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2018-12-28 05:27:50

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診療マル秘裏話    号外Vol.1106 平成30年2月23日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1)先天性小耳症の子供の軟骨細胞培養し耳を移植
2)認知症疑いのヒトに,ゲーム感覚で行う認知機能テスト

 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
 
1】 先天性小耳症の子供の軟骨細胞培養し耳を移植

 
 
 
 
 
 
 
生まれつき耳の扇形の部分が
発達しない「先天性小耳症」の
子ども5人の軟骨細胞を培養し、
3Dプリンターを用いて作った耳
を移植したと、中国・上海交通
大のチームが1月30日までにオ
ンライン科学誌に発表しました。
問題は起きておらず移植は成功
したとしています。

耳の形成は、患者さんのあば
ら骨などから軟骨組織を取り出
して行うことが多いそうです。
中国チームは、発達しなかった
耳の軟骨細胞を取り出して培養
したため「患者の負担がより少
ない」ということです。また、
耳の形を再現するには、熟練の
技術が必要でしたが、チームは
3Dプリンターを用いて軟骨を植
え付ける「土台」を作ります。

小耳症外耳道閉鎖症で難聴の方

がピアノを弾いている動画です。

 
 


 
 
形成外科を受診してから京成
線に乗車した。笑

 
 
 
 
 
 
 
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2】 認知症疑いのヒトに,ゲーム感覚で行う認知機能テスト

 
 
 
 
 
 
 
近ごろ親の行動がおかしいと
きがあるけれど、認知症かしら。
親が年を取るにつれこんな心配
が頭をよぎります。といっても
確証はありません。本人の説得
は難しく、すぐに病院に連れて
行くのもハードルが高い。こん
な場合、タブレット端末などを
使い、ゲーム感覚でできる認知
機能テストがあります。

タブレットの画面に、次々、
問題が表示されます。「あっ間
違えた。こっちだ」。足のけが
や虚弱のため神奈川県内の自宅
で介護を受ける要介護4の女性
(81)は真剣なまなざしで画面
にタッチし続けました。

15分ほどでテストを終えると
「平均3級」の結果がでました。
特級~5級の6段階評価のほぼ
真ん中で、「おおむね安定した
認知機能」との判定でした。「
最近、訳の分からないことを言
うことが多い」と指摘していた
家族も「まあまあね」とひと安
心しました。本人は「難しかっ
たけれど、これ面白い」と話し
ました。

女性が挑戦したのは、大学や
自治体との連携で認知機能研究
に取り組む情報通信企業トータ
ルブレインケア(神戸市)=電
078(335)8467=が
開発した「脳活バランサーCo
gEvo(コグエボ)」という
プログラムです。インターネッ
トで専用サイトを開いて利用し
ます。

記憶力、注意力、計画力、空
間認識力、見当識(日時や場所
の認識力)の認知機能の5つの
能力に関し、12種のテストがあ
ります。自由に選んだり、5種
類の基本問題に挑戦したり、ゲ
ーム感覚で認知機能のチェック
やトレーニングができます。

結果はネット上に記録され、
5つの能力のバランスが五角形
のチャートで表示されます。繰
り返して行えばそれぞれの能力
がどう改善、または衰えている
か折れ線グラフで表示されます。

開発を監修した国立成育医療
研究センター医員で、東京都の
はしもとクリニック経堂院長の
橋本圭司さんは「認知症の診断
には、専門医による問診、画像
検査、神経心理学的検査など多
くの労力と時間を必要とする。
タブレットなどを使い認知機能
の変化を客観的な数字で“見え
る化”できれば、効率的な診断
や治療の提案ができるようにな
るだろう」と話しています。

プログラムは今のところ介護
施設や病院、薬局向けに提供さ
れていますが、5月以降、有料
で個人利用できるようにしたい
ということです。

家庭でできる認知機能テスト
としては他に、75歳以上のドラ
イバーが運転免許更新時に義務
付けられている検査について、
警察庁がホームページで実際の
問題や採点方法を公開していま
す。ページから用紙を印刷すれ
ば、家族が試験官を務め記憶力・
判断力を「心配ない」「少し低
い」「低い」と3段階で判定す
ることができます。

また、オリックス自動車(東
京都)は高齢ドライバーの愛車
に専用端末を取り付け、家族の
スマートフォンなどに速度超過
や急加速、急ブレーキなど危険
な運転行動の有無や現在位置を
リアルタイムで知らせるサービ
スを提供しています。

認知症の人と家族の会が、20
13年、会員家族約500人に聞
いた調査では認知症を疑う変化
に気付いてから医療機関を受診
するまでにかかった期間は平均
9.5カ月でした。 そこから
確定診断までに平均6カ月かか
っていたことが分かりました。

受診まで時間がかかったのは
「本人が病院に行きたがらなか
った」「変化は年のせいと思っ
ていた」などの理由からです。
さらに診断まで長かったことで
「適切な治療がされなかった」
と後悔する家族も目立ちました。

認知機能テストの動画です。皆

様トライして下さい。

 
 


 
 
公海上で機密を公開したこと
を後悔する。笑

 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
生まれつき耳の扇形の部分が
発達しない「先天性小耳症」の
子ども5人の軟骨細胞を培養し、
3Dプリンターを用いて作った耳
を移植したのは素晴らしい移植
と言えましょう。自分の発達し
なかった軟骨を原料としている
ので、拒絶反応は起こりません。
また肋骨などから採取する患児
の負担が減ります。中国の移植
事情は、生きている法輪功の人
から臓器を取り出して行うとい
う恐ろしいものであると聞いて
いました。病院では上記方法で
ドナーの臓器を確保しているの
で、まったく臓器不足を感じた
ことがないと言われています。
このような軟骨の発達障害を、
治療する良心的な移植も行われ
ていたのだと改めて感心しまし
た。
本人の説得は難しく、すぐに
病院に連れて行くのもハードル
が高いといった場合、タブレッ
ト端末などを使い、ゲーム感覚
でできる認知機能テストは役に
立つと考えられます。軽度認知
障害の内に治療を始めれば認知
症状は改善すると言われていま
す。完全な認知症になってから
では、ほとんど改善しないとい
うことです。認知症の治療には
適切な時期というものがある様
です。時期をはずすと全く改善
しないから、認知症を疑う変化
に気付いてから医療機関を受診
するまでにかかった期間は平均
9.5カ月でそこから確定診断
までに平均6カ月かかっていた
というのは本当に悲劇としか言
いようがありません。

医療機関が治療期間を考慮す
る。笑

 
 
 
 
 
 
 
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