最近の号外Vol.1260メルマガ

2019-06-25 00:45:20

カテゴリー:ブログ



藤田のブログランキングアップにご協力お願いします。
以下のバナーをぽちっとクリックお願いします。


病院・診療所ランキング

 

診療マル秘裏話  号外Vol.1260 平成30年8月21日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
 
 
目次

1)国内の匿名の第三者から卵子提供を受けて出産
2)国際エイズ会議で抗HIV 薬の良好な試験結果報告

 
 
 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
 
1】 国内の匿名の第三者から卵子提供を受けて出産

 
 
 
 
 
 
 
病気のため自分の卵子で妊娠
できない女性4人が国内の匿名
の第三者から卵子提供を受けて
出産したと仲介するNPO法人
「卵子提供登録支援団体」(神
戸市)が7月27日、千葉市で開
かれた日本受精着床学会で発表
しました。出産した子どもはそ
れぞれ1人で、計4人が誕生し
ました。

同団体は、医師らが2013年に
設立しました。若くして月経が
なくなる「早発卵巣不全(早発
閉経)」や先天的に性染色体に
異常がある「ターナー症候群」
などで妊娠できない女性に第三
者が無償で提供した卵子を仲介
します。加齢による不妊は対象
外です。

同団体によると、これまでに
卵子提供を申し出たのは約270
人。6人の女性が、実際に卵子
提供を受け、それぞれの夫の精
子と体外受精させた受精卵を子
宮に移植していました。

現在の日本の法律は第三者が
関わる生殖医療を想定しておら
ず、誰が母親になるのか明確な
規定はありません。

同団体の岸本佐智子理事長は
「安心して卵子提供が行われ、
生まれてくる子どもたちの生活
や福祉を守るには早急な法整備
が必要」と訴えました。

このニュースのニュース動画で

す。

 
 


 
 
はでな装丁は、想定外でした。


 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
 
 
 
2】 国際エイズ会議で抗HIV 薬の良好な試験結果報告

 
 
 
 
 
 
 
 
塩野義製薬は、資本参加して
いる英ヴィーブ社が第22回国際
エイズ会議で、抗HIV薬「J
uluca」(ドルテグラビル
/リルピビリン配合錠)の良好
な試験結果を報告したと発表し
ました。投与患者さんの89%が
100週時点までウイルス抑制
効果を維持できました。米国等
で承認を得たJulucaの安
全性を高める知見です。

Julucaは、3剤以上の
併用が一般的な抗HIV治療を
2剤併用に減らした薬剤です。
抗HIV薬は生涯にわたり服用
するため長期での効果を確かめ
る必要があります。また2剤に
減らすと薬剤耐性ウイルスへの
防御が落ちやすいのですが、そ
の危険も認められませんでした。

エイズ治療の開始と継続に必要

な支えについて、解説している

動画です。

 
 


 
 
 
大勢が薬剤耐性ウイルスとな
る。笑

 
 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
 
 
編集後記

 
 
病気のため自分の卵子で妊娠
できない女性4人が国内の匿名
の第三者から卵子提供を受けて
出産したと発表したのは喜ばし
いことです。これだけ少子高齢
化が叫ばれているのですから、
加齢による不妊に対しても台湾
のように法整備をして卵子提供
をしてもらうべきだと思います。
病気の人だけというのは、加齢
による不妊の方に対する差別と
言われても仕方がないと思いま
す。ただ法整備をしっかりしな
いで加齢による不妊に対しても
卵子提供できるようにすると、
問題が生じると考えられるので
あくまで法整備が先だと思いま
す。
塩野義製薬は、資本参加して
いる英ヴィーブ社が第22回国際
エイズ会議で、抗HIV薬「J
uluca」(ドルテグラビル
/リルピビリン配合錠)の良好
な試験結果を報告したと発表し
たのは喜ばしいことです。ただ
最近では、遺伝子操作でHIV ウ
イルスを完全になくしてしまう
ことまで動物実験では、行われ
ているので、やがては抗HIV 薬
は使われなくなる運命にあると
思います。ただそこにいくまで
の過渡期には、重要な薬と言え
るでしょう。 2剤に減らすと
薬剤耐性ウイルスへの防御が落
ちやすいのですが、その危険も
認められなかったことは評価す
べきだと思います。

棄権する危険を考える。笑

 
 
 
 
 
 
 
************************

このメールマガジンは以下の配信システムを利用して
発行しています。
解除の手続きは下記ページよりお願い致します。
「まぐまぐ」www.mag2.com/m/0000121810.html
(イジニイワト)

発行者名  医療法人永徳会 皿沼クリニック院長
藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
運営サイト www.eitokukaisalanuma.or.jp/ ご意見・ご感想・励ましのお便りお待ちしております。
sara2162@atlas.plala.or.jp このマガジンの掲載記事を無断で転載・使用すること
を禁じます。

このエントリーをはてなブックマークに追加 
 

コメント