最新号より100号前のメルマガ

  1. Home
  2. 最新号より100号前のメルマガ

2020-04-08 21:36:02

カテゴリー:ブログ



藤田のブログランキングアップにご協力お願いします。
以下のバナーをぽちっとクリックお願いします。


病院・診療所ランキング

 

診療マル秘裏話    Vol.754 平成30年5月23日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
 
目次

1)減塩すると頻尿の回数が、一日に2回程度減る
2)ガン組織を免疫不全マウスに移植し創薬に寄与

 
 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
 
1】 減塩すると頻尿の回数が、一日に2回程度減る

 
 
 
 
 
 
 
食事でとる塩分量を減らすと、
頻尿に悩む人のおしっこの回数
が、1日に2回程度減るという
調査結果を、長崎大の研究チー
ムがまとめました。チームは「
減塩することで、尿トラブルの
予防や改善につながる可能性が
ある」としています。

就寝後に尿意のため起きるこ
とが1回以上あり、塩分の摂取
量が国の目標値(男性1日8グ
ラム未満、女性同7グラム未満)
を超す25~91歳の男女321人
に減塩を指導しました。4週間
に1回、医師や看護師からの助
言を受け、12週間後に減塩に成
功したかでどうかでグループ分
けをし、尿の回数や量の変化な
どを調べました。

223人が減塩に成功し、尿
の回数は平均で昼間1・3回、
夜間0・9回減少しました。尿
漏れや生活の質も改善していま
した。 一方、98人は減塩に
成功せず、いずれの改善もみら
れませんでした。

減塩に成功したグループは、
1日にとる水分量が指導前から
平均で約300ミリリットル減
っていました。調査した長崎大
学病院の松尾朋博助教(泌尿器
科・腎移植外科)は「減塩によ
り口の渇きが抑えられ、水分を
とる量が減ったことや交感神経
への刺激が抑えられたことなど
が頻尿の改善理由と考えられる」
と話しています。

頻尿のツボ(腎経)について解

説している動画です。

 
 


 
 
 
狡猾な人間が口渇を覚える。


 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
 
 
2】 ガン組織を免疫不全マウスに移植し創薬に寄与

 
 
 
 
 
 
 
国立ガン研究センターは、
手術や検査などで患者さんから
採取した様々な種類のガン組織
を免疫不全マウスに移植し新薬
開発に役立てる事業を始めまし
た。
従来は、試験管内に培養した
ガン細胞に薬の候補物質をさら
し、その結果で薬の効果を予測
していましたが生体内とは状況
が異なるため予測が外れること
が多かったそうです。これに対
し、免疫不全マウスに移植した
ガン細胞は、元のガンの特徴が
保たれやすいため、新薬候補の
効果が、高精度で予測できると
期待されています。患者数の多
いガンに加え希少なガン、既存
の薬が効かなくなったガンの組
織も幅広く集めます。年50人を
目標に、提供者を募る方針です。

白血病の場合の人化マウスにつ

いて解説している動画です。

 
 


 
 
制度の欠陥を高精度で言い当
てる。笑

 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
 
 
編集後記

 
 
食事でとる塩分量を減らすと、
頻尿に悩む人のおしっこの回数
が、1日に2回程度減るという
調査結果をまとめたのは、素晴
らしい業績です。過剰な塩分は、
身体に悪いものだということが、
はっきりしました。減塩に成功
すると血圧が下がります。その
他にも身体に良い影響を与える
ことが分かっています。確かに
サラリーマンの語源は、ローマ
時代に兵士の給料を塩で支払っ
ていたというものですが、塩は
そのぐらい貴重であったものの、
やはり、過剰摂取は循環器系に
大きな負担となります。減塩と
薄味を心がけるのが身体には、
やさしい料理ということになる
でしょう。
手術や検査等で患者さんから
採取した様々な種類のガン組織
を免疫不全マウスに移植し新薬
開発に役立てる事業を始めたの
は偉大な業績です。免疫不全マ
ウスに移植したガン細胞は、元
のガンの特徴が保たれやすいた
め、新薬候補の効果が、高精度
で予測できると期待されている
ということですから、以前の様
な試験管内に培養したガン細胞
に薬の候補物質をさらし、その
結果で薬の効果を予測するより
効率が良いことは確かと言える
でしょう。

祭主から検体を採取する。笑

 
 
 
 
 
 
 
************************

このメールマガジンは以下の配信システムを利用して
発行しています。
解除の手続きは下記ページよりお願い致します。
「まぐまぐ」www.mag2.com/m/0000121810.html
(イジニイワト)

発行者名  医療法人永徳会 皿沼クリニック院長
藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
運営サイト www.eitokukaisalanuma.or.jp/ ご意見・ご感想・励ましのお便りお待ちしております。
sara2162@atlas.plala.or.jp このマガジンの掲載記事を無断で転載・使用すること
を禁じます。

このエントリーをはてなブックマークに追加 
 

コメント

コメント

コメントがありません。お気軽にどうぞ。