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2020-02-20 23:37:41

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診療マル秘裏話  号外Vol.1466 平成31年4月19日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
 
目次

1)外国人を受け入れた国内の病院の2割で未収金
2)新薬が、汎発性膿疱性乾癬の症状を迅速に改善

 
 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
 
1】 外国人を受け入れた国内の病院の2割で未収金

 
 
 
 
 
 
 
2018年10月に旅行や医療目的
で訪日したり在留したりしてい
る外国人を受け入れた、国内の
病院は全体のほぼ半数で、この
うち2割弱の病院で外国人から
の未収金が発生していたことが
3月27日、厚生労働省の調査で
分かりました。
外国人旅行者は2020年の東京
五輪・パラリンピック等で増加
する見通しですが、日本語での
意思疎通が困難だったり、医療
費が全額自費になったりする外
国人も多いとされています。厚
労省はトラブル防止のため、医
療機関に外国人向けの通訳や医
療費提示、キャッシュレス決済
対応などの体制整備を促す方針
です。
調査は昨年10月の1カ月間に
ついて全国の全8417病院を対象
に実施しました。47.3%の3980
病院が回答しました。
回答した病院のうち、外国人
患者さんの受け入れ実績があっ
たのは49.4%の1965病院でした。
10人以下が1062病院、11~50人
が517病院と多かったのです
が、1000人以上も10病院あり、
最多は6631人でした。
外国人に診療費を請求してか
ら1カ月たっても全額の支払い
が完了していない「未収金」を
経験していたのは受け入れ実績
のあった病院の18.9%に当たる
372病院でした。これらの1
病院当たり平均の発生件数は8.
5 件、総額は約42万3000円。1
00万円を超えたのは21病院で、
最高は約1423万円に達しました。
未収金総額の内訳は、在留外国
人が約6割、旅行者が約4割で
した。

このニュースのニュース動画で

す。

 
 


 
 
怪盗ルパンが質問状に回答し
た。笑

 
 
 
 
 
 
 
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2】 新薬が、汎発性膿疱性乾癬の症状を迅速に改善

 
 
 
 
 
 
日本ベーリンガーインゲルハ
イム株式会社は3月12日、同社
が開発中の新規化合物「BI 655
130 」を単体投与することによ
り、希少難治性の乾癬である汎
発性膿疱性乾癬(GPP )の症状
を迅速に改善したことを示す、
第1相臨床試験のデータを公表
しました。同データは、「ニュ
ーイングランド・ジャーナル・
オブ・メディスン(NEJM)」に
掲載されたもの。また、2019年
3月にワシントンDCで開催され
た米国皮膚科学会(AAD )の年
次総会でも発表されています。

BI 655130 は、免疫系の中で
多くの炎症性疾患に関与してい
る可能性があるインターロイキ
ン36の受容体(IL-36R)の作用
を阻害するモノクロナール抗体
です。現在、臨床開発段階で、
医薬品として製造販売承認され
ておらず、その安全性と有効性
はまだ確立されていません。

希少難治性の皮膚疾患である
GPP は、一般的な尋常性乾癬と
は異なる慢性疾患です。肌が赤
くなり、非感染性の膿が溜まっ
た水疱(膿疱)が多数発生し、
全身の広範囲に及びます。また、
突然の発熱、寒気、痛みを伴う
皮膚病変が起こります。さらに、
致死的な臓器不全や感染性合併
症を伴う可能性があるため、医
療上緊急の処置が必要とされて
います。しかし、同疾患に対し
て利用可能な治療選択肢はごく
限られており、それらも有効性
や持続性が不十分です。そのた
め、迅速かつ強力で有効性が持
続する新しい治療オプションの
開発が必要とされています。

今回発表された臨床データで
は、BI 655130 によって中等症
から重症の汎発性膿疱性乾癬の
患者で急性期症状を示す患者さ
ん7人の症状の改善が示されま
した。すなわち、20週間にわた
る第1相臨床試験において、単
回投与後1週目以内の時点で7
人中5人の患者さんで皮膚症状
の改善を認め、4週目以降では
すべての患者さんにおいて皮膚
症状が改善したということです。
皮膚症状の平均的改善は、4週
目の時点で80%に近く、試験終
了時(20週目)まで維持されま
した。

今回の試験は、新規治療アプ
ローチ候補として長く待ち望ま
れていたIL-36 作用阻害の肯定
的効果に関する臨床データをも
たらしたものです。BI 655130
を1回投与するだけで患者さん
に短期間で改善が見られたこと
は、GPP に対する将来の大きな
治療可能性を示すものとして、
今後の開発に期待が寄せられま
す。さらに同剤は、現在、複数
の炎症性疾患の治療薬として研
究が進められており、皮膚疾患
である掌蹠膿疱症、腸を冒す炎
症性疾患である潰瘍性大腸炎な
ど、他の免疫関連疾患を対象と
する試験も進行中という事です。

汎発性膿疱性乾癬の症状と治療

について解説している動画です。

 
 
 


 
 
信仰の対象の神殿の修復作業
が進行中。笑

 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
2018年10月に旅行や医療目的
で訪日したり在留したりしてい
る外国人を受け入れた、国内の
病院は全体のほぼ半数で、この
うち2割弱の病院で外国人から
の未収金が発生していたことが
明らかになったのは本当に残念
なことです。金を払わずに医療
を受けるというのは、犯罪だと
思います。このような外国人に
よる犯罪を野放しにしておくと
これから先、外国人労働者の受
け入れが大量になると、もっと
トラブルが増える可能性が高い
と考えられます。中国や韓国等
の自国が悲惨な経済状況の国か
ら逃亡するために、密航する人
も増えるかもしれません。将来
を見据えた、医療機関の対策を
厚生労働省に打ち出して頂く事
を切に願う次第です。
日本ベーリンガーインゲルハ
イム株式会社は3月12日、同社
が開発中の新規化合物「BI 655
130 」を単体投与することによ
り、希少難治性の乾癬である汎
発性膿疱性乾癬(GPP )の症状
を迅速に改善したことを発表し
たのは素晴らしい業績です。そ
れ程の切れ味の薬であれば、副
作用さえなければ、早期の承認
をして頂きたいと思います。そ
れと同時に、炎症性腸疾患でも
臨床試験が進行中ということで
すので、難治性皮膚疾患と炎症
性腸疾患は、表裏一体と言う事
ができるでしょう。もともと腸
と皮膚は、母親の胎内にいる時
は外胚葉という同じ細胞であっ
た訳ですから、当然と言えば、
当然と言えると私は考えていま
す。

新規化合物で診療を心機一転
する。笑

 
 
 
 
 
 
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