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2018-12-21 23:49:08

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診療マル秘裏話    号外Vol.1101 平成30年2月17日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
 
 
目次

1)喫煙/飲酒と口腔/咽頭ガン発生リスク の調査結果
2)1週間で報告されたインフルエンザ患者数最多となる

 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
1】 喫煙/飲酒と口腔/咽頭ガン発生リスク の調査結果

 
 
 
 
 
 
国立ガン研究センター 予防
研究グループは1月24日、多目
的コホート研究「JPHC Study」
の成果として、40~69歳の男女
約9万6,000人を対象とした喫煙・
飲酒と口腔・咽頭ガン発生リス
クに関する調査結果を発表しま
した。

国際ガン研究機関(IARC)では、
喫煙や飲酒は口腔・咽頭ガンの
確実なリスクであると報告して
いますが、日本人を対象とする
喫煙、飲酒と口腔・咽頭ガン罹
患リスクとの関係を検証した大
規模な研究はほとんど行われて
いません。

今回、研究グループは、1990年
と1993年に、岩手県二戸、秋田
県横手、長野県佐久、沖縄県中
部、東京都葛飾区、茨城県水戸、
新潟県長岡、高知県中央東、長
崎県上五島、沖縄県宮古、大阪
府吹田(呼称は2018年現在)の
11保健所管内に在住だった人の
うち、ガンの既往がなく、アン
ケート調査に回答した40~69歳
の男女約9万5,525人を、2010年
まで追跡した調査結果に基づい
て、喫煙・飲酒と口腔・咽頭が
ん発生リスクとの関連を調べた
ということです。 研究対象に
該当した人のうち、2010年まで
の追跡期間中に222 人が口腔・
咽頭ガンに罹患しました。その
うち女性は62人(27.9%)でし
た。男性においては、現在喫煙
者の口腔・咽頭ガンの罹患リス
クは、非喫煙者と比べて2.4 倍
増加しました。また、累積喫煙
指数(1日喫煙箱数×喫煙年数)
が60以上のグループでは、吸わ
ないグループと比べて、罹患リ
スクが4.3 倍増加したという事
です。部位別では、下咽頭ガン
への影響がとくに大きく、たば
こを吸うグループで約13倍、累
積喫煙指数60以上のグループで
約21倍、罹患リスクが増加しま
した。また、週に1回以上飲酒
するグループは、非飲酒者に比
べ、口腔咽頭ガンの罹患リスク
が1.8 倍増加しました。エタノ
ール摂取量に換算して、週に30
0g以上(1日平均4合以上)酒を
飲むグループでは、罹患リスク
は3.2 倍増加しました。下咽頭
ガンへの影響が大きく、週に1
回以上の飲酒するグループで3.
3倍、週に300g 以上酒を飲むグ
ループでは、10.1倍増加したと
いうことです。

女性では、たばこを吸わないグ
ループと比べて、たばこを吸う
グループで口腔咽頭ガン罹患リ
スクは2.5 倍増加する傾向がみ
られました。また、酒を飲まな
いグループとくらべて、週にエ
タノール150g以上を飲酒する女
性グループでは、口腔・咽頭が
ん罹患リスクは5.9 倍と、統計
学的に有意な増加がみられたと
しています。

今回の結果について研究グルー
プは「ここれまでの国際的評価
を支持する結果であり、日本人
における口腔・咽頭ガンの予防
のためには、喫煙せず、飲酒量
を控えることが重要であること
が再確認された」と述べていま
す。

口腔ガン、咽頭ガン、喉頭ガン

について、解説している動画で

す。

 
 


 
 
為政者の指示を支持する。笑

 
 
 
 
 
 
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2】 1週間で報告されたインフルエンザ患者数最多となる

 
 
 
 
 
 
 
厚生労働省は1月26日、1週
間に報告されたインフルエンザ
患者数が1医療機関当たり50人
を超え、1999年以降で最多とな
ったと発表しました。検出され
たウイルスはB型の増加が目立
ち、専門家は「この季節に多い
A型にB型も加わったため大流行
になった」という見方を示して
います。

インフルエンザは通常、1月
下旬から2月上旬にかけてピー
クを迎えます。今後さらに流行
が拡大する恐れがあり、厚労省
は「マスク着用や手洗いなど、
基本的な対策をしっかりとして
ほしい」と呼び掛けています。

B型は例年、A型の流行が終わ
る2月ごろから増え始めます。
しかし今年はシーズン序盤から
検出されました。

早く蚕のワクチンが出て、ワク

チン不足が解消されるとともに

値段も安くなっていただく様に

していただきたいものです。

 
 


 
 
医療機関の言うことは聴かん。


 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
国際ガン研究機関(IARC)で
は、喫煙や飲酒は口腔・咽頭が
んの確実なリスクであると報告
していますが、日本人を対象と
する喫煙、飲酒と口腔・咽頭が
ん罹患リスクとの関係を検証し
た大規模な研究はほとんど行わ
れてこなかったというのは本当
に盲点だったと私は考えていま
す。結論として日本人に関して
人種差は、認められなかった事
になります。喫煙や飲酒のリス
クが数倍になることをもっと世
の中に知らしめるべきだと私は
考えています。しかし、タバコ
や飲酒を撲滅することになれば、
その産業に関わる人々が打撃を
受けることになり、大きな抵抗
が生まれるのではないかと懸念
しています。
厚生労働省は1月26日、1週
間に報告されたインフルエンザ
患者数が1医療機関当たり50人
を超え、1999年以降で最多とな
ったと発表したのは由々しき事
だと思います。患者さんに私が
いつも申し上げることとして、
「インフルエンザは、人が死ぬ
病気です。一個のインフルエン
ザウイルスが人間に感染すると
24時間で100 万個に増殖します」
ということがあります。爆発的
な増殖力を持っているウイルス
を侮ると高齢者などの免疫力が
低下している方々からは死者が
でても何の不思議もありません。
スペイン風邪のような強毒性の
パンデミックにならないことを
祈念したいと思います。人間は
現代になっても疫病をコントロ
ールするのは容易ではないこと
を思い知らされた次第です。

用意をしていたので攻撃が、
容易となる。笑

 
 
 
 
 
 
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