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診療マル秘裏話   Vol.718  平成29年9月13日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1)胎児の体内時計は受精から約13~15日目で働く
2)傷ついた神経の一部が、膵臓分泌の物質で修復

 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
 
 
1】 胎児の体内時計は受精から約13~15日目で働く

 
 
 
 
 
 
 
 
胎児の体内時計は受精から約
13~15日目で働く―。京都府立
医大の八木田和弘教授(環境生
理学)らのチームが8月22日、
マウスや人工多能性幹細胞(iP
S 細胞)を使った実験で、体内
時計ができる時期やメカニズム
を解明したと発表しました。論
文は米科学アカデミー紀要電子
版に掲載されます。

チームによると、時計が働か
ない時期の胎児は繊細で外部か
らのストレスに弱く八木田教授
は「成果が人に応用できれば、
早産や流産を減らせるような、
妊婦の過ごし方のヒントになる
可能性がある」と話しています。

研究では、さまざまな時期の
マウス胎児の細胞を取り出し、
体内時計のリズムを測定しまし
た。

体内時計について解説している

動画です。

 
 


 
 
産婦人科医が胎児と対峙する。


 
 
 
 
 
 
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2】 傷ついた神経の一部が、膵臓分泌の物質で修復

 
 
 
 
 
 
 
 
手足のしびれや視力低下など
を起こす難病「多発性硬化症(
MS)」などで傷ついた脳や脊髄
の神経の一部が、膵臓から分泌
される物質で修復されることを
大阪大等の研究グループが発見
し、米医学誌に8月22日、発表
しました。

MSは免疫異常により神経線維
を覆っている「髄鞘」などが傷
つくことで、神経の情報伝達が
阻害され、発症するとされてい
ます。大阪大大学院の村松里衣
子准教授(分子神経科学)は「
MSの治療は免疫抑制薬の投与が
主流だが、傷ついた髄鞘を修復
させる薬の開発に、つながると
期待できる」と話しています。

多発性硬化症について解説して

いる動画です。

 
 


 
 
定価の低下を期待する。笑

 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
マウスや人工多能性幹細胞(
iPS 細胞)を使った実験で体内
時計ができる時期やメカニズム
を解明したと発表したのは偉大
な業績です。特に、胎児の体内
時計は受精から約13~15日目で
働き始めると分かったことは、
素晴らしい成果と言えましょう。
この成果が人に応用できれば、
早産や流産を減らせるような、
妊婦の過ごし方のヒントにな
る可能性があるそうなのでなお
一層の研究成果を期待したいと
考えています。
手足のしびれや視力低下など
を起こす難病「多発性硬化症(
MS)」などで傷ついた脳や脊髄
の神経の一部が、膵臓から分泌
される物質で修復されることを
発見したことは素晴らしい業績
です。多発性硬化症もまた原因
がはっきりせず、そのために、
傷ついた神経を修復する方法を
見つけるのは、大変だったもの
と推測します。傷ついた髄鞘を
修復させる薬の開発に、繋げて
頂きたいものです。

難病について事務次官が何秒
間か考えた答弁をした。笑

 
 
 
 
 
 
 
 
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