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2019-05-01 22:02:00

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診療マル秘裏話    Vol.705 平成29年6月14日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
 
目次

1)肌の老化に日常生活で浴びる紫外線が深く関係
2)「医療ツーリズム」の患者を受け入れる動きが出現

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
 
1】 肌の老化に日常生活で浴びる紫外線が深く関係

 
 
 
 
 
 
 
 
女性にとっても、男性にとっ
ても、加齢に伴う皮膚のしみや
しわ、たるみは気になりますね。
細胞が老化していくため仕方な
いことではあるのですが、肌の
老化には、日常生活で浴びる紫
外線も深く関係しています。「
光老化」といわれています。

紫外線には肌の表面に届くU
VB(紫外線B波)、比較的奥
まで届くUVA(同A波)があ
ります。波長が長いUVAは肌
の奥深くに到達するので、特に
シミやしわの発生に関わってい
ます。窓ガラスや雲も通り抜け
やすいので、曇りでも、建物内
でも、UVAを防ぐことが重要
です。

レジャーに行く時は日焼けに
気を付けても普段の通勤や近所
への買い物で気にする方は少な
いのではないでしょうか。でも、
日常生活の小さな積み重ねが光
老化防止につながります。

女性は化粧下地に、男性は出
かける前に、肌に負担の少ない
日焼け止めを毎日使うことをお
すすめします。 日焼け止めの
表示にあるSPFはUVB、P
AはUVAの予防効果を意味し
ます。日常的に使うものは、S
PF10から20程度、PAは
「+」から「++」でいいと思
います。

4〜9月の紫外線量は、年間
照射量の8割ほどになります。
日中では正午の前後2時間が最
も強いです。紫外線をなるべく
防ぎ、肌の光老化を食い止めま
しょう。

肌の老化に紫外線が関与してお

り、その対策について解説して

いる動画です。

 
 


 
 
 
瀟洒な住宅にLED の光を照射
する。笑

 
 
 
 
 
 
 
 
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2】 「医療ツーリズム」の患者を受け入れる動きが出現

 
 
 
 
 
 
 
 
治療目的で来日する「医療ツ
ーリズム」の患者を受け入れる
動きが愛知県内の病院でも現れ
ています。 外国語での対応や
人材確保への不安から、受け入
れに慎重な病院が多いのですが、
アジアでは日本への医療ツーリ
ズム需要が高まると、専門家は
指摘しています。

昨年12月、中国・浙江省の
女性が名古屋共立病院(名古屋
市中川区)に4日間入院しまし
た。透析治療や全身のPET(
陽電子放射断層撮影)検査を受
けるためです。女性は医療目的
で台湾を7~8回訪れたことが
ありますが、この病院で治療を
受けた知人の勧めで初めて来日
しました。

「中国は医師が足りず、診察
が短時間で態度もよくない。向
こうの病院は医者が神様だが、
ここは患者が神様。サービスが
とても良い」と女性は喜びまし
た。 自由診療で、価格設定も
国内の診療報酬の約2倍です。
「お金はかかるが、健康がやっ
ぱり一番」と話しています。

同病院は中国語や英語の通訳
を常駐させるなどして、体制を
整備しました。2015年には、外
国人患者の受け入れ医療機関と
しての認証を日本医療教育財団
(本部・東京)から得ました。
15年度の外国人の入院患者は約
100人。前年度から3倍以上
に増えました。

病院を運営する医療法人「偕
行会」は人口減少で日本の医療
市場が縮み、病床が余りかねな
いと懸念しています。川原弘久
理事長は「今のうちに体制を整
え、マーケットを広げる努力が
必要だ」と話しています。

藤田保健衛生大病院(豊明市)
は18年春、外国人専用のフロア
を病棟につくります。患者増を
見越し、専用病室を今の5室か
ら、20室ほどに増やします。

手術支援ロボット「ダビンチ」
や最新鋭の放射線機器をそろえ、
先端医療の提供に力を入れます。
同病院によると、中国では定期
的な健康診断が浸透しておらず、
病気を早期に見つけられる検診
需要も高まっています。国外か
らの患者さんは富裕層が中心で、
約1500万円の治療費を一括
で支払う人もいたということで
す。

日本政府は医療ツーリズムを
成長戦略の一つに位置づけてい
ます。県は2月、県医師会や医
学部を持つ大学のトップらによ
る「あいち医療ツーリズム推進
協議会」を発足させました。

しかし、県内の多くの病院は
医療ツーリズムの患者の受け入
れに慎重です。昨年の県の調査
に答えた201病院のうち、受
け入れているのは19病院で、
132病院が予定がないと答え
ました。

課題や消極的になる理由は、
外国語を話せる医師や看護師の
不足が最多です。書類や食事等
での対応が難しいとする病院も
多かったようです。

積極的に受け入れている藤田
保健衛生大の星長清隆学長も「
優秀な職員や専用施設をそろえ
るには投資が必要だし、我々の
メインは、あくまで日本国内の
保険診療。受け入れは全病床(
約1400床)の2%程度が限界だ」
と話しています。

それでも日本への医療ツーリ
ズムの需要は高まると識者はみ
ています。

世界の医療事情に詳しい多摩
大大学院の真野俊樹教授(医療
経営学)は「アジアは経済成長
が進み、慢性疾患やガンの患者
が増えている」と話しています。
国際糖尿病連合が15年に発表
した調査結果によると、糖尿病
患者は中国が約1億1千万人、
インドが約6900万人。日本
の約720万人をはるかに上回
っています。

一方、真野教授は「アジアの
多くの国の医療水準は低いまま
だ」と指摘しています。 主な
病気の5年生存率等の国際機関
の統計から、「日本の医療は少
なくともアジアでは断トツだ」
と話しています。

国連人口基金の推計によると、
アジアでは急速に高齢化が進み、
12年の約4億5千万人から、
50年には12億5千万人まで
増えるということです。 真野
教授は、「アジアの医療市場は
拡大し続けている。良い医療を
求め、患者が国を渡る流れは止
まらない。シンガポールやタイ
などアジア諸国は患者を獲得す
るチャンスと捉えている」と話
しています。

医療ツーリズムについて解説し

ている動画です。

 
 


 
 
 
各題について拡大解釈がなさ
れた。笑

 
 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
肌の老化の光老化については、
紫外線などの光を避ける方法が
これまで説かれてきました。避
けられるものならば、避けたい
と思いますが、どうあがいても
日常生活では、避けられないと
考える人が多いと私は思います。
避ける努力をしなくても良いと
言うつもりは、ないので誤解し
内で下さいね。光老化で問題に
なる活性酸素は、一重項酸素と
呼ばれるものです。この一重項
酸素を特異的に消去してくれる
のがCPL (環状重合乳酸)と呼
ばれるサプリです。 光老化は、
紫外線だけではなく、放射線で
も起こります。放射線の害を起
こしているのもこの一重項酸素
ですので、非常にCPL は有用な
サプリと言えましょう。ただし
粉末で味は苦く、少々内服しに
くい点が玉に傷です。
「日本の医療は少なくともア
ジアでは断トツだ」と豪語する
教授もおられるようですが、私
は、ガン医療についてだけみる
と余り誉められたものではない
と考えています。三大療法、す
なわち、手術療法、抗ガン剤療法、
放射線療法は、非常に患者さん
に体の負担がかかります。自費
診療とは言え、身体の負担が少
なく、医療ツーリズムで来日す
る患者さんが満足するような、
医療をガン医療でも目指さない
と人道に反する気がします。た
しかに、中国の医療と比べれば
日本の医療が良い点も多いと思
います。しかし、比較を中国の
医療とするのではなく、もっと
高いレベルの医療との比較をし
なければ、患者さんの真の満足
度は得られないと思われます。

皮革製品を比較する。笑

 
 
 
 
 
 
 
 
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