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2019-11-23 00:20:52

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診療マル秘裏話  号外Vol.1389 平成31年1月19日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
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目次

1)乾癬は慢性の皮膚疾患でうつる心配はいらない
2)産婦人科(産科)のある病院が27年連続で減少

 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
 
1】 乾癬は慢性の皮膚疾患でうつる心配はいらない

 
 
 
 
 
 
 
皮膚の表面が赤く盛り上がり、
カサカサに乾いたり、ボロボロ
と剥がれ落ちたりする乾癬(か
んせん)。慢性の皮膚疾患で、
日本には、30万~40万人の患者
さんがいるとされています。う
つる病気と思われやすいのです
が、東京慈恵会医科大学(東京
都港区)皮膚科学講座の梅沢慶
紀教授は「免疫系の異常による
病気で、うつる心配はありませ
ん」と話しています。

人間の皮膚は、古い細胞があ
かとなって剥がれ落ち、新しい
細胞に生まれ変わる「ターンオ
ーバー」を繰り返しています。
そのサイクルは通常1カ月程度
ですが、乾癬では、皮膚の代謝
を促進する物質「サイトカイン」
が皮膚の一部分で過剰に分泌さ
れ、サイクルが極端に短くなっ
てしまいます。こうして細胞の
活動が過剰となり、皮膚の表面
が盛り上がったり、剥がれ落ち
たりします。

遺伝が原因の一つとされます
が、それだけでは発症しません。
「免疫系の異常が、表れやすい
体質に加え、喫煙や肥満、ある
いは薬剤などの環境的な要因が
あって初めて症状が表れます」
と梅沢教授は言っています。全
身のどこにでも生じるが、特に
出やすいのは頭や肘、膝、腰な
ど皮膚がこすれやすい場所です。
特に皮膚が乾燥する冬は症状が
悪化しやすいとされています。

うつる病気ではないのに「カ
ンセン」という言葉が持つイメ
ージが誤解を招いているという
ことです。「それが患者さんの
大きな心の負担になっています。
乾癬は決してうつらないという
正しい理解が周囲にも必要です」

乾癬の主な治療法は四つあり
ます。中心となるのが塗り薬で、
必要に応じて患部に紫外線を当
てる光線療法や、飲み薬、注射
療法を組み合わせます。治療が
難しいと思われてきましたが、
最近では新薬の登場で皮膚症状
がほとんどない状態を長く保て
るようになってきました。梅沢
教授は、「わたしの経験では、
漫然と治療を続けなければなら
ない患者さんは少数派で、治療
後も良好な状態を保つ人は大勢
います」と話しています。

重要なのは、環境因子が何か
を突き止め、取り除くことです。
肥満であれば減量し、喫煙者な
らたばこをやめるというように、
生活改善を治療とともに行う事
で初めて効果が表れます。

梅沢教授は「患者さんの多く
は見た目を気にしますが、きち
んと治療すれば症状は治まり、
生活の質は向上します。軽症で
あっても塗り薬だけで十分と考
えず、皮膚科医とよく相談し自
分に合う治療法を探しましょう」
とアドバイスしています。

軍隊が装弾につき相談する。


 
 
 
 
 
 
 
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2】 産婦人科(産科)のある病院が27年連続で減少

 
 
 
 
 
 
 
産婦人科(産科)のある病院
が27年連続で減少したことが、
厚生労働省が12月27日、発表し
た2017年の調査で分かりました。

小児科も24年連続の減少とな
りました。厚労省は「出生数の
減少や時間外勤務の多さが影響
している」と分析しています。

調査によると、同年10月時点
で全国の病院数は8412施設(前
年比30減)、診療所は10万1471
施設(同58減)でした。このう
ち産婦人科や産科がある病院は
1313病院で前年より19減り、小
児科は2592病院で同26減ってい
ました。

傘下に、産科の診療所がある
病院。          笑

 
 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
皮膚の表面が赤く盛り上がり、
カサカサに乾いたり、ボロボロ
と剥がれ落ちたりする乾癬(か
んせん)という病気は、「慢性
の皮膚疾患で、日本には、30万
~40万人の患者さんがいるとさ
れているということですが私の
印象では、西洋風の食事をされ
ている方に、多い気がします。
乾癬では、皮膚の代謝を促進す
る物質「サイトカイン」が皮膚
の一部分で過剰に分泌され、サ
イクルが極端に短くなってしま
うことが直接的な原因とされて
いますが、基本的に自己免疫性
疾患と呼ばれ、自分の身体に対
する抗体ができてしまうことに
原因があるといわれています。
重要なのは、環境因子が何かを
突き止め、取り除くことである
と梅沢教授が言われているのが
その通り、と私も言いたいと思
います。 肥満であれば減量し、
喫煙者ならたばこをやめるとい
うように、生活改善を治療とと
もに行う事で初めて効果が表れ
るというのは本当のことです。
産婦人科(産科)のある病院
が27年連続で減少したことが、
厚生労働省が12月27日、発表し
た2017年の調査で分かったとい
うのは、本当に残念なことです。
少子化担当大臣をはじめとする
お役人の方々の努力で、子供を
産もうとする女性が多くなった
としても、受け皿である産婦人
科と小児科の病院がともに20数
年間減少しているという現実が
ある以上、少子化に歯止めがか
かるということはほとんどない
といえるでしょう。昨今問題に
なっている妊婦加算にしてみて
も、妊婦さんを診療するのに対
して、医療機関はかなりの努力
を払っているということをよく
お考えになってから批判をして
頂きたいと思います。妊婦さん
の負担にならぬよう、国が負担
金は出すなどという助成方法は、
ないのでしょうか? 受け皿は、
減少の一途をたどり、真面目に
診療をすれば、するほど馬鹿を
見る診療報酬の体系も見直しの
時期が、来ていると考えます。
そのように考えると私は、日本
の医療を診療所から変えたいと
考えています。あまりに医師や
看護師などの負担が大きすぎて
医療に専念できない現状を変え
る必要があります。そのために
薬局や健康に関係する業種の人
と連携する必要があります。そ
のような理想が実現する日を夢
みて、精進努力を続けていきた
いと思います。

子どもを産んで下さる女性を
助成する制度が必要。   笑

 
 
 
 
 
 
 
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