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2019-05-01 01:47:32

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診療マル秘裏話    号外Vol.1213 平成30年6月28日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1)心不全の診療ガイドラインを改定し、予防法も提示
2)抗生物質(抗菌薬)の使用量は世界規模で増大

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
 
1】 心不全の診療ガイドラインを改定し、予防法も提示

 
 
 
 
 
 
 
 
日本循環器学会と日本心不全
学会は心臓のポンプ機能が低下
し息切れやむくみが起こる心不
全の診療ガイドラインを改定し
ました。発症の危険がある状態
から重症まで4段階に分け、医
療者による対処法の他、患者さ
んが実践できる予防法も示しま
した。

発症前でも、高血圧や糖尿病
は危険要因になります。患者さ
んは減量や禁煙など生活習慣の
改善に努め、必要なら血圧やコ
レステロールを薬で確実に抑え
て、発症予防を目指します。

発症後は、症状をコントロール
し、悪貨を抑えることが目標に
なります。進行すると補助人工
心臓など高度な医療の他、緩和
ケアーも視野に入ります。終末
期の治療方針を患者さん側と医
療者が、共有することも重要と
しています。

慢性心不全について解説してい

る動画です。

 
 


 
 
 
原料を減量した。笑

 
 
 
 
 
 
 
 
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2】 抗生物質(抗菌薬)の使用量は世界規模で増大

 
 
 
 
 
 
 
 
抗生物質(抗菌薬)の使用量
は2000~2015年の16年間に世界
規模で増大し、所得が少ない国
々の経済発展が主要な押し上げ
要因になっているとの研究結果
を、米国や欧州の共同チームが
米科学誌に発表しました。

抗菌薬の大量使用は、薬が効
きにくい薬剤耐性菌を増やすと
して大きな問題になっています。

研究チームは、抗菌薬使用量
を世界規模で把握し、抑制して
いくことの意義を強調しつつ、
貧しい国の利用を不当に制限し
ないようにすべきだと指摘して
います。

チームは76カ国の抗菌薬販売
量のデータを入手し、世界保健
機関(WHO )が示した薬の集計
基準を基に使用量を算出しまし
た。 その結果、これらの国の
抗菌薬使用量は39%増えていま
した。76カ国を国の所得によっ
て3グループに分け、使用量と
の関係を見たところ、所得が高
い国々では、いずれも78%増と
急激に伸びていました。ただ使
用量自体は依然として、高所得
国の方が多かったようです。

次に抗菌薬資料量に影響する
要因を調べると、所得の低い国
では、一人あたりこくない総生
産(GDP )の増加と相関があり
ました。高所得国では、そうし
た関係は見られませんでした。

チームは、「抗菌薬の不適切な
使用を減らす努力は大切だが、
必要な薬がまだ行き渡っていな
い貧しい国々で、抗菌薬の適正
な利用をどう実現するかについ
ての研究が早急に必要だ」と指
摘しています。

5年前のニュース動画です。

 
 


 
 
 
要員を増やしたのが、失敗の
要因となった。笑

 
 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
心臓のポンプ機能が低下し息
切れやむくみが起こる心不全の
診療ガイドラインを改定したの
は、喜ばしいことです。発症の
危険がある状態から重症まで4
段階に分け、医療者による対処
法の他、患者さんが実践できる
予防法も示したのは、懇切丁寧
でかつ実践的な作りになってい
ます。心不全は、対処法を誤る
と即、死亡につながります。そ
こで懇切丁寧さと実践的に作ら
れていることが必要かつ不可欠
になる訳です。しかし、ガイド
ラインが、医療者を初めとして
たくさんの人に周知されなけれ
ば、絵にかいた餅になる可能性
があります。
抗生物質(抗菌薬)の使用量
は2000~2015年の16年間に世界
規模で増大し、所得が少ない国
々の経済発展が主要な押し上げ
要因になっているとの研究結果
を発表したのは素晴らしい業績
です。 研究チームが、抗菌薬
使用量を世界規模で把握し抑制
していくことの意義を強調しつ
つ貧しい国の利用を不当に制限
しないようにすべきだと指摘し
ているのは妥当な見解であると
思います。経済発展が、主要な
追い上げになっていると言って
も、経済発展しない訳には行き
ません。人間は、進歩生成発展
するために生きているからです。
経済発展して豊かになれば医療
の技術力を駆使して正確な診断
を下すことで抗生物質の使用を
抑制することが可能だという事
でしょう。

櫛を駆使して髪を梳く。笑

 
 
 
 
 
 
 
 
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