最近の号外Vol.1452メルマガ

  1. Home
  2. 最近の号外Vol.1452メルマガ

2020-02-03 23:11:26

カテゴリー:ブログ



藤田のブログランキングアップにご協力お願いします。
以下のバナーをぽちっとクリックお願いします。


病院・診療所ランキング

 

診療マル秘裏話  号外Vol.1452 平成31年4月2日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
 
目次

1)健康管理機能に重点を置く腕時計型多機能端末
2)日本で開発,アタマジラミ症治療薬のイベルメクチン外用剤

 
 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
 
1】 健康管理機能に重点を置く腕時計型多機能端末

 
 
 
 
 
 
 
健康管理機能に重点を置いた
腕時計型の多機能端末(スマー
トウオッチ)が米国で続々とお
目見えしています。運動や睡眠
の記録だけでなく、身体の異常
を早期に発見できる製品も登場
しました。健康意識の高まりで
市場は拡大しており、開発競争
が激化しそうです。
米調査会社ストラテジー・ア
ナリティクスによると、2018年
のスマートウオッチの世界出荷
台数は、4500万台と前年比54%
増加しました。市場シェアでは
米アップル(50.0%)が首位を
独走し、米新興企業フィットビ
ット(12.2%)と韓国サムスン
電子(11.8%)が追っています。
アップルは昨年9月に第4世
代の「アップルウオッチ」を発
売しました。心拍数の異常を知
らせるほか、米国では心電図を
記録する機能を備えており「利
用者の健康を賢く守る」とアピ
ールしています。
これに対し、サムスンは血圧
測定ができる「ギャラクシーウ
オッチ・アクティブ」を3月8日
に米国で投入しました。一方、
フィットビットも、健康管理に
特化した廉価版「フィットビッ
ト・バーサ・ライトエディショ
ン」の予約の受け付けを始めま
した。米国での価格は約160
ドル(日本では2万5290円)と、
サムスン製品に比べて40ドル低
く抑えており、手頃さを売りに
シェア拡大を狙っています。

最新のスマートウォッチの紹介

動画です。

 
 


 
 
 
特価品に特化したチラシ。笑

 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
 
 
2】 日本で開発,アタマジラミ症治療薬のイベルメクチン外用剤

 
 
 
 
 
 
 
科研製薬は2月28日、アーバ
ー社がアタマジラミ症治療薬と
して米国で販売するイベルメク
チン0.5%外用剤(米国販売名「
Sklice Lotion」 )を、日本で
開発、事業化する契約を締結し
たと発表しました。同剤につい
ては、日本皮膚科学会などから
開発要望されていたものです。
厚労省の「医療上の必要性が高
い未承認薬・適応外薬検討会議」
での検討を経て開発企業の公募
がなされ、科研が開発を申し出
ていた。開発計画は今後検討し
ます。

日本皮膚科学会等からの要望
によると、アタマジラミ症は年
間約83万世帯と推定されます。
科研の発表資料によると、近年、
沖縄県を中心に既存薬剤に抵抗
性を示すケースが問題となり、
同剤の開発が要望された。同剤
はローション剤です。

科研は「開発企業が公募され
た経緯に鑑み、一日も早い上市
に向けて遅滞なく開発を進めた
い」としている。同社は、アー
バー社に対して契約一時金を支
払うとともに、開発及び販売マ
イルストン、ロイヤルティを支
払う。

イベルメクチンは駆虫剤で、
国内では腸管糞線虫症、疥癬の
治療薬ストロメクトール錠(製
造販売元:MSD、販売:マルホ)
が承認されています。2015年ノ
ーベル生理学・医学賞受賞の大
村智先生が開発した薬剤です。

イベルメクチンについて解説し

ている動画です。

 
 


 
 
経緯を話して、敬意が大きく
なる。笑

 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
 
 
編集後記

 
 
健康管理機能に重点を置いた
腕時計型の多機能端末(スマー
トウオッチ)が米国で続々とお
目見えしていているのは喜ばし
いことです。多機能端末の中に
は、心拍数の異常を知らせる他、
米国では心電図を記録する機能
を備えているものもあるなど、
高性能化が進んでいるようです。
日本でもこのような腕時計型の
多機能端末を使った、近鉄沿線
の住民の健康管理の試みなどが
知られています。ただ高性能化
が進むについて、高齢者では、
自分で操作できる人が少なくな
り、それでは、意味が無いので
はないかという意見もあります。
ただ、健康に寄与するという点
で、利用者に寄り添った製品に
して頂きたいと思います。
アーバー社がアタマジラミ症
治療薬として米国で販売するイ
ベルメクチン0.5%外用剤(米国
販売名「Sklice Lotion」 )を、
日本で開発、事業化する契約を
締結したと発表したのは喜ぶべ
き事です。 イベルメクチンは、
2015年ノーベル生理学・医学賞
受賞の大村智先生が、開発した
薬剤で当クリニックでは内服薬
を疥癬の治療で使っています。
日本皮膚科学会等からの要望に
よると、アタマジラミ症は年間
約83万世帯と推定されていて、
科研の発表資料によると、近年、
沖縄県を中心に既存薬剤に抵抗
性を示すケースが問題となり、
同剤の開発が要望されたという
ことですから、シラミやダニの
治療の決定的な薬剤は、これに
限ると改めて思い知らされまし
た。

年鑑を読んで年間の利用者数
を推定する。笑

 
 
 
 
 
 
 
************************

このメールマガジンは以下の配信システムを利用して
発行しています。
解除の手続きは下記ページよりお願い致します。
「まぐまぐ」www.mag2.com/m/0000121810.html
(イジニイワト)

発行者名  医療法人永徳会 皿沼クリニック院長
藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
運営サイト www.eitokukaisalanuma.or.jp/ ご意見・ご感想・励ましのお便りお待ちしております。
sara2162@atlas.plala.or.jp このマガジンの掲載記事を無断で転載・使用すること
を禁じます。

このエントリーをはてなブックマークに追加 
 

コメント

コメント

コメントがありません。お気軽にどうぞ。