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2019-08-28 01:32:31

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診療マル秘裏話  号外Vol.1315 平成30年10月25日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
 
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目次

1)疫学調査・久山町研究成果久山元気予報に反映
2)医療的ケア児を支援するコーディネーター配置

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
 
1】 疫学調査・久山町研究成果久山元気予報に反映

 
 
 
 
 
 
 
 
九州大(福岡市)と福岡県久
山町が60年近く続けている疫学
調査・久山町研究の成果を活用
して、同県が、入力された数値
から予測した糖尿病などの生活
習慣病の発症リスクを、晴れや
雨、曇りなどの天気予報の形式
で知らせるユニークなサイト「
ひさやま元気予報」を公開しま
した。同県の担当者は「普段の
生活を見直してもらうきっかけ
にしてほしい」と利用を呼びか
けています。

9月中旬に公開しました。誰
でも無料で利用でき年齢や体重、
腹囲、コレステロールの数値等
を入力すると、5年後と10年
後の生活習慣病の発症確率をは
じき出します。 ダイエットや
運動をする事で見込まれる発症
リスクの低下も示すほか、同性・
同年代と比較した発症倍率を「
雷雨」(6倍以上)から「快晴」
(0.9 倍以下)までの8段階の
お天気マークで表示します。

久山町研究の疫学調査で蓄積
されたデータを基に、九州大が
開発した生活習慣病の予測シス
テムを使用しています。町は20
14年度以降このシステムを保健
指導などで活用しており、指導
を受けた人の約6割に血糖値の
改善がみられました。喫煙者の
2人に1人が禁煙に成功したと
いうことです。

急速な高齢化が進む中、健康
上の問題がなく、日常生活を送
れる「健康寿命」は、県内で20
16年、男性が71.49 歳(全国40
位)、女性が74.66 歳(同30位)
となっています。県は、親しみ
やすい画面で効果的に健康増進
につなげてもらおうと、サイト
制作を決めました。今後、認知
症や不整脈の一種の心室細動、
高血圧の発症リスクの項目を取
り入れることも検討しています。

県健康増進課の担当者は「自
分の健康に関心を持ってもらい、
食生活の改善や運動習慣の定着
につなげてほしい」と話してい
ました。

「ひさやま元気予報」は福岡
県の情報発信サイト「ふくおか
健康づくり県民運動」(https:
//www.kenko.pref.fukuoka.lg.
jp/)から利用できます。
【久山町研究】九州大が1961年
から実施しています。福岡市に
隣接し住民の年齢や職業の構成
が、当時も今も全国平均とほぼ
同じである久山町を協力先に選
んでいます。40歳以上の全住民
を健康な時から追跡対象とし、
死因特定のための剖検(解剖)
も行っています。

久山町が健康オタクになったと

いるニュース動画です。

 
 


 
 
 
急速な高齢化で、休息時間が
増える。笑

 
 
 
 
 
 
 
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2】 医療的ケア児を支援するコーディネーター配置

 
 
 
 
 
 
 
 
日常生活で人工呼吸器の装着
やたんの吸引などが必要な医療
的ケア児を支援するコーディネ
ーターを配置している市区町村
は、全国で約1割にとどまる事
が10月3日、厚生労働省の調査
で分かりました。自治体の財政
状況が厳しいためで、同省は来
年度、人件費などを最大で半分
補助する方針です。

医療的ケア児は、難病などの
ため、医療行為を伴うケアを受
けながら自宅で生活する子ども
で、推計約1万8300人(2016年)。
支援にかかわる機関が、医療、
保健、福祉など幅広く、ケア児
と家族からは相談先が分かりに
くいなどの指摘があります。

2016年の児童福祉法改正で、
ケア児の支援は、自治体の努力
義務となりました。 同省は、
ケア児や、家族の相談に乗って
関係機関の担当窓口を紹介した
り、支援を調整したりするコー
ディネーターを積極的に配置す
るよう求めてきました。さらに
今年度から、自治体ごとに支援
体制の整備計画を作るよう指導
しており8月に初めて配置状況
を調査しました。

その結果、コーディネーター
がいたのは、全国の市区町村17
41のうち、202でした。兼務
や非常勤などを含め、人数は計
341人でした。配置済みの市
区町村の割合は都道府県によっ
て大きな差があり、愛知50%、
愛媛45%などが高い県でした。
一方、岩手、和歌山、佐賀など
10県はコーディネーターがい
ませんでした。

同省によると、コーディネー
ターは医療や福祉、教育などの
分野で幅広い知識が必要で、都
道府県などが行う専門の研修(
28時間)を終えていることが望
ましいとされています。しかし、
341人のうち、受講した人の
割合は38%でした。 同省は、
ケア児が多い自治体を中心に、
研修経費やコーディネーターの
人件費にあてる費用などを補助
し支援体制を拡充していく予定
です。

【医療的ケア児】退院後も自宅
で人工呼吸器や管を使った栄養
補給、たんの吸引など医療的な
ケアが日常的に必要な障害児の
こと。医療の進歩で救える命が
増えたことを背景に、2016年の
推定人数は、10年前の1.8 倍に
増加しました。

医療的ケア児のニュース動画で

す。

 
 


 
 
 
水底の深さを推定する。笑

 
 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
九州大(福岡市)と福岡県久
山町が60年近く続けている疫学
調査・久山町研究の成果を活用
して、同県が、入力された数値
から予測した糖尿病などの生活
習慣病の発症リスクを、晴れや
雨、曇りなどの天気予報の形式
で知らせるユニークなサイト「
ひさやま元気予報」を公開した
というのは、喜ばしいことです。
町は2014年度以降このシステム
を保健指導などで活用しており、
指導を受けた人の約6割に血糖
値の改善がみられたり喫煙者の
2人に1人が禁煙に成功したり
と実際に使ってみて成果がでて
いるのも頼もしい限りです。
日常生活で人工呼吸器の装着
やたんの吸引などが必要な医療
的ケア児を支援するコーディネ
ーターを配置している市区町村
は、全国で約1割にとどまる事
が10月3日、厚生労働省の調査
で分かったということで本当に
残念な限りです。自治体の財政
状況が厳しいためということが
原因であれば、国イコール厚生
労働省が補助するのは当然とい
えますが、憲法で保障されてい
る、健康で文化的な最低限度の
生活がこのような医療的ケアー
児にも適応されないのは、問題
だと思います。早く自治体財政
が立ち直り、必要な所に手当て
できるようになって頂きたい物
です。

ハイチにコーディネーターを
配置する。笑

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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