最近の号外Vol.1179メルマガ

  1. Home
  2. 最近の号外Vol.1179メルマガ

2019-03-23 03:24:40

カテゴリー:ブログ



藤田のブログランキングアップにご協力お願いします。
以下のバナーをぽちっとクリックお願いします。


病院・診療所ランキング

 

診療マル秘裏話    号外Vol.1179 平成30年5月19日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
目次

1)日本になく米国に5種類の肥満症治療薬が存在
2)造血幹細胞遺伝子が高脂肪食で白血病発症防止

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
 
1】 日本になく米国に5種類の肥満症治療薬が存在

 
 
 
 
 
 
 
 
日本では、体重(キロ)を身
長(メートル)で、2回割って
算出する「体格指数(BMI)」
が25以上の状態を肥満と呼びま
す。肥満が原因の病気があった
りその恐れがあったりする場合
を「肥満症」といい、総合健診
推進センター(東京都千代田区)
の宮崎滋所長は「医学的に見て
減量が必要な状態です」と語っ
ています。肥満が原因で起き、
脂肪を減らすことで予防できる
病気は11種類あることが分かっ
ていますが、肝臓ガンや乳ガン、
子宮ガンなどのガンも、肥満が
影響するといわれています。

内臓脂肪がたまっていると、
認知症になりやすいとの報告も
あります。肥満に伴って糖尿病
や高血圧を合併すると、動脈硬
化から脳血管障害を起こし、脳
血管性認知症のリスクが高まる
ためです。「肥満とアルツハイ
マー型認知症との関連も指摘さ
れています」と宮崎所長は言っ
ています。

男性は20代でも肥満の人が増
えていますが、女性は一般的に
40代以降に多くなります。「女
性は、女性ホルモンの影響もあ
って年齢とともに徐々に内臓脂
肪が増えていきますが、閉経後
は特に増えやすい体質に変わる
ので注意が必要です」と説明し
ています。体全体は痩せている
のに腹部だけが出ていて、健康
診断で「内臓脂肪が多い」と指
摘される人がいます。この段階
ではまだ肥満症とは言えません
が、かなりの運動不足に陥って
いるため、食事量の制限よりも、
食事内容を見直し、運動習慣を
付ける必要があります。

日本では現在、BMI25以上
35未満の肥満症を治療する目的
で保険適用となっている薬は存
在しないため、食事療法と運動
療法による減量が必要となりま
す。一方、米国では5種類の肥
満症の治療薬があります。

「日本でも、病気としての肥
満症の治療のために食事療法と
運動療法が継続できるよう食欲
を抑えたり、腸からの脂肪吸収
を抑えたりする薬物療法の選択
肢も必要だと思います」と、宮
崎所長は薬による支援の道が開
けることに期待をかけています。

「食事量を少し減らせば元の
体重に戻ると思っているうちに、
いつの間にか肥満は進んでしま
います。肥満は、単に見た目の
問題だけでなく、健康を害して
しまうことを意識してほしい」
と注意を促しています。

日本のメタボ対策が海外へと

広める運動についての動画です。

 
 


 
 
 
九州で脂肪吸収を促進する働
きのある物質を発見。笑

 
 
 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
2】 造血幹細胞遺伝子が高脂肪食で白血病発症防止

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
白血球や赤血球のもとになる
造血幹細胞に存在する遺伝子が、
脂肪分の多い食事を取った場合
に、血液のガンである白血病の
発症を防ぐことを、金大ガン進
展制御研究所・ナノ生命科学研
究所の研究グループがマウスを
使った実験で突き止めました。
高脂肪食が原因の白血病は、さ
まざまな腸内細菌のバランスの
変化を伴うことも判明しました。
白血病の予防や、新たな治療法
確立に役立つと期待されます。

造血幹細胞に存在する遺伝子
「スプレッド1」は細胞が分泌
する蛋白質の刺激を抑制する働
きを持っています。この遺伝子
を欠損させたマウスに、ラード
を多く含む高脂肪の餌を与え続
けると白血病で死亡しました。

造血幹細胞は「アークシグナ
ル」と呼ばれる蛋白質が異常に
活性化して、ガン化が促され、
スプレッド1は、過剰な脂肪の
摂取による白血病の発症を防ぐ
働きがあることが分かりました。

過剰な脂肪摂取が、白血病を
誘発する原因を調べ、脂肪の多
い餌を与えたマウスは、普通の
餌を与えたマウスより腸内細菌
の一種である「グラム陽性菌」
の割合が増え、腸内細菌のバラ
ンスが崩れていることを見いだ
しました。

研究は金大ガン進展制御研究
所・ナノ生命科学研究所の田所
優子助教、平尾敦教授らのグル
ープが取り組みました。成果は
4月26日に米科学誌「セル・ス
ティムセル」のオンライン版に
発表しました。

白血病の原因について解説して

いる動画です。ただし再生不良

性貧血は、白血病の前段階では、

ありません。白血病の前段階は、

骨髄異形成症候群です。この2

つの病気は、似て非なる病気

です。

 
 


 
 
 
庁内の人の腸内細菌。笑

 
 
 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
 
 
 
編集後記

 
 
 
日本では、体重(キロ)を身
長(メートル)で、2回割って
算出する「体格指数(BMI)」
が25以上の状態を肥満と呼びま
す。肥満が原因の病気があった
りその恐れがあったりする場合
を「肥満症」といい、医学的に
見て減量が必要な状態と言う事
ですから、肥満症にならない事
が絶対に必要と言えます。薬物
療法の選択肢より、食事の摂り
方を修正する方が、余程、重要
と言えるでしょう。
白血球や赤血球のもとになる
造血幹細胞に存在する遺伝子が、
脂肪分の多い食事を取った場合
に、血液のガンである白血病の
発症を防ぐことを発見したのは、
素晴らしい業績と言えるでしょ
う。食事が西洋化して、小麦の
入っていない食品を見つける事
の方が難しくなっているという
のが現状ではないでしょうか?
同時に乳製品も小麦と同じく腸
を傷つけます。小麦と乳製品の
大量摂取から免疫力が低下し、
白血病などの病気が出現するの
は予想されていた事です。

洗濯を選択肢とする。笑

 
 
 
 
 
 
 
************************

このメールマガジンは以下の配信システムを利用して
発行しています。
解除の手続きは下記ページよりお願い致します。
「まぐまぐ」www.mag2.com/m/0000121810.html
(イジニイワト)

発行者名  医療法人永徳会 皿沼クリニック院長
藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
運営サイト www.eitokukaisalanuma.or.jp/ ご意見・ご感想・励ましのお便りお待ちしております。
sara2162@atlas.plala.or.jp このマガジンの掲載記事を無断で転載・使用すること
を禁じます。

このエントリーをはてなブックマークに追加 
 

コメント

コメント

コメントがありません。お気軽にどうぞ。