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2019-12-10 23:38:49

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診療マル秘裏話  号外Vol.1405 平成31年2月7日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
 
目次

1)PM2.5濃度は、地下鉄駅構内で最大で地上の5倍
2)iPS細胞からインスリン産生細胞作製,再生医療に使用

 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
 
1】 PM2.5濃度は、地下鉄駅構内で最大で地上の5倍

 
 
 
 
 
 
 
ぜんそくなどの原因となる微
小粒子状物質(PM2.5 )の濃度
を地下鉄の駅構内で調べたとこ
ろ、地上に比べて最大で5倍だ
ったとの調査結果を、慶応大等
の研究チームがまとめました。
地下鉄が駅に停車する際のブレ
ーキ等で金属の微小粒子が発生
した可能性があるといい、日本
の専門誌「大気環境学会誌」に
論文が掲載されました。

奥田知明・慶大准教授(環境
化学)らの研究チームは、昨年
7月、横浜市内の地下鉄駅構内
に測定機器を置き、午前5時か
ら、午後8時までのPM2.5濃度の
変化を調べました。その結果、
濃度は始発電車が到着した頃か
ら上がり始め、午前8~10時
頃の通勤時間帯には大気1立方
メートルあたり100マイクロ・
グラムを超えました。同じ時間
帯に屋外で測った濃度の約5倍
でした。

粒子の成分を詳しく分析した
ところ、鉄の濃度が屋外の約2
30倍だったほか、チタンや銅、
亜鉛などの金属類の濃度が高い
傾向にありました。研究チーム
は、ブレーキや車輪とレールの
摩擦によって鉄などの微小粒子
が発生したとみています。奥田
准教授は「他の駅でも濃度が高
い可能性があり、調査の規模を
広げる必要がある」と話してい
ます。

このニュースのニュース動画で

す。

 
 


 
 
地価が低い所の地下を開発す
る。笑

 
 
 
 
 
 
 
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2】 iPS細胞からインスリン産生細胞作製,再生医療に使用

 
 
 
 
 
 
 
第一三共株式会社、三菱UFJ
キャピタル株式会社、東京工業
大学は1月10日、iPS細胞からイ
ンスリン産生細胞を作製し再生
医療・細胞治療への活用を目指
すオープンイノベーション研究
を開始すると発表しました。

これまでの研究により、東京
工業大学生命理工学院の粂・白
木研究室が、開発したヒトiPS
細胞から膵β(すいベータ)細
胞(インスリンを分泌する膵臓
にある細胞)を高率に作製する
方法と、第一三共の技術を融合
させることで、生体内の膵β細
胞に近いiPS 細胞由来インスリ
ン産生細胞が作製可能である事
が見出されていました。今回の
研究ではiPS 細胞由来のインス
リン産生細胞のさらなる性能の
向上および作製法の改良を行い、
従来のインスリン治療では血糖
コントロールが困難でアンメッ
トメディカルニーズが高い、重
症1型糖尿病に対する革新的な
治療法として、実用化に向けた
検討を進めるということです。

1型糖尿病は、インスリンを
産生する膵臓のβ細胞が何らか
の原因で破壊されることで発症
します。1型糖尿病では、治療
にインスリン製剤を使用します
が、一部の患者さんでは、内因
性インスリン分泌能が、著しく
低下しているために、十分な血
糖コントロールが達成できず、
重症低血糖発作を繰り返すこと
で、QOL の低下や生命予後の悪
化につながる恐れがあります。
そのような場合には、膵島移植
が効果的な治療法とされていま
すが、ドナー不足が問題となっ
ており、新たな治療法が望まれ
ています。

豚の膵島移植で糖尿病の改善が

見られたという動画です。

 
 


 
 
拳闘の試合で健闘することを
検討する。笑

 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
ぜんそくなどの原因となる微
小粒子状物質(PM2.5 )の濃度
を地下鉄の駅構内で調べたとこ
ろ、地上に比べて最大で5倍だ
ったとの調査結果を、慶応大等
の研究チームがまとめたのは、
由々しき結果と言えましょう。
地下鉄は、健康に被害を与えな
いというのが一般常識として、
根付いているので、一寸意外だ
ったという印象を持つ人が多い
のではないでしょうか?こうし
た結果が得られると例えば、核
攻撃のシェルターとして地下街
や地下鉄は、本当に安全なのか
と疑ってしまいます。地下鉄が
駅に停車する際のブレーキ等で
金属の微小粒子が発生した可能
性があるということですから、
地下鉄が動いている限りはPM2.
5 の濃度は非常に高くなるとみ
て間違いないと思われます。
iPS細胞からインスリン産生
細胞を作製し、再生医療・細胞
治療への活用を目指すオープン
イノベーション研究を開始する
と発表したのは、喜ばしいこと
です。1型糖尿病はインスリン
を産生する膵臓のβ細胞が何ら
かの原因で破壊される事で発症
し、治療に、インスリン製剤の
使用が不可欠ですが、一部の患
者さんでは、内因性インスリン
分泌能が、著しく低下している
ために、十分な血糖コントロー
ルが達成できず重症低血糖発作
を繰り返すことで、QOL の低下
や生命予後の悪化につながる恐
れがあるということで、その様
な場合、膵島移植が、効果的な
治療法とされています。が、し
かしドナー不足が問題となって
おり、今回のようなiPS 細胞を
使った、再生医療が脚光を浴び
るということになるのでしょう。

懐紙を振って開始の合図とす
る。笑

 
 
 
 
 
 
 
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