最近の号外Vol.1257メルマガ

  1. Home
  2. 最近の号外Vol.1257メルマガ

2019-06-22 01:12:11

カテゴリー:ブログ



藤田のブログランキングアップにご協力お願いします。
以下のバナーをぽちっとクリックお願いします。


病院・診療所ランキング

 
 

診療マル秘裏話  号外Vol.1257 平成30年8月18日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
 
 
 
目次

1)鉄の運搬を担う酵素トランスフェリンが、マイタケにも存在
2)若年性認知症サポート 充実や医療機関連携のセミナ-

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
1】 鉄の運搬を担う酵素トランスフェリンが、マイタケにも存在

 
 
 
 
 
 
 
大阪市立大学大学院理学研究
科、愛知淑徳大学、農研機構の
共同研究グループはヒトの血中
で鉄の運搬を担う酵素「トラン
スフェリン」が、マイタケにも
存在することを発見しました。
同酵素は従来、脊椎動物や昆虫
などにはありますが、菌類には
存在しないというのが通説でし
た。今回発見した同酵素はヒト
の体内で作られる酵素と同じで
あり、キノコに対する食品素材
としての機能性の理解を加速で
きるとしています。

研究グループは、キノコ類の
金属蛋白質の存在の可能性を追
求し、マイタケの乾燥物を2~
4ミリメートルに刻み、これを
サンプルにしてマイナス269
度Cの環境下で電子スピン共鳴
測定したところ、室温では測定
されていなかった信号が観測さ
れました。この信号を特徴づけ
るパラメータを得て、これをヒト
の血中に存在する鉄イオン輸送
酵素であるトランスフェリンと
照合したところ、酷似するもの
でした。観測されたスペクトル
信号は鉄イオン(3価)蛋白質
酵素で、高度な量子化学計算を
駆使した結果、トランスフェリ
ンであることを特定しました。
トランスフェリンは鉄を体内の
各組織へ運搬する役割を担って
います。

キノコをめぐってはさまざま
な機能性の研究が実施されてお
り、ガン、動脈硬化症、糖尿病、
肝硬変などの疾患や老化の予防
に関する報告が行われています。
しかし、現在のところ、疾患や
老化についてエルゴチオネイン、
ポリフェノールといった抗酸化
物質と抗酸化活性との間には、
定量的な相関関係がありません。
ヒトと同じ酵素が存在するとい
う今回の発見は、キノコの持つ
食品機能性に関連する、科学的
根拠を示した例と言えます。成
果は国際学術誌「Food C
hemistry」 電子版に
掲載されました。

マイタケの健康効果について

解説している動画です。

 
 


 
 
 
称号について照合する。笑

 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
 
 
 
 
2】 若年性認知症サポート 充実や医療機関連携のセミナ-

 
 
 
 
 
 
 
 
若年性認知症へのサポート充
実や関係機関の連携に向けたセ
ミナーが7月22日、松山市藤原
2丁目の市医師会館であり、県
内の医療、介護関係者ら約10
0人が認知症と仕事の両立など
に理解を深めました。

県若年性認知症コーディネー
ター事業を受託する社会福祉法
人「慈光会」(松山市)が開き
ました。

牧病院(同)の牧徳彦院長が
「若年性認知症と就労について」
と題して講演しました。若年性
認知症はうつ病と診断される事
が多く、家族よりも職場の上司
や同僚らが気付きやすいといっ
た特徴を解説しました。

休職しても、症状は改善せず
進行が早まる可能性がある一方、
仕事の継続がストレスになり、
退職で穏やかに過ごせる人もい
ると説明しました。「認知症の
人が働くには職場の理解と支援
が必須」と強調し、経営者らに
関心を持ってほしいと呼び掛け
ました。

都のモデル事業について解説し

ている動画です。

 
 


 
 
 
休職のあと、求職サイトを訪
れる。笑

 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
 
 
編集後記

 
 
 
ヒトの血中で鉄の運搬を担う
酵素「トランスフェリン」が、
マイタケにも存在する事を発見
したのは、素晴らしい発見です。
同酵素は従来、脊椎動物や昆虫
などにはありますが、菌類には
存在しないというのが通説でし
たが、その通説を覆す発見と言
えましょう。ヒトと同じ酵素が
存在するという今回の発見は、
キノコの持つ食品機能性に関連
する、科学的根拠を示した例と
言えるということだそうです。
マイタケと言えば、D-フラクシ
ョンという抗ガン成分が有名で
すが、アメリカでは、抗ガン剤
の補助療法として使われること
が多いようです。 舞茸は沢山
の機能性を秘めた美味しい食材
の一つと言えるでしょう。
若年性認知症へのサポート充
実や関係機関の連携に向けたセ
ミナーが7月22日、松山市藤原
2丁目の市医師会館であり、県
内の医療、介護関係者ら約10
0人が認知症と仕事の両立など
に理解を深めたことは、有用な
ことであると認識しています。
高齢者の認知症の施設は、充実
しているのに、若年性認知症の
施設は、非常に少ないと言われ
ています。それゆえに、医療と
介護の関係者が理解を深める事
は、非常に重要と言えるでしょ
う。高齢者の認知症との差であ
るとか、若年性認知症の原因で
あるとかの追究を今後も続けて
頂きたいものです。

私設の施設を運営する。笑

 
 
 
 
 
 
 
************************

このメールマガジンは以下の配信システムを利用して
発行しています。
解除の手続きは下記ページよりお願い致します。
「まぐまぐ」www.mag2.com/m/0000121810.html
(イジニイワト)

発行者名  医療法人永徳会 皿沼クリニック院長
藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
運営サイト www.eitokukaisalanuma.or.jp/ ご意見・ご感想・励ましのお便りお待ちしております。
sara2162@atlas.plala.or.jp このマガジンの掲載記事を無断で転載・使用すること
を禁じます。

このエントリーをはてなブックマークに追加 
 

コメント

コメント

コメントがありません。お気軽にどうぞ。