折やADLの低下を招
くリスクは一段と高まります。
心身虚弱の状態で要介護の一歩
手前のフレイルにもなりやすい
とされています。

また、東京大高齢社会総合研
究機構などの研究によると、サ
ルコペニアで肥満の高齢男性は、
うつ状態になるリスクが2.7 倍。
精神的にも悪影響を及ぼすこと
が分かってきました。日本老年
医学会は昨年、高齢者の肥満症
診療に関する指針を作成しまし
た。とりまとめた東京都健康長
寿医療センター副院長の荒木厚
さんは「高齢者の肥満は複数の
病気のリスクを高める。 特に
内臓脂肪には注意が必要だ」と
指摘しています。

肥満は生活習慣と深く関わり、
短期間での改善は難しいとされ
ています。特に高齢では、急激
なダイエットや、運動は体への
負担が大きく、健康を損なう危
険性が高まります。医師に相談
して行うことが望ましいようで
す。できれば肥満が気になり出
す、中年(40~64歳)から始め
ることが望ましいとされていま
す。

食事はカロリー制限に加え、
栄養バランスを重視します。筋
肉のもとになる蛋白質は、フレ
イルの予防に効果があります。
内臓脂肪を落とそうと、食事の
量を漫然と減らすのは、必要な
栄養素も不足しかねず逆効果で
す。

筋力が落ちると、心肺機能の
低下や死亡のリスクも高まりま
す。生活の中に適度な運動を取
り入れたいものです。太ももや
お尻の筋肉を鍛えるスクワット
が、歩く力を維持するのに効果
的です。正しいやり方を身につ
け、痛みが出たら無理をしない
ことが肝要です。

荒木さんは「事務作業などを
している人は、いすに座ってい
る時間を短くするだけでも良い
ので、試してほしい」と話して
います。

高齢者の肥満の減量のすすめに

ついての動画です。

 
 


 
 
トレーニングジムの従業員室
で、事務作業をする。笑

 
 
 
 
 
 
 
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2】 難聴の人に良質の音楽を聴いてもらうプロジェクト

 
 
 
 
 
 
 
 
音のない世界で生きてきた人
に本物の音楽を。「メリー・ジ
ェーン」などのヒット曲で知ら
れる音楽家つのだ☆ひろさん(
69)が音を聞くこと自体が困難
な人や、耳が聞こえにくくなっ
た高齢者に良質の音楽を聴いて
もらうプロジェクトに取り組ん
でいます。最新式の骨伝導ヘッ
ドホンが開発されたことで可能
になりました。自身が経営する
音楽塾で講座を開設しました。
音楽を聴いて楽器の演奏を習い、
コンサートやレコーディングに
も参加してもらいたい考えです。
1960年代から音楽活動を始め
たつのださんは傍らで、2005年
から東京都文京区で音楽塾を経
営しています。これまでに子ど
もからシニア世代まで約500
人を教えてきました。健常者だ
けでなく、障害を持つ子どもた
ちも受け入れ、それぞれの個性
に合った指導を行い、登校拒否
から立ち直る生徒や、発達障害
を持ちながら音楽大学に進学し
た子どももいるそうです。
10年ほど前から、耳の不自由
な人にも音楽を楽しんでもらい
たいと考え、骨伝導に着目しま
した。しかし、従来型の骨伝導
補聴器などでは、高度難聴や、
内耳などに問題がある「感音性
難聴」の人には狙い通りに音が
届きませんでした。
半ば諦めていたところ、知人
の紹介で知り合った同区の医療
機器製造会社社長国司哲次さん
が新型骨伝導ヘッドホン「プレ
スティン」を開発しました。20
16年から医療現場で使用され、
高度難聴の人や老人性難聴を含
む感音性難聴の人にも、一定の
効果を発揮しており、こうした
人たちに音楽を聴いてもらう道
が開かれました。
まずは近隣の聴覚障害特別支
援学校や高齢者福祉施設に声を
掛け、実際に音を聞いてもらう
試験的な取り組みを開始しまし
た。早ければ秋ごろから、本格
的に聴覚障害を持つ生徒の募集
を始めます。
つのださんは、「今は音楽が
駄目になっている。健常者はそ
の音楽に慣らされてしまってい
るが、音の聞こえなかった人に
は、最初に『本物の音楽』を聴
いてもらいたい」と話しており、
今後の音楽づくりに耳の不自由
な人たちが参画していくことを
期待しています。

骨伝導イアホンの最高のものに

ついての紹介動画です。

 
 


 
 
三角関係の解消に参画する。


 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
年をとると体の代謝が下がり、
同じ運動をしても若い人より、
消費カロリーが少なくなり外出
の意欲や機会が減るなど、日常
の活動量も低下しがちで、太り
やすくなることは広く知られて
います。私は、細胞内小器官の
ミトコンドリアが糖化と酸化で
不活化するための減少であると
理解しています。高齢者の肥満
特に治療の必要性のある肥満症
は、脳や心臓、うつなどの病気
のリスクを、著しく高めるため
注意が必要です。40歳を過ぎる
頃から、ミトコンドリアの老化
のため、白色脂肪細胞が蓄積し
て、おなかのぜい肉が気になり
出す人は、多いと思われます。
カロリー制限ではなくマイルド
な糖質制限を行うべきです。し
かし厳格な糖質制限を行うと、
却って老化が進むことが分かっ
ているので、糖質制限の程度に
注意をする必要が、あります。
運動は、負荷がかかり過ぎない
ものを継続してやることが必要
です。三日坊主では肥満を解消
する事はできません。
音のない世界で生きてきた人
に本物の音楽を。「メリー・ジ
ェーン」などのヒット曲で知ら
れる音楽家つのだ☆ひろさん(
69)が音を聞くこと自体が困難
な人や、耳が聞こえにくくなっ
た高齢者に良質の音楽を聴いて
もらうプロジェクトに取り組ん
でいるのは、素晴らしい事です。
音が聞こえていないというのは、
身の安全を考える上でも重要で
あるので、良質の音楽か聴ける
ということが実現するならば、
難聴の人も試そうという気にな
るのではないかと推測されます。
ちなみに難聴の人は、耳鳴りに
も悩まされることになります。
耳鳴りとは、脳が音を感じられ
なくなると、架空の音がした様
に装う現象です。 したがって
難聴が解消すれば、耳鳴りから
も解放される訳です。 新型骨
伝導ヘッドホン「プレスティン」
が開発されて、2016年から医療
現場で使用され、高度難聴の人
や老人性難聴を含む感音性難聴
の人にも、一定の効果を発揮し
ており、こうした人たちに音楽
を聴いてもらう道が開かれたの
は本当に奇跡としか言いようが
ない事です。

奇跡の軌跡を描く。笑

 
 
 
 
 
 
 
 
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