最近の号外Vol.1230メルマガ

2019-05-21 00:50:43

カテゴリー:ブログ



藤田のブログランキングアップにご協力お願いします。
以下のバナーをぽちっとクリックお願いします。


病院・診療所ランキング

 
 

診療マル秘裏話    号外Vol.1230 平成30年7月17日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
 
 
 
目次

1)健康な人約3500人分のゲノムを解読研究用に公開
2)低所得者ほど長時間家族を介護する傾向が強い

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
1】 健康な人約3500人分のゲノムを解読研究用に公開

 
 
 
 
 
 
 
東北大などは6月25日、健康
な人約3500人分のゲノム(全遺
伝情報)を解読し、日本人の標
準的な遺伝的体質を示すデータ
として研究用に公開したと発表
しました。2013年から解読を続
け、データを増やして順次公開
してきましたが、今回新たに、
遺伝性疾患と関わりがあるX染
色体とミトコンドリアの情報を
追加しました。より多くの病気
の原因究明に役立ててもらいま
す。

ゲノムは1人に約30億対ある
塩基の配列からなり、個人間で
約千対に1カ所の変異が出ます。
この変異が特定の病気へのかか
りやすさなどの個人差として現
れます。今回のデータには3552
人から、計約5116万個の変異を
収録しています。

染色体とゲノムについて解説し

ている動画です。

 
 


 
 
 
研究用に公開したのを後悔し
た。笑

 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
 
 
2】 低所得者ほど長時間家族を介護する傾向が強い

 
 
 
 
 
 
 
低所得者程、長時間家族を介
護する傾向が強いことが6月25
日までに、国立長寿医療研究セ
ンターの調査で分かりました。
週72時間以上介護している65歳
以上の高齢者の場合、所得が31
8 万円以上の人に対し生活保護
受給者は約2.7 倍でした。行政
から外部サービスに関する情報
が入りにくかったり身近に相談
できる人がおらず孤立していた
りする可能性があります。

調査は、2013年に実施した「
日本老年学的評価研究」のデー
タを分析しました。在宅介護の
65歳以上の男女1598人を所得で
分け週当たりの介護時間を測定
しました。所得は、世帯人数に
応じた可処分所得を考慮し、1
人当たりの金額を算出しました。

低所得者の人は、動画のように

いじめにあうことがあるようで、

更にその上に、親の介護の負担

がのしかかると本当に可哀そう

だと思いました。自分の親の悪

い所を暴露した天真爛漫な子供

の気持ちが唯一の救いだと思い

ました。

 
 


 
 
介護の傾向を携行品で類推す
る。笑

 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
 
 
編集後記

 
 
 
病気を研究する上で、健康と
は何かが分からなければ、進歩
は遅くなります。健康な人でも
遺伝子変異は、存在し、将来の
病気の種となることもあり得ま
す。約3500人分のゲノム(全遺
伝情報)を解読し、日本人の標
準的な遺伝的体質を示すデータ
として研究用に公開したのは、
素晴らしい業績です。 これを
可能にしたのは、遺伝子解析の
効率が飛躍的に進歩したことが
原因です。 私がクリニックを
開業した20年前では、この様な
遺伝情報の開示は、不可能と思
われていました。
低所得者程、長時間家族を介
護する傾向が強いことが6月25
日までに、国立長寿医療研究セ
ンターの調査で分かったのは、
頷ける気がします。高所得者の
方は、自分で介護というよりも、
介護保険を利用して介護を他人
の手に委ねると推測されます。
介護保険の利用にも自己負担が
存在するため、低所得者の方々
は、自己負担も回避しようと考
えて、家族を自分たちの手で、
介護することになるのではと考
えます。財務省の方々は、介護
保険でも自己負担を増やす方向
で考えておられるようです。そ
うなれば、益々自分たちの手で、
介護することに行き着くことに
なりかねません。

会費の支払いを回避する。笑

 
 
 
 
 
 
 
 
************************

このメールマガジンは以下の配信システムを利用して
発行しています。
解除の手続きは下記ページよりお願い致します。
「まぐまぐ」www.mag2.com/m/0000121810.html
(イジニイワト)

発行者名  医療法人永徳会 皿沼クリニック院長
藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
運営サイト www.eitokukaisalanuma.or.jp/ ご意見・ご感想・励ましのお便りお待ちしております。
sara2162@atlas.plala.or.jp このマガジンの掲載記事を無断で転載・使用すること
を禁じます。

このエントリーをはてなブックマークに追加 
 

コメント