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2020-02-22 23:39:27

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診療マル秘裏話  号外Vol.1468 平成31年4月21日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
 
目次

1)最大で約8割の人が生涯に一度は経験する頭痛
2)陣痛促進剤の不適切量使用で、胎児の脳性まひ

 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
 
1】 最大で約8割の人が生涯に一度は経験する頭痛

 
 
 
 
 
 
 
頭痛にはさまざまな種類があ
りますが、最も多いのが緊張型
頭痛です。最大で約8割の人が
生涯に一度は経験するとされ、
痛みが続くと日常生活に支障が
出ることもあります。適切な対
処法について、東京大学医学部
付属病院(東京都文京区)心療
内科の吉内一浩科長に聞きまし
た。緊張型頭痛は、くも膜下出
血や外傷などの原因がない頭痛
(一次性頭痛)で、約13~78%
が生涯に一度はかかると報告さ
れています。また、男性よりも
女性に多いとされています。

緊張型頭痛の発症の原因は、
はっきりしていません。 同じ
一次性頭痛の片頭痛と比べると
症状が軽い場合が多いため、研
究対象としてあまり注目されな
かったからではないか、と吉内
科長はみています。「緊張型頭
痛はありふれた疾患ですが、一
方で最も研究が遅れている疾患
でもあります」

緊張型頭痛では、片頭痛に特
徴的なズキンズキンとする拍動
性の痛みではなく、頭の両側を
ギューッと締め付けられるよう
な圧迫感のある痛みを感じます。
また、片頭痛のように階段の昇
り降りといった日常的な動作で
痛みが強くなったり、吐き気を
感じたりすることはありません。
緊張型頭痛は、起こる頻度が1
カ月に平均で1日未満の「稀発
反復性」と、1日以上15日未満
の「頻発反復性」、15日以上の
「慢性」の3種に分類されます。
発症の正確なメカニズムは不明
ですが、ストレスの関与も指摘
されています。また稀発反復性
と頻発反復性では、筋肉の緊張
や血管の収縮による血流の悪化
が、主な要因と考えられていま
す。一方、慢性のものには、こ
うした末梢(まっしょう)性の
要因に加え、痛みを感じやすく
なるという中枢性の要因も関与
しているということです。

頭痛に悩まされると、市販の
頭痛薬を服用する人は多いよう
です。吉内科長は「仕事や学業、
家事など日常生活に支障が出る
ような頭痛には、市販の頭痛薬
を飲むのも選択肢の一つです」
としながらも、薬を手放せない
日が続く場合には「早めに医療
機関を受診してほしい」と呼び
掛けています。何らかの疾患が
頭痛の原因となっている可能性
があるだけでなく、頭痛薬の飲
み過ぎが原因で起こる「薬物乱
用頭痛」のリスクもあるからで
す。

薬以外の治療法にはリラクセ
ーション法、認知行動療法など
があり、ストレスが強く関与す
る緊張型頭痛に有効であるとい
うことです。また、2分程度で
できる「頭痛体操」も、頭痛の
予防や痛みの軽減に一定の効果
があるとされています。正面を
向き、頭は動かさずに腕を左右
交互に振ります。吉内科長は「
ぜひ試してみてください」と話
しています。

筋緊張性頭痛と片頭痛の見分け

方について解説している動画で

す。

 
 


 
 
認知行動療法の講演を講堂で
行う。笑

 
 
 
 
 
 
 
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2】 陣痛促進剤の不適切量使用で、胎児の脳性まひ

 
 
 
 
 
 
 
2013年までの5年間にお産の
事故で脳性まひになった赤ちゃ
んのうち、約3割に陣痛促進剤
(子宮収縮薬)が使われ、最も
よく使われる薬剤だと、半数以
上のケースで、学会指針が強く
勧める適切な使用量が守られて
いませんでした。日本医療機能
評価機構が3月29日、発表しま
した。

自然に陣痛が始まらなかった
り陣痛が弱かったりした場合、
点滴やのみ薬の陣痛促進剤が使
われます。効き具合の個人差が
大きく、まれに子宮の筋肉の一
部が裂ける子宮破裂などが起こ
り、母子が危険な状態になるこ
とがあります。日本産科婦人科
学会などのガイドラインは胎児
の心拍数や陣痛の強さを連続的
に調べながら、基準量の範囲内
で促進剤を使うことを強く勧め
ています。医療機能評価機構も、
医療者向けの文書でガイドライ
ンなどを守るよう呼びかけてき
ました。

陣痛促進剤投与後、母親が急死

した事件のその後の動画です。

 
 


 
 
至急、子宮破裂の可能性を考
える。笑

 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
頭痛にはさまざまな種類があ
りますが、最も多いのが緊張型
頭痛であり、最大で約8割の人
が生涯に一度は経験するとされ、
痛みが続くと日常生活に支障が
出ることもあると言われていま
す。私が医学生時代に習ったの
は、筋緊張性頭痛とは、首の後
ろの筋肉が緊張することで起こ
る頭痛とされていました。実際、
入浴することで、筋肉の緊張が
和らぐと頭痛も軽減すると言わ
れています。また、男性よりも
女性に多い理由は、女性の方が
首回りの筋肉量が少なく頭を支
える筋肉が硬直しやするからだ
とされてきました。
2013年までの5年間にお産の
事故で脳性まひになった赤ちゃ
んのうち、約3割に陣痛促進剤
(子宮収縮薬)が使われ、最も
よく使われる薬剤だと、半数以
上のケースで、学会指針が強く
勧める適切な使用量が守られて
いなかったというのは由々しき
事態であると思います。 特に
産科領域で薬剤の量が守られな
いと母子ともに危険になる可能
性が高くなるからです。自然に
陣痛が始まらなかったり陣痛が
弱かったりした場合、点滴やの
み薬の陣痛促進剤が使われ、効
き具合の個人差が大きく、まれ
に、子宮の筋肉の一部が裂ける
子宮破裂などが起こり、母子が
危険な状態になるそうですから、
学会指針が強く勧める、適切な
使用量を厳守して頂きたいと思
います。

私信の中で、私心と指針を明
かす。笑

 
 
 
 
 
 
 
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