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2020-01-09 23:30:44

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診療マル秘裏話  号外Vol.1430 平成31年3月8日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
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目次

1)JTは世界初外用JAK 阻害剤の製造販売承認申請
2)大阪府は,「医療通訳コールセンター」を新年度に発足

 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
 
1】 JTは世界初外用JAK 阻害剤の製造販売承認申請

 
 
 
 
 
 
 
日本たばこ産業株式会社(JT)
および鳥居薬品株式会社は1月
31日、ヤヌスキナーゼ(JAK )
阻害剤「JTE-052 」(一般名:
デルゴシチニブ)の軟膏剤につ
いて、アトピー性皮膚炎を適応
症として、JTが日本国内におけ
る製造販売承認申請を行ったと
発表しました。

デルゴシチニブ軟膏は、細胞
内の免疫活性化シグナル伝達に
重要な役割を果たすJAK の働き
を阻害し免疫反応の過剰な活性
化を抑制することで、自己免疫・
アレルギー性疾患を改善する事
が期待される、世界初の外用JA
K 阻害剤です。国内で実施した
16歳以上のアトピー性皮膚炎患
者さんを対象とした第3相臨床
試験において有効性の主要評価
項目である投与開始日を基準と
した最終評価時のmEASI スコア
の変化率について、プラセボに
対するデルゴシチニブ軟膏の優
越性が確認されるとともに長期
投与時における安全性について
も確認されました。

デルゴシチニブ軟膏は、JTが
創製し、2016年10月28日付けで
鳥居薬品と日本国内における共
同開発および販売に関する契約
を締結し、共同で開発を進めて
きました。国内製造販売承認取
得後は、同契約に基づき、鳥居
薬品が販売を行うという事です。

なお、デルゴシチニブ軟膏に
ついては現在、2歳以上の小児
アトピー性皮膚炎患者さんを対
象とした国内第3相臨床試験を
実施しています。

ヤヌスキナーゼ(JAK )阻害剤

について解説している動画です。

 
 


 
 
鳥井さんが鳥居薬品を訪れて
サントリーのウヰスキーを飲む。


 
 
 
 
 
 
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2】 大阪府は,「医療通訳コールセンター」を新年度に発足

 
 
 
 
 
 
大阪府は病院と外国人の救急
患者との意思疎通を支援する「
医療通訳コールセンター」を新
年度に発足させます。外国人の
急患が病院側とうまくコミュニ
ケーションがとれず、トラブル
になるケースが増えており、24
時間対応可能な医療通訳を待機
させて病院側をサポートします。
4月から始まる外国人労働者の
受け入れ拡大にも備えます。

府を訪れた外国人観光客は、
2013年の263万人から2017年
に1110万人に急増しています。
府の外国人患者の受け入れ実態
調査によると、2017年度に府内
の病院の6割が救急搬送を含む
外国人患者を受け入れ、約1万
5000人(速報値)が受診しまし
た。受け入れ時に多いトラブル
の理由(複数回答)は「言語・
コミュニケーション」(39.2%)、
「医療費などの未払いの発生」
(18.6%)などが多かったとい
うことです。

大阪医療センター(大阪市)
の関本貢嗣副院長は「一晩に3、
4人の外国人急患が訪れると、
対応が追いつかないこともある。
文化や保険制度の違いが原因と
なることが多い」と指摘してい
ます。

府が新設するコールセンター
では、医療関連の用語に精通し
た通訳が、英語、中国語、韓国
語、スペイン語、ポルトガル語
の5か国語で24時間、病院側の
問い合わせに電話で対応します。

金銭トラブルや」外国の保険
会社への請求等への対応を医療
機関に助言する相談窓口も新設
予定です。府は関連経費計約18
00万円を新年度予算案に計上す
る方針です。

医療電話通訳の実際例について

提示している動画です。

 
 


 
 
刑場で見慣れぬ形状の刑具を
見て、予算に計上されているか
を調査した。笑

 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
日本たばこ産業株式会社(JT)
および鳥居薬品株式会社は1月
31日、ヤヌスキナーゼ(JAK )
阻害剤「JTE-052 」(一般名:
デルゴシチニブ)の軟膏剤につ
いて、アトピー性皮膚炎を適応
症として、JTが日本国内におけ
る製造販売承認申請を行ったと
発表したのは喜ばしいことです。
経口投与のヤヌスキナーゼ(JA
K )阻害剤のゼルヤンツのよう
な薬剤では、添付文書に「本剤
投与により、結核、肺炎、敗血
症、ウイルス感染等による重篤
な感染症の新たな発現もしくは
悪化等が報告されており、本剤
との関連性は明らかではないが、
悪性腫瘍の発現も報告されてい
る。 本剤が疾病を完治させる
薬剤でないことも含め、これら
の情報を患者に十分説明し患者
が理解したことを確認した上で、
治療上の有益性が危険性を上回
ると判断される場合にのみ投与
すること。…以下略」と書かれ
ているのでこれらの懸念が塗布
薬であることで払拭されたもの
と解釈したいと思います。
大阪府は病院と外国人の救急
患者との意思疎通を支援する「
医療通訳コールセンター」を新
年度に発足させることは素晴ら
しいことです。急患でなくとも
トラブルになることは、多々あ
ります。当クリニックに、旧ソ
連の某国出身の女性患者さんが
来院され、「皮膚の症状があり、
悪性腫瘍が疑われるようなので
生検して欲しい」と言われた事
があります。「悪性腫瘍かどう
かは、良く調べてから医師が考
えるので、いきなり生検はでき
ません」とお断りした所、自分
の要求が通らないので、診察室
に居座って、嫌がらせ行為を始
めました。スタッフがやんわり
と別の医療機関にかかるように
諭しても。頑としていう事を聞
かず、「私はドクターと話しを
しています。あなたはドクター
ですか?ドクターでないなら、
黙っていて下さい」と言い放ち
無意味な会話を続けて、居座ろ
うとするのです。私は「お国の
大使館を訪ねて、お国から留学
に来られている医師がいるはず
だから、大使とその医師と三者
で良く相談して下さい」と申し
上げて退室して頂きました。こ
のような時に意思疎通を支援す
る「医療通訳コールセンター」
があったら、どんなに良かった
かと思いました。

退室して体質にあった食事を
考える。笑

 
 
 
 
 
 
 
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