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2020-02-24 22:48:24

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診療マル秘裏話  号外Vol.1470 平成31年4月23日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
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目次

1)スマホ首ともいわれるストレートネック は、現代人に増加
2)悪性骨軟部腫瘍の血液新規診断バイオマーカーを同定

 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
 
1】 スマホ首ともいわれるストレートネック は、現代人に増加

 
 
 
 
 
 
 
パソコンで長時間作業したり、
スマートフォンを頻繁に操作し
たりする現代人の間で増えてい
るストレートネックという病気。
文字通り、首の骨が真っすぐに
なっている状態を指し「スマホ
首」ともいわれます。 首への
負担が積み重なり、首や肩の凝
り、頭痛などを引き起こすこと
もあります。その原因や症状、
対処法について、川崎市で「首
の痛み・ストレートネックの研
究所」を主宰する整体師の辰巳
葉子さんに聞きました。首の骨
(頸椎=けいつい)は本来、生
理的湾曲といって、緩やかなカ
ーブを描き、重い頭をバランス
良く支えています。ストレート
ネックになると、この自然なカ
ーブが失われ、首が真っすぐな
状態になります。辰巳さんは「
首のカーブには耐圧を分散する
という重要な意味があり、正常
な人なら頭の重さを体全体で支
えることができます。このカー
ブが崩れると、首に重さが集中
し、首回りにある筋肉や神経に
大きな負担を与えてしまうので
す」と説明しています。

原因は、長時間のデスクワー
クやパソコンの作業などにより、
首を前に出し、前かがみの姿勢
を長く続けることにあります。
大人の頭の重さは4~5キロほ
どあります。その重さを首だけ
で支えることで、頸椎のカーブ
が失われてしまうのです。

ストレートネックになると、
頭を支えるために、首から肩の
筋肉が常に緊張状態に置かれ、
血流が悪くなり、首や肩の凝り
を引き起こします。首の神経の
圧迫により、頭痛や手のしびれ、
抑うつなどの症状が表れること
もあります。「ストレートネッ
クは日常生活における姿勢の悪
さが原因です。生活習慣を見直
さなければ、根本的な解決には
なりません」と辰巳さんは言っ
ています。

とはいえ、パソコンやスマホ
は現代人の必需品です。使用を
控えるのは難しいのは明らかで
す。そこで、辰巳さんが簡単で
有効な改善方法として提案する
のが、タオル枕による矯正法で
す。タオル枕は、バスタオルを
4分の1に折ってから筒状に巻
けば完成します。枕を首の下に
置いて、5~10分間あおむけに
寝てリラックスします。すると
自然に首の緊張がほぐれ、本来
の頸椎の自然な曲線を取り戻す
ことができます。

辰巳さんは「就寝前に行うこ
とをお勧めします。体に正しい
位置を覚えさせるためにも、毎
日続ける事が大切です」と強調
しました。

同時に、前かがみの姿勢を見
直すことも重要です。「長時間
座るときには、頭が前方に出な
いよう、骨盤を起こし、上半身
をその骨盤の上にストンと乗せ
るようにしましょう。お尻の穴
と頭のてっぺんを真っすぐな線
で結ぶようなイメージです」と
アドバイスします。

ストレートネックの改善法につ

いて解説している動画です。

 
 


 
 
協調路線を強調する。笑

 
 
 
 
 
 
 
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2】 悪性骨軟部腫瘍の血液新規診断バイオマーカーを同定

 
 
 
 
 
 
 
国立ガン研究センターは3月
28日、悪性の骨軟部腫瘍を血液
で高精度に識別可能な新規診断
バイオマーカーを同定したと発
表しました。この研究は、同セ
ンター研究所分子細胞治療分野
の落谷孝広プロジェクトリーダ
ー(現・東京医科大学医学総合
研究所 分子細胞治療部門教授)、
松崎潤太郎特任研究員、中央病
院骨軟部腫瘍科の川井章科長、
浅野尚文医員(現・慶應義塾大
学医学部整形外科学教室助教)、
分子発ガン研究ユニットの土屋
直人ユニット長らの研究チーム
によるものです。研究成果は、
英国科学誌「Nature Communica
tions」に3月21日付で掲載され
ました。

マイクロRNA は、血液や唾液、
尿などの体液に含まれる22塩基
程度の小さなRNA です。近年の
研究で、ガン等の疾患にともな
って、患者さんの血液中でその
種類や量が変動することが明ら
かとなり、患者さんの負担が少
ない診断バイオマーカーとして
期待されています。同研究は、
希少で、多種多様な組織亜型が
存在するため、適正な早期診断
が難しい「骨軟部腫瘍(肉腫)」
に、特異的なバイオマーカーを
同定することを目指し実施され
ました。

マイクロRNAについて解説して

いる動画です。

 
 


 
 
特異的なバイオマーカー発見
に得意になる。笑

 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
パソコンで長時間作業したり、
スマートフォンを頻繁に操作し
たりする現代人の間で増えてい
るストレートネックという病気
は厄介な病気です。 文字通り、
首の生理的カーブが失われ骨が
真っすぐになっている状態を指
し「スマホ首」ともいわれ、首
への負担が積み重なり、首や肩
の凝り、頭痛などを引き起こす
こともある恐ろしい病気です。
前のめりの首がでた前傾姿勢を
長時間とると首の重さを首だけ
で支えることで起こるとされて
います。要は猫背の矯正が必要
ということです。ただ、猫背を
自覚することが難しく、首や肩
の凝り、首の神経の圧迫により、
頭痛や手のしびれ、抑うつなど
の症状が起こって初めて、他人
に指摘されることがほとんどだ
ということに問題があるように
思えてなりません。
悪性の骨軟部腫瘍を血液で高
精度に識別可能な新規診断バイ
オマーカーを同定したと発表し
たのでは偉大な業績です。希少
で、多種多様な組織亜型が存在
するため、適正な早期診断が難
しい「骨軟部腫瘍(肉腫)」を
患者さんの負担が少ない血液の
検査で高精度に識別できるよう
になったということが素晴らし
いのです。以前にも述べました
が、こうした手法をリキッドバ
イオプシーと呼び侵襲的な生検
検査をしなくても診断が可能に
なる最先端の検査法と期待され
ているのです。マイクロRNA は、
血液や唾液、尿などの体液に含
まれる、22塩基程度の小さなRN
A であり近年の研究で、ガン等
の疾患にともなって、患者さん
の血液中でその種類や量が変動
することが明らかとなっていま
す。他の生検が確定診断として
必要な悪性腫瘍にも応用される
ことを期待したいと思います。

退役軍人の体液を調査する。


 
 
 
 
 
 
 
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藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
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