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2018-11-26 23:17:20

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診療マル秘裏話   号外Vol.1080 平成30年1月23日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
 
目次

1)血糖値に応じて自動的にインスリン を出せる新素材
2)1人目を出産後、なかなか妊娠しないケースが増加

 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
1】 血糖値に応じて自動的にインスリン を出せる新素材

 
 
 
 
 
 
名古屋大学と東京医科歯科大
の研究チームは、血糖値に応じ
て自動的にインスリンを出せる
新素材を開発しました。実用化
すれば、患者さんの皮膚に貼る
だけで糖尿病治療ができるよう
になり、5年後にヒトでの臨床
研究を目指すということです。

研究成果が米科学誌「サイエ
ンス・アドバンシズ」(電子版)
に掲載されました。

糖尿病は、血糖値を下げるイ
ンスリンを膵臓(すいぞう)で
作り出せなかったり、インスリ
ンの効きが悪くなったりする事
で起こります。治療で患者さん
が自分でインスリンを注射する
場合、指先で血糖値をはかり、
1日に4回程度の注射が必要に
なるなど手間がかかります。

研究チームは、フェニルボロ
ン酸という有機化合物を高分子
のゲルに組み込んだ新素材を開
発しました。このゲルは、周囲
のブドウ糖濃度が低い時には薄
い膜のような構造に覆われてい
ますが、濃度が高くなると、1
秒以内に分子構造が変化し、膜
のような構造が無くなります。
ブドウ糖濃度が低くなればまた
元に戻ります。

ゲルの中にインスリンを入れ
ておけば、血糖値が高い時には
インスリンを放出し、血糖値が
低くなれば膜のような構造に覆
われてインスリンの放出が止ま
ります。

実験では、カテーテルの先端
に開発したゲルを塗り、糖尿病
のモデルマウスの皮下に埋め込
みました。 ブドウ糖を与える
試験では、正常マウスに近い程、
血糖値の上昇が抑えられました。
低血糖も起こらず、効果は3週
間持続することも確認しました。

名古屋大環境医学研究所の菅
波孝祥教授は「皮膚に貼るだけ
で、インスリンを注入できる機
器が安価に作れる可能性がある」
と話しています。

3年前に同じような張り薬を

米国で検討されていたという

動画です。

 
 


 
 
行火を安価に手に入れる。笑

 
 
 
 
 
 
 
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2】 1人目を出産後、なかなか妊娠しないケースが増加

 
 
 
 
 
 
1人目を出産後、子育てに少
し余裕ができたからもう1人と
願っても、なかなか妊娠しない
ケースが増えています。大谷レ
ディスクリニック(神戸市)の
大谷徹郎院長は「背景には女性
の晩婚化もあります」と話して
います。不妊とは、避妊する事
なく通常の夫婦生活を続けてい
るにも関わらず、1年以上妊娠
しない状態をいいます。以前は
2年以上でしたが、1年以上に
短縮されました。不妊には、一
度も妊娠経験がない原発性不妊
と、一度は妊娠経験を持つ続発
性不妊とがあります。

女性側の不妊の主な原因は、
(1)卵管が細くなったり詰ま
ったりして、卵管が正常に機能
しない(2)卵子が成熟しない、
または成熟しても卵巣から外に
出られない(3)子宮内腔や内
膜に異常があり、受精卵が着床
できない―の三つです。

大谷院長は、「続発性不妊の
場合は、第1子を出産後、クラ
ミジアなどの菌による感染症や
子宮筋腫、子宮内膜症等の発症
が原因となることがあります。
また、子育ての忙しさから性交
渉の回数が減少することも原因
です」と話しています。しかし、
「続発性不妊で最も大きな原因
と考えられるのは、加齢による
卵巣の機能や卵子の質の低下で
す」と大谷院長は指摘していま
す。

一般的に、妊娠率は30代後半
から大きく下がります。受精卵
の染色体異常が増し流産の確率
も高くなります。男性も加齢に
より精子の数の減少や質の低下
が見られ、不妊が原因となるケ
ースもあります。

不妊治療を行う場合、検査で
原因を特定することが最優先で
す。原因に応じて治療法はさま
ざまですが、それでも妊娠しな
い場合や、原因が特定できない
場合は人工授精や体外受精など
を行います。

「『1人目は自然に妊娠した
から』とのんびりしていると、
治療が遅れて妊娠しづらくなり
ます。第2子を考えているのに
妊娠しにくい場合は早めに検査
を受けて、必要なら治療を始め
てください」と大谷院長は早期
治療の重要性を強調しています。

二人目不妊について解説してい

る動画です。

 
 


 
 
協調性を強調する。笑

 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
血糖値に応じて自動的にイン
スリンを出せる新素材を開発さ
れたのは喜ばしい事です。実用
化すれば、患者さんの皮膚に貼
るだけで糖尿病治療ができる様
になり、5年後にヒトでの臨床
研究を目指しているそうです。
機械で血糖値を測定して、イン
スリンの量を決めて、皮下注射
するというのが今までのインス
リン投与でしたが、測定してい
る間のタイムラグであるとか、
インスリンの種類によって、細
やかに投与量を変えるなどとい
うことから、患者さんから敬遠
される傾向がありました。そん
なタイムラグがほとんどなく、
ゲルに投入した、インスリンの
種類は変更しなくてよいなどの
利点があり、患者さんにも受け
入れやすいものと推測していま
す。私個人としてはインスリン
の必要となるような食事をしな
い方が良いと思います。
1人目を出産後、子育てに少
し余裕ができたからもう1人と
願っても、なかなか妊娠しない
ケースが増えているのは残念な
ことです。続発性不妊で、最も
大きな原因と考えられるのは、
加齢による卵巣の機能や卵子の
質の低下という事ですが、これ
に関しては女性の晩婚化が影響
しているものと思われます。し
かし、その女性の晩婚化の原因
としては、女性の社会進出が大
きく影響していると考えられま
す。女性の社会進出があたかも
良いことのように考えられてい
ますが、女性は、家庭で、安心
の気を醸す方が、良いように、
思います。社会に出て、男性と
張り合い、競争の大きなストレ
スを女性が与えられると、副腎
疲労を起こします。すると副腎
皮質ホルモン(抗ストレスホル
モン)を作ることが至上命題と
なり、女性ホルモンが作られな
くなってしまうのです。これを
コルチゾールスティールと言い
沢山の女性がその犠牲になって
いることが分かっています。

協奏曲で演奏技能を競争する。


 
 
 
 
 
 
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