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2019-06-23 01:19:49

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診療マル秘裏話  号外Vol.1258 平成30年8月19日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
 
 
目次

1)先天的な病気治療でゲノム編集を72%の人が容認
2)α線放射性物質を的確にガン細胞に届ける工夫

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
 
1】 先天的な病気治療でゲノム編集を72%の人が容認

 
 
 
 
 
 
 
 
世論調査機関のピュー・リサ
ーチ・センターは7月27日まで
に、先天的な病気を治療するた
めに赤ちゃんに「ゲノム編集」
の技術を使うことを容認できる
と考える人が、米国で72%に上
ったとする意識調査結果を発表
しました。「頭を良くする」等
赤ちゃんの能力増強に使うこと
は80%の人が反対しました。世
代を超えて影響が及ぶ恐れがあ
る、人の受精卵への使用も65%
が否定的でした。

生命の設計図とされる、遺伝
情報を精度良く改変できるゲノ
ム編集技術ですが、人への応用
はまだ研究段階で安全性は確立
していません。期待の大きさと
不安の両面を示す結果となりま
した。

ゲノム編集技術でできた食品の

販売が夏にも可能になるという

ニュース動画です。

 
 


 
 
用人として、容認できるレベ
ルの人間性。笑

 
 
 
 
 
 
 
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2】 α線放射性物質を的確にガン細胞に届ける工夫

 
 
 
 
 
 
 
 
私たちの周囲には、天然の放
射性物質が数多くあり、全ての
生き物は日常的に放射線を受け
ています。放射線は大量に浴び
ると有害ですが、上手に使えば、
ガンなどの病気を発見したり、
治療したりするための、強力な
道具になります。最先端の研究
現場を訪ねました。放射線には
様々な種類があります。 従来、
ガンの治療に使われてきたのは、
物質を貫く力が大きい「ベータ
線」でした。ガン細胞は確かに
死にますが、周囲の健康な細胞
にも同じ影響があります。

そこで近年、注目を集めるの
は「アルファ線」です。アルフ
ァ線は物質を通り抜ける力が、
非常に弱く、紙1枚でも止めら
れる一方、止まる際に大きなエ
ネルギーを出します。

「アルファ線を出す放射性物
質をガン細胞まで誘導すれば、
健康な細胞への悪影響を避けら
れる」と、放射線医学総合研究
所(千葉市)の永津弘太郎・研
究統括は話しています。永津さ
んらは加速器を用いてヘリウム
イオンを金属元素「ビスマス」
にぶつけアルファ線を出す物質
「アスタチン211」を作って
います。

研究のポイントは、アスタチ
ン211を的確にガン細胞に届
ける工夫です。 永津さんらは、
ガン細胞の表面に現れる蛋白質
にくっつく「抗体」に着目しま
した。抗体をアスタチン211
と結びつけて放射性医薬の候補
を作り出しました。薬が自分で
ガン細胞を見つけ出す仕組みで
す。動物実験では、転移した胃
ガンが縮小、消滅する効果が、
確認できたということです。

アルファ線による治療は欧米
を中心に盛んに研究されていま
す。日本でも、骨に転移した前
立腺ガンの治療薬が使われてい
ます。

永津さんは現在、より多くの
アルファ線を出せる放射性物質
の作製に取り組んでいます。「
放射性医薬による治療の効果は
大きく、今後も発展するだろう」
と話しています。医療に欠かせ
ないのに、供給不足に悩まされ
てきた放射性物質があります。
心臓機能などの検査に使われる
「テクネチウム99m」です。
国内で最も使われる、医療用の
放射性物質です。原料は同様に
放射性物質の「モリブデン99」。
半減期が約66時間のため長期
保存できません。

モリブデン99はすべて、外
国の原子炉で作られています。
原子炉設備や輸送に問題が生じ
るたびに品薄になり今年も供給
が制限される事態が相次いでい
ます。日本原子力研究開発機構
の研究炉で生産する構想もあり
ましたが、この炉は廃炉が決ま
っています。

量子科学技術研究開発機構の
永井泰樹研究員(原子核物理)
らの研究グループは、原子炉で
はなく加速器を使い、国産でモ
リブデン99を生産するための
研究を重ねています。資金があ
れば国産化できるところまでこ
ぎつけました。永井研究員は「
供給不足が起こると分かってい
ながら、海外頼みのままでいい
のか。国産化に向けた具体策を
真剣に考える時期が来ている」
と主張しています。

放射線の種類による違いについ

て解説している動画です。

 
 


 
 
試金石となる機械を購入する
資金。笑

 
 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
世論調査機関のピュー・リサ
ーチ・センターは7月27日まで
に、先天的な病気を治療するた
めに赤ちゃんに「ゲノム編集」
の技術を使うことを容認できる
と考える人が、米国で72%に上
ったとする意識調査結果を発表
したのは、喜ばしいことです。
しかしながらゲノム編集の方法
によっては、ガンを生じる可能
性が高くなったり、目的ではな
い部分の遺伝子を切除してしま
ったり、するようです。その様
な危険なリスクを伴う処置とし
てのゲノム編集を周知するべき
ではないでしょうか?72%の人
が、そのリスクをしっかり理解
しているかどうかは、はななだ
疑問と言わざるを得ません。
私たちの周囲には、天然の放
射性物質が数多くあり、全ての
生き物は日常的に放射線を受け
ています。放射線は大量に浴び
ると有害ですが、上手に使えば、
ガンなどの病気を発見したり、
治療したりするための、強力な
道具になるということですから、
欧米で盛んに研究されているな
ら、基礎研究だけでも、日本の
研究に税金投入を含めて行うべ
きだと思います。そうしなけれ
ば、特許で縛られて日本の医療
の発展を阻まれる可能性が出て
くると思います。 臨床研究や、
臨床試験というものについての
規制が厳しい分、そこに繋げる
努力を惜しんではならない気が
してなりません。

八点の製品が、更に発展して
進化を遂げる。笑

 
 
 
 
 
 
 
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