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2019-10-16 01:04:28

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診療マル秘裏話  号外Vol.1357 平成30年12月13日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1)iPS 細胞由来の腸の細胞でノロウイルス増殖法を確立
2)ロボット工学技術の国際大会が来年5月日本で開催

 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
1】 iPS 細胞由来の腸の細胞でノロウイルス増殖法を確立

 
 
 
 
 
 
 
人のiPS細胞(人工多能性
幹細胞)から作製した腸の細胞
を使い、食中毒の原因となるノ
ロウイルスを増やす方法を確立
したとする研究成果を、大阪大
などのチームが11月20日、発表
しました。 予防法や治療法の
開発に活用できるという事です。

ノロウイルスは、口から感染
すると、小腸の上皮細胞で増え、
激しい下痢や腹痛、嘔吐おうと
などの症状が出ます。ウイルス
を腸から採った細胞で、増やす
方法はありますが、人の生きた
細胞を使う事には倫理面の課題
があり、ワクチンや、特効薬の
開発等の障害になっていました。

チームはiPS細胞を小腸の
上皮細胞に分化させ、厚さ0.01
ミリ・メートルのシートを作り
ました。シートにノロウイルス
を感染させると、約70時間でウ
イルスの数が最大500倍に増
えたということです。このシー
トに免疫物質の抗体や、消毒薬
などを加え、ウイルスの増殖を
抑える効果も確かめました。チ
ームの佐藤慎太郎・大阪大特任
准教授(免疫学)は「ノロウイ
ルス研究のスピード化が図れる」
と話しています。

佐藤俊朗・慶応大教授(消化
器病学)の話「iPS細胞で作
った腸の細胞は、胎児の細胞の
ように成熟しきれない課題があ
る。免疫や薬の効果を詳しく調
べるには、大人の腸と比較した
検証が必要だろう」

ノロウイルス胃腸炎に対する

対策について解説している動画

です。

 
 


 
 
皮革製品を比較する。笑

 
 
 
 
 
 
 
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2】 ロボット工学技術の国際大会が来年5月日本で開催

 
 
 
 
 
 
 
義手や義足など障害者の生活
を支えるロボット工学技術を競
う国際大会「サイバスロン」の
電動車いす競技会が来年5月、
日本で初めて開かれます。2020
年にスイスで開催される本大会
を盛り上げるのが狙いだそうで
す。日本チームは「ロボット先
進国の強みを世界にアピールし
たい」と意気込んでいます。

サイバスロンはスイス連邦工
科大が主催で、4年に1回のペ
ースで開かれ、2016年にスイス
で初大会が行われました。

来年の競技会では、障害者が
電動車いすで、「ジグザグ」「
坂道」「階段」などのコースを
動き、8分以内に確実かつ安全
に課題をこなせたかを競います。
ロボットアームでドアノブを回
す関門もあります。

日本は、初大会の電動車いす
部門で4位に入った和歌山大等、
5チームが、参加を目指してい
ます。うち、慶応大チームは、
リハビリ用医療機器を開発して
きた富田豊・名誉教授や、車い
すに乗る運転手役の男性(56)、
学生ら約20人で挑みます。

車体開発を担う石上玄也・准
教授は米航空宇宙局(NASA)
の火星探査車の設計にも関わり
ました。「勝つだけでなく障害
者が潮干狩りにも行ける実用的
な車いすの技術につなげたい」
ということです。富田さんは「
日本開催を機に障害者の支援に
多くの人が関心を持ってほしい」
と話しています。

競技会は来年5月5日、川崎
市の「カルッツかわさき」を会
場に開かれます。日本や英国、
スイスなどから最大12チームが
参加する予定ということです。

【サイバスロン】障害者と技術
者が共同開発した、電動義手・
義足、電動車いす、脳の電気信
号で動く自転車など六つの競技
部門があります。障害者の運動
能力を競うパラリンピックと違
い、障害者の生活に役立つ技術
を生み出すのが主な目的です。
初大会はスイスで開かれ、日本
など25か国56チームが参加しま
した。名称はコンピューター等
を意味する「サイバー」と競技
を指す「アスロン」を合わせた
造語です。

今年のサイバスロン競技の模様

のニュース動画です。

 
 


 
 
競技の規則について協議する。


 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
人のiPS細胞(人工多能性
幹細胞)から作製した腸の細胞
を使い、食中毒の原因となるノ
ロウイルスを増やす方法を確立
したとする研究成果を発表した
のは素晴らしい業績です。ウイ
ルスを腸から採った細胞で、増
やす方法はあっても人の生きた
細胞を使う事には倫理面の課題
があり、ワクチンや、特効薬の
開発等の障害になっていたと言
うことですから、iPS細胞(
人工多能性幹細胞)から作製し
た腸の細胞はその倫理面の課題
を克服しているということです。
iPS細胞で作った腸の細胞は、
胎児の細胞のように成熟しきれ
ない課題がある。 免疫や薬の
効果を詳しく調べるには、大人
の腸と比較した検証が必要と言
うことですから細胞自体の性質
の課題をクリアーするのは簡単
ではないようです。
義手や義足など障害者の生活
を支えるロボット工学技術を競
う国際大会「サイバスロン」の
電動車いす競技会が来年5月、
日本で初めて開かれます。2020
年にスイスで開催される本大会
を盛り上げるのが狙いだそうで
す。日本チームは「ロボット先
進国の強みを世界にアピールし
たい」と意気込んでいるのは、
頼もしい限りです。日本は、初
大会の電動車いす部門で4位に
入った和歌山大等、5チームが、
参加を目指していて、うち慶応
大チームはリハビリ用医療機器
を開発してきた、富田豊・名誉
教授や、車いすに乗る運転手役
の男性(56)、学生ら約20人で
挑むということですので結果を
期待すると共に「勝つだけでな
く障害者が潮干狩りにも行ける
実用的な車いすの技術につなげ
たい」という希望や「日本開催
を機に障害者の支援に多くの人
が関心を持ってほしい」という
希望を叶えるように運営して頂
きたいと切に願う次第です。

多くの人が関心を持つことに
感心した。笑

 
 
 
 
 
 
 
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