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2019-10-04 05:52:49

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診療マル秘裏話  号外Vol.1346 平成30年11月30日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1)研究の見解を求める要望書と研究計画書案提出
2)アレルギー疾患における新たなブレーキ経路を発見

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
 
1】 研究の見解を求める要望書と研究計画書案提出

 
 
 
 
 
 
 
 
先天的な病気等のために子宮
がない女性が第三者から移植を
受ける子宮移植について、国内
初の臨床研究を目指す慶応大学
のチームは11月7日、研究に対
する見解を求める要望書と研究
計画書案を日本産科婦人科学会
と日本移植学会に提出しました。
両学会は今後、合同で協議し、
子宮移植に関する指針作りに乗
り出します。

子宮移植は、子宮がなく妊娠・
出産を希望する女性に第三者の
子宮を移植し、事前に体外受精
させた受精卵を戻し出産させま
す。海外で13人が誕生していま
す。

同チームの計画書によると、
生まれつき子宮がない「ロキタ
ンスキー症候群」の女性5人が
対象で、子宮の提供者(ドナー)
は親族とします。

学会は慶応大学を含めた大学
や病院が内部の倫理委員会で子
宮移植を審査する際の指針を示
します。同チームの木須伊織・
特任助教は「健康なドナーへの
負担や免疫抑制剤の使用による
母子へのリスクもある。学会の
意見を聞き慎重に進めたい」と
話しています。

同チームは今後、学内の倫理
委員会にも計画書を提出する予
定で、承認されれば臨床研究に
着手します。

このニュースのニュース動画で

す。

 
 


 
 
新調した礼服を慎重に着こな
した。笑

 
 
 
 
 
 
 
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2】 アレルギー疾患における新たなブレーキ経路を発見

 
 
 
 
 
 
 
千葉大学は、11月6日、ぜん
そくなどのアレルギー疾患にお
ける新たなブレーキ経路を発見
したと発表しました。この研究
は、同大大学院医学研究院免疫
発生学教室の中山 俊憲教授の
研究グループがかずさDNA 研究
所先端研究開発部 オミックス
医科学研究室の遠藤裕介室長の
研究グループと共同で行ったも
のです。研究成果は、米科学誌
「Nature Communications 」オ
ンライン版に掲載されています。

花粉症やぜんそく、アトピー性
皮膚炎などの、アレルギー疾患
は増加の一途をたどっており、
国民の約3割が罹患していると
の報告もあります。難治性アレ
ルギー疾患の代表格でもあるぜ
んそくは、多因子により調節さ
れ、人それぞれに誘導経路も重
症度も異なることが知られてい
ます。そのため、従来の吸入ス
テロイドによる対症療法だけで
は治療効果の低い患者さんも多
く、新たな治療法の開発が求め
られています。研究グループは、
二重特異性蛋白質ホスファター
ゼ群のDUSP10という分子がアレ
ルギー反応を引き起こす病原性
2型ヘルパーT(Th2)細胞の機
能を抑えることを新たに発見し
ました。さらに、DUSP10を人為
的に調節することで病原性Th2
細胞だけでなく、非常に強いア
レルギー誘導能を持つ2型自然
リンパ球の機能を抑えることが
でき、ぜんそくが起こらなくな
ることが判明したという事です。

今回の研究により、ぜんそく等
をはじめとしたアレルギー疾患
の新たなブレーキ役としてDUSP
10が同定され病原性Th2細胞と2
型自然リンパ球のIL-33 応答性
の違いを決めている新たなメカ
ニズムが明らかになりました。
研究グループは、「DUSP10分子
がぜんそくや慢性副鼻腔炎とい
った難治性慢性アレルギー疾患
の画期的な治療ターゲットとし
て大いに役立つだけでなく、新
たなバイオマーカーとしての可
能性も期待される。また、慢性
アレルギー疾患治療薬の開発に
新たな可能性をもたらすことが
考えられる」と述べています。

成人の喘息について解説してい

る動画です。

 
 


 
 
機体が軽いことを期待する。


 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
先天的な病気等のために子宮
がない女性が第三者から移植を
受ける子宮移植について、国内
初の臨床研究を目指す慶応大学
のチームは11月7日、研究に対
する見解を求める要望書と研究
計画書案を日本産科婦人科学会
と日本移植学会に提出したのは、
喜ばしいことです。どうしても、
移植後には、免疫抑制剤などの
服用が必要になることがあり、
出産を前提として考えると胎児
への影響も考慮する必要がある
ようです。しかしながら、子宮
がない女性は、今までなら出産
を完全に諦めざるを得ない状態
に追い込まれていました。親族
とは、言え他人の子宮を借りる
ことになったり、免疫抑制剤を
内服せざるを得なくなったとし
ても子どもを産めるという希望
出たことは、喜びひとしおでは、
ないでしょうか?
ぜんそく等のアレルギー疾患
における新たなブレーキ経路を
発見したと発表したのは偉大な
業績です。 花粉症やぜんそく、
アトピー性皮膚炎などのアレル
ギー疾患は増加の一途をたどっ
ており、国民の約3割が罹患し
ているとの報告もあるので早く
アレルギーに対する対策を立て
る必要に迫られています。アレ
ルギーの専門医を配置して病院
に、アレルギー患者さんを集約
するだけでは、根本的解決にな
りません。 まず、本年6月に
アメリカ合衆国で、食品添加が
禁止になったトランス脂肪酸を
日本でも厳格に規制すべきだと
私は考えています。調理に使う
サラダ油を禁止し、できるだけ
こめ油を使ってもらうようにす
るだけで、アレルギーの状況は、
変わってくるものと信じていま
す。調味料へのリン酸塩の添加
も止めて頂きたいものです。こ
うした、食品の対策を行わずに
その場限りの場当たり的な政策
をとっていれば、アレルギーの
疾患は、無くなりません。

清作さんが政策を考え、制作
に参加する。笑

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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