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2019-01-26 22:59:37

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診療マル秘裏話    号外Vol.1132 平成30年3月25日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
 
目次

1)動脈硬化の原因となるリポ蛋白質「LAC 」発見
2)西アフリカのナイジエリアが過去最悪のラッサ熱流行となる

 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
1】 動脈硬化の原因となるリポ蛋白質「LAC 」発見

 
 
 
 
 
 
 
秋田県立大学は2月21日、動
脈硬化の原因となりうるリポ蛋
白質「LAC 」を発見したと発表
しました。この研究は、同大学
生物資源科学部の小西 智一准
教授(生物環境科学科)と農業・
食品産業技術総合研究機構(農
研機構)食品研究部門の高橋
陽子博士との共同研究の研究グ
ループによるものです。 研究
成果は、国際学術誌「PLOS ONE」
に掲載されました。

動脈硬化症の重要な原因のひ
とつは、脂質と繊維質・細胞の
死骸のかたまりであるアテロー
ムの蓄積です。 アテロームの
形成は、食生活と密接な関係が
あるため、血液中で脂質を運搬
する種々のリポ蛋白質、なかで
もLDL がその要因だろうと考え
られてきましたが大規模な疫学
調査でも確証は得られていませ
んでした。

研究グループはこれまでに、
血液中の脂質を改善するさまざ
まな食品成分の研究を行ってき
ました。そのなかで、従来から
広く認識されてきたリポ蛋白質
の種類だけでは説明できないデ
ータが得られたということです。

そこで、従来使われている方
法とは異なる分析法で、リポ蛋
白質の成分を詳しく調べたとこ
ろ、従来、カイロミクロン、VL
DL、LDL、HDLの4種類に大別さ
れていたリポ蛋白質は、少なく
とも9種類に分類できることを
確認しました。これまで報告さ
れていない「LAC 」という種類
のリポ蛋白質を新たに見出した
ということです。

LAC は、アテロームの材料と
なるコレステロールと血栓を溶
かす作用を妨げる蛋白質の複合
で、アテロームの増大に直接関
与していることが予想されると
いうことです。また、このリポ
蛋白質は、これまでの分析方法
ではHDL の一部として検出され
ていたと推定しています。

今回の研究は、ラットを用い
た実験ではありますが、血清中
構成物の相同遺伝子はヒトにも
あり、ヒトでもおなじリポ蛋白
質があるものと予想されます。
現在の健診や疫学調査では、こ
のLAC に相当するリポ蛋白質は
把握されていないことから、研
究グループは、「リポ蛋白質の
種類をそれぞれ区別して簡便に
正しく測定する方法を確立する
ことが、リポ蛋白質の動脈硬化
への効果を確認するために必要」
と述べています。

動脈硬化の原因について解説し

ている動画です。

 
 


 
 
組織を確立する確率を上げる。


 
 
 
 
 
 
 
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2】 西アフリカのナイジエリアが過去最悪のラッサ熱流行となる

 
 
 
 
 
 
 
ナイジェリア・ラゴス(CN
N)西アフリカのナイジェリア
が、過去最悪のラッサ熱流行に
見舞われています。 世界保健
機関(WHO)によると、これ
までに確認された死者は72人、
感染者は317人に上りました。

さらに764人に感染の疑いが
あり、患者さんとの接触が確認
された2845人は感染の危険があ
るとして、経過観察を受けてい
ます。

ラッサ熱に感染した患者さんの
死亡率は平均で1%、入院患者
さんの場合は15%です。しかし
ナイジェリア疾病対策センター
によれば、2月25日の時点で
死亡率は22%でした。ナイジェ
リアではラッサ熱の流行が繰り
返されていますが、WHOによ
れば、今回ほど流行が広がった
のは初めてだということです。

ナイジェリア疾病対策センター
は2月28日、今回の事態を「未
曾有の大流行」と位置付け、今
年1月の発生以来、18州に感染
が拡大していることを明らかに
しました。

ラッサ熱に感染すると、発熱や、
目や鼻など体のさまざまな部位
からの出血などの症状が出ます。

ウイルスはネズミを介して拡散
し、通常は人から人への感染率
は低いとされています。しかし
ナイジェリアの病院では今年に
入って医療従事者14人が感染し、
うち4人が8週間以内に死亡し
ました。WHOは2月28日、南
部の3州では医療施設の対応が
追いつかなくなり、現地の病院
や医療支援団体と連携して、対
応を急いでいると発表しました。
病院スタッフへの感染拡大防止
にも力を入れます。

西アフリカの周辺国への感染拡
大も懸念されます。WHOによ
ると、ベナン、リベリア、シエ
ラレオネでは、いずれも過去1
カ月の間に、ラッサ熱の症例が
報告されました。しかし、国境
を越えてこれ以上感染が拡大す
るリスクは、現時点では低いと
しています。

このニュースのニュース動画で

す。

 
 


 
 
使節が医療施設を訪れる。笑

 
 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
動脈硬化の原因となりうるリ
ポ蛋白質「LAC 」を発見したと
発表したのは衝撃的なニュース
でした。これまで私たちが学習
してきたことと全く異なる知識
が脂質代謝には必要であること
を思い知らされたからです。ア
テロームの形成は食生活と密接
な関係があるため、血液中で、
脂質を運搬する種々のリポ蛋白
質、なかでもLDL がその要因だ
ろうと考えられてきましたが大
規模な疫学調査でも確証は得ら
れていなかったということです
から、確証が得られないことを
教えていたということになりま
す。正しい脂質代謝についての
見解を早急にまとめて、医学生
の学習に反映させて頂きたい物
です。
ナイジェリア・ラゴス(CN
N)西アフリカのナイジェリア
が、過去最悪のラッサ熱流行に
見舞われています。 世界保健
機関(WHO)によると、これ
までに確認された死者は72人、
感染者は317人に上ったとい
うことですから大変深刻な事態
となっていることは否めません。
この間、エボラ出血熱が収束し
たと思ったらまた違うウイルス
感染症が流行するなんて本当に
不運という他ないようです。ア
フリカは、地下資源が豊富です。
金やダイアモンドなどの資源は、
奪い合いとなり、そこへ中国等
の外国が干渉することによって
本当に戦争と環境汚染が拡大し
ていると思われます。そこへも
ってきて、泣きっ面に蜂のウイ
ルス感染は残念と言う他ありま
せん。

鑑賞している音楽に干渉する。


 
 
 
 
 
 
 
 
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