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2019-12-27 00:49:57

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診療マル秘裏話  号外Vol.1418 平成31年2月22日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
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目次

1)認知症と腸内の細菌の状態に関連性ありと判明
2)運動や脳トレで高齢者の認知症や活力低下の予防

 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
 
1】 認知症と腸内の細菌の状態に関連性ありと判明

 
 
 
 
 
 
 
認知症と腸内の細菌の状態に
関連があることが分かったと、
国立長寿医療研究センターなど
のチームが1月30日、英科学誌
電子版に発表しました。海外で
は同様の研究がありますが、日
本人を対象にした論文は初めて
ということです。 腸内細菌の
状態が認知症の要因になるかは
確認できておらず、チームは、
今後検証するそうです。
チームは、2016年3月~2017
年3月に記憶力低下などで同セ
ンターもの忘れ外来を受診した
人のうち、研究への参加に同意
した69~81歳の128人を調べ
ました。34人は認知症、94人は
認知症でないと診断されました。
全員の便を採取し、腸内細菌の
特徴でタイプ分けしました。
認知症でない人は常在細菌を
多く含むタイプが42人と多く、
認知症の人は種類の分からない
細菌が多いタイプが29人に上り
ました。
年齢や、性別の影響を除いて
解析したところ、常在細菌の多
いタイプの認知症リスクは他の
タイプの10分の1、種類不明の
細菌が多いタイプのリスクは他
の18倍と判明しました。

腸内細菌叢の様々な疾患に影響

することを研究している研究室

を紹介している動画です。

 
 


 
 
 
常在細菌叢が抗生物質の錠剤
で破壊される。      笑

 
 
 
 
 
 
 
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2】 運動や脳トレで高齢者の認知症や活力低下の予防

 
 
 
 
 
 
 
運動や脳のトレーニングを楽
しんでもらいながら、高齢者の
認知症や活力低下の予防を目指
す研究が1月下旬、茨城県牛久
市で始まりました。企業と研究
者が連携し、筋肉を鍛える、ク
イズに答えるなどのメニューを
用意しました。高齢者が好みの
メニューを選んで積極的に参加
できるように工夫しました。

「『人生をカッコよく』プロ
ジェクト」と銘打った研究は、
認知症対策の普及を図る企業「
知の啓発社」(茨城県)が厚生
労働省の補助金を受けて主導し
ました。ネスレ日本(兵庫県)、
ニッセイ情報テクノロジー(東
京都)など6社が協力し、朝田
隆・東京医科歯科大学特任教授
が監修しています。

近年の研究で、運動は筋力や
体力の低下を防ぎ、さらに認知
症発症のリスクを下げることが
分かってきました。脳トレーニ
ングも認知機能の低下を抑えら
れると期待されています。ただ、
健康教室で、単一のメニューが
用意されても、楽しめなければ
高齢者は参加しなくなるという
課題があります。

今回、画面に映る講師の動き
に合わせて高齢者がかかと上げ
などの運動をする、タブレット
端末で間違い探しや条件に合う
図形の選択のゲームをするなど、
計11種のメニューを研究チーム
は提供しています。いずれも10
~30分ほどででき、市内の集会
所で実施してもらいます。参加
回数に応じてポイントがたまり、
ポイントに応じてプレゼントが
得られます。対象は牛久小学校
周辺の約5000戸です。研究
チームは3月下旬までの2か月
間で、高齢者計300人の参加
を見込んでいます。各メニュー
への参加状況や利用のしやすさ
を調べるほか、参加した個人の
利用データを蓄積し、認知機能
や筋力の改善具合も分析します。

研究の説明会が開かれた1月
28日、高齢者たちがタブレット
端末を手に取りクイズを体験し
ました。市内の女性(74)は「
面白い内容だった。こまめに参
加し、認知症を防げるようにし
たい」と話していました。

研究チームは集会所に、認知
症が心配な人やその家族を対象
に、支援団体が相談に乗る部屋
も設けます。希望に応じて医療
機関や地域包括支援センターを
紹介し、認知症の早期発見や支
援開始につなげたい考えです。

認知症予防となる脳トレを紹介

している動画です。

 
 


 
 
劇団の試演を資金を費やして
支援する。        笑

 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
認知症と腸内の細菌の状態に
関連があることが分かったと英
科学誌に発表したのは素晴らし
い業績です。海外で同様の研究
がなされているとのことですが、
問題は、日本で認知症が増加し
ていることなので日本人で解析
したのは、非常に有意義なこと
であると認識しています。年齢
や、性別の影響を除いて解析し
たところ、常在細菌の多いタイ
プの認知症リスクは他のタイプ
の10分の1、種類不明の細菌が
多いタイプのリスクは他の18倍
と判明したのは興味深い結果と
言えるでしょう。腸内細菌叢に
依って、ここまで変わるのかと
非常にビックリすると同時に、
腸内細菌叢が常在菌であること
の大事さを認識しました。
運動や脳のトレーニングを楽
しんでもらいながら、高齢者の
認知症や活力低下の予防を目指
す研究が1月下旬、茨城県牛久
市で始まったのは画期的な試み
だと思います。企業と研究者が
連携し、筋肉を鍛える、クイズ
に答えるなどのメニューを用意
したということですが、予防と
言うことだとまず歩行ができる
ようにしてあげなければ、難し
いと考えます。それにはステッ
プバランストレーナー等の機械
を使うことが有効だし、自分史
ノートを書いて、回想法による
予防を取り入れることも効率的
だと思います。他には、アロマ
テラピー、ケアートランポリン
を使ったやり方も効果的を思わ
れます。

階層別に改装して、昔の建物
を回想する。       笑

 
 
 
 
 
 
 
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藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
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