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2019-04-27 02:34:53

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診療マル秘裏話    号外Vol.1209 平成30年6月23日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1)ブルーライトを夜に浴びると,皮膚細胞がダメージ甘受
2)遺伝子変異や患者の病状に合わせ最適治療実施

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
1】 ブルーライトを夜に浴びると,皮膚細胞がダメージ甘受

 
 
 
 
 
 
 
エスティ ローダーはブルー
ライトを夜に浴びると、デオキ
シリボ核酸(DNA)の損傷が
増し、皮膚細胞がダメージを受
けることを確認しました。ブル
ーライトが時計遺伝子「per
-1」に影響を与え、皮膚細胞
に本来備わる夜間の細胞修復・
再生作用が働かなくなるためで
す。皮膚に存在する蛋白質「o
psin-1」が光を感知し、
概日リズムの調節にかかわる可
能性も見いだしました。成果を
基に、肌がブルーライトから受
けたダメージを修復するスキン
ケア製品を開発、近く売り出し
ます。

スマートフォンなどの普及に
より浴びる機会が急増している
ブルーライトという光。日中浴
びると日光に身体を同期させる
シグナルとなりますが、夜間は
入眠準備を始めるための、体内
時計を乱す要因になります。

同社では発光ダイオード(L
ED)電球を用いて、波長41
0ナノメートルのブルーライト
を、皮膚細胞に照射する装置を
開発しました。 光害の影響を
評価しました。皮膚細胞はブル
ーライトに感受性が高く、ブル
ーライトがper-1に影響し、
皮膚細胞が夜のサイクルに入る
のを妨げることが分かりました。
照射後は、数時間per-1の
発現低下が続くことも確認して
います。per-1の活性が下
がると、活性酸素などフリーラ
ジカルの産生が倍増し、DNA
の損傷も50%増加していました。

皮膚モデルにブルーライトを
長時間照射し、産生される炎症
性メディエーターも測定しまし
た。照射時間が長いほど産生量
が増えたことから、ブルーライ
トは細胞に強いダメージを与え
るとみています。

さらに皮膚細胞にブルーライ
トを直接照射しopsin-1
の発現低下を観察しました。同
社が開発したper-1の発現
に働きかける、トリペプチドで
細胞を処理すると、opsin
-1の発現が暗黒条件下と同程
度まで回復しました。opsi
n-1は眼で光を感知する役割
を果たしますが、皮膚でも感知
し概日リズムに関係している可
能性があるとしました。

ブルーライトが人体に与える

影響について解説している動画

です。

 
 


 
 
 
開腹手術から回復する。笑

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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2】 遺伝子変異や患者の病状に合わせ最適治療実施

 
 
 
 
 
 
 
 
 
ガンの原因となる遺伝子変異
や患者さんの病状に合わせ、最
も適した治療を行うため、国立
ガン研究センター(東京都中央
区)は6月1日、全国の中核とな
る「ガンゲノム情報管理センタ
ー」を開設しました。
ガンは、遺伝子を構成するD
NAの配列に変異が生じ、異常
な細胞が増殖することによって
体の正常な機能が、損なわれる
病気です。近年は変異に応じた
薬が開発され、高い治療効果を
示す例が増えています。
厚生労働省は2月、北海道大
や東京大、大阪大、九州大の各
病院等、全国11カ所の中核拠点
病院を選定しました。その下に
全国100カ所の連携病院のネ
ットワークも整備しました。
ガン患者さんのガン組織から
遺伝子の変異を検出し、病状や
薬の種類などの臨床情報と共に
ガンゲノム情報管理センターに
集約します。センターは遺伝子
変異のタイプごとに有効な薬や
重い副作用の事例を集めてデー
タベース化し、患者さんはこの
データベースに照らして最も適
した治療を受けられる仕組みと
いうことです。

ガンゲノム医療について解説し

ている動画です。

 
 


 
 
 
辞令が有効な事例があった。


 
 
 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
ブルーライトを夜に浴びると、
デオキシリボ核酸(DNA)の
損傷が増し、皮膚細胞がダメー
ジを受けることを確認し、ブル
ーライトが時計遺伝子「per
-1」に影響を与え、皮膚細胞
に本来備わる夜間の細胞修復・
再生作用が働かなくする機構を
明らかにしたのは、偉大な業績
です。成果を基に、肌がブルー
ライトから受けた、ダメージを
修復するスキンケア製品を開発、
近く売り出すとは、商魂逞しい
限りですね。
ガンの原因となる遺伝子変異
や患者さんの病状に合わせ、最
も適した治療を行うため、国立
ガン研究センター(東京都中央
区)は6月1日、全国の中核とな
る「ガンゲノム情報管理センタ
ー」を開設したのは素晴らしい
業績です。 ガンゲノム情報を
一元管理できれば、その恩恵を
たくさんのガン患者さんにフィ
ードバックすることができます。
センターは遺伝子変異のタイプ
ごとに有効な薬や重い副作用の
事例を集めてデータベース化し、
患者さんはこのデータベースに
照らして最も適した治療を受け
られるとは、なんと素晴らしい
仕組みでしょう。

センターの開設状況を解説す
る。笑

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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