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2020-01-02 22:30:08

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診療マル秘裏話  号外Vol.1424 平成31年3月1日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
 
目次

1)特発性肺線維症核酸医薬品,オーファンドラッグの指定
2)超音波発信機で,血管内カテーテル先端位置検出技術

 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
 
1】 特発性肺線維症核酸医薬品,オーファンドラッグの指定

 
 
 
 
 
 
 
東レとボナック(福岡県久留
米市)は2月4日、米国で東レが
特発性肺線維症(IPF)患者
さんを対象に第1相臨床試験(
P1)を実施中の核酸医薬品「
TRK-250」(開発コード)
について、ボナックが米食品医
薬品局(FDA)からIPFを
適応とするオーファンドラッグ
(希少疾病用医薬品)の指定を
受けたと発表しました。米国で
7年間の排他的先発販売権が付
与されるほか、臨床研究費用の
税額控除、申請費用の一部免除
などの優遇措置が受けられます。

IPFは不可逆的に肺の線維
化が進行し予測できない多様な
臨床経過をたどる予後不良の疾
患です。新薬の開発が求められ
ており、東レとボナックは2020
年代後半の上市を目指して取り
組みを進めています。

特発性間質性肺炎について解説

している動画です。

 
 


 
 
 
上司が薬の上市を推進する。


 
 
 
 
 
 
 
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2】 超音波発信機で,血管内カテーテル先端位置検出技術

 
 
 
 
 
 
 
日立製作所は2月5日、小型の
超音波発信機を用いて血管内の
カテーテル先端位置を検出する
基礎技術を開発したと発表しま
した。カテーテルの先端に小型
の超音波発信機を取り付け、超
音波診断装置(エコー)でその
位置をリアルタイムに検出しま
す。現在のカテーテル治療はX
線造影によって、病変と先端の
位置をモニターしながら行うこ
とが主流となっていますが、今
回の技術を使えばX線では検出
が難しかった病変にも、対応が
容易となります。 治療時間の
短縮と低被ばく化が期待されま
す。

治療用の細径ガイドワイヤー
先端に取り付け可能な小型の超
音波発信機は、超音波を広角方
向に発生させることでエコーに
よる位置検出を容易にしました。
ガイドワイヤー先端部がエコー
の撮影可能範囲外にある場合で
も、その位置を提示できる技術
も開発しました。 大阪大学の
協力の下でイヌの腹部大動脈を
対象に開発技術を検証した結果、
カテーテル先端位置を良好に検
出できることを確認しました。

日立は今後、動脈硬化や糖尿
病等による下肢血管疾患を対象
として、現場の医師や医療機関
のほか、カテーテルを扱う医療
機器メーカー等と連携して研究
を進める方針です。患者負担の
少ないカテーテル治療の実現に
つなげていく予定です。

下肢閉塞性動脈硬化症について

解説している動画です。

 
 


 
 
医療機器メーカーの経営が、
危機的状況に陥る。    笑

 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
東レとボナック(福岡県久留
米市)は2月4日、米国で東レが
特発性肺線維症(IPF)患者
さんを対象に第1相臨床試験(
P1)を実施中の核酸医薬品「
TRK-250」(開発コード)
について、ボナックが米食品医
薬品局(FDA)からIPFを
適応とするオーファンドラッグ
(希少疾病用医薬品)の指定を
受けたと発表したのは、素晴ら
しい業績です。米国で7年間の
排他的先発販売権が付与される
ほか、臨床研究費用の税額控除、
申請費用の一部免除などの優遇
措置が受けられる点も、米国の
患者さんの優れた薬剤による、
治療を受けたいという意欲がひ
しひしと感じられます。米国で
特発性肺線維症のような難病に
かかり、有効な治療法がなけれ
ば、宗教(キリスト教が多い)
者を紹介されるそうですから、
宗教者を紹介される前に、あら
ゆる新薬を試して見たいという
患者さんの意欲があるからこそ
このような優遇措置がとられて
いるのだと思います。
日立製作所が2月5日、小型の
超音波発信機を用いて血管内の
カテーテル先端位置を検出する
基礎技術を開発したと発表した
のは、偉大な業績です。カテー
テルの先端に小型の超音波発信
機を取り付け、超音波診断装置
(エコー)でその位置をリアル
タイムに、検出するなんて中々
考えつかない発想だと思います。
現在のカテーテル治療は、X線
造影によって病変と先端の位置
をモニターしながら行うことが
主流となっていますが、今回の
技術を使えばX線では検出が難
しかった病変にも、対応が容易
となるのは素晴らしいことです。
治療時間の短縮と低被ばく化が
期待され、被ばくの量を気にし
ながら、心カテを行うなどとい
うのは、昔の話ということにな
るのかもしれません。 X線を
発見したキューリー夫人ですら、
被ばくによる障害を抱えていた
訳ですから、X線の障害を考え
なくても良いことは、本当に、
喜ばしいことと言えましょう・

容易に用意が良いことが推測
される。笑

 
 
 
 
 
 
 
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