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2019-04-20 05:34:08

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診療マル秘裏話    号外Vol.1203 平成30年6月16日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
 
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目次

1)免疫反応司令塔の免疫細胞をiPS 細胞から作る
2)カプセル内視鏡の技術を発展,出血をリアルタイムに検出

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
 
1】 免疫反応司令塔の免疫細胞をiPS 細胞から作る

 
 
 
 
 
 
 
ガン細胞を攻撃する免疫反応
の司令塔となる免疫細胞「ヘル
パーT細胞」と同じような免疫
細胞を、人の人工多能性幹細胞
(iPS 細胞)から作る事に成功
したと、京都大の金子新准教授
(免疫再生治療学)のチームが
5月24日付の米科学誌電子版に
発表しました。

金子准教授は、「体外でこの
免疫細胞を作製して増やし、体
に投与するなどして、ガン細胞
の破壊に繋げる免疫療法を開発
したい」と話しました。

チームはガンを効果的に治療
しようと、司令塔のヘルパーT
細胞をiPS 細胞で作ろうと計画
しました。

免疫学の基礎について解説して

いる動画です。

 
 


 
 
 
体外で免疫細胞を増やすのは、
大概にしましょう。笑

 
 
 
 
 
 
 
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2】 カプセル内視鏡の技術を発展,出血をリアルタイムに検出

 
 
 
 
 
 
 
米マサチューセッツ工科大等
の研究チームは、カプセル内視
鏡の技術を発展させ、胃潰瘍や
胃ガンなどによる出血をリアル
タイムに検出できるカプセルを
開発しました。赤血球の成分に
反応して光るよう遺伝子操作し
た無害な細菌を搭載したのが特
徴です。5月25日付の米科学誌
サイエンスに発表しました。
カプセルの長さは4センチ弱
で、実用化には小さくする必要
があります。検出対象の物質を
変えることで、胃腸の難病の炎
症や病原菌による感染症などの
診断に使える可能性があるとい
うことです。
病院で現在使われるカプセル
内視鏡は、カプセルに超小型の
カメラとライト、電池、電波送
信装置を搭載しています。患者
さんが口から飲むと、胃腸を進
みながら動画を撮影し、体の外
部に装着した記録装置に送りま
す。使い捨てで、大便と一緒に
排出されます。

カプセル内視鏡について解説し

ている動画です。

 
 


 
 
 
顕出した文字の特徴を検出す
る。笑

 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
ガン細胞を攻撃する免疫反応
の司令塔となる免疫細胞「ヘル
パーT細胞」と同じような免疫
細胞を、人の人工多能性幹細胞
(iPS 細胞)から作る事に成功
したのは素晴らしい業績です。
ただし、ヘルパーT細胞ができ
たからと言って、すぐに、免疫
療法が実施できる訳ではありま
せん。ガン細胞は、T細胞にブ
レーキをかけていることが多く
このブレーキを外すことが必要
だからです。このブレーキも二
種類あるようで、なかなか一筋
縄ではいかないようです。
カプセル内視鏡の技術を発展
させ、胃潰瘍や胃ガンなどによ
る出血をリアルタイムに検出で
きるカプセルを開発したのは、
素晴らしい業績です。しかしな
がら、サイズが大きく、実用化
には、もっとサイズを小さくし
ないと使えません。検出対象の
物質を変えることで胃腸の難病
の炎症や病原菌による感染症等
の診断に使える可能性があると
いうことですので、その目的で
も使えるように早急にサイズを
小さくして頂きたいものです。

艦船内で、感染症が起こる。


 
 
 
 
 
 
 
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