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2018-11-21 00:10:33

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診療マル秘裏話   号外Vol.1075 平成30年1月18日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1)社会との繋がりが多様な人程、認知症なり難い
2)ポンプ 付き細長い管で心機能の回復を図る治療

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
1】 社会との繋がりが多様な人程、認知症なり難い

 
 
 
 
 
 
 
社会とのつながりが多様な人
ほど、認知症になりにくいとす
る研究結果を国立長寿医療研究
センター(愛知県大府市)など
のチームが発表しました。

最も多様なグループは、最も
そうでないグループに比べ発症
リスクがほぼ半減していました。

調査対象は、全国10市町の
65歳以上の男女1万3984
人です。2003年から約9年
間追跡し、認知症で介護が必要
になった人数と、社会とのつな
がりの関連を調べました。

その結果、〈1〉配偶者がい
る〈2〉同居家族の支援がある
〈3〉友人との交流がある〈4〉
地域の活動に参加している〈5〉
就労しているのいずれかに該当
すると、認知症の発症リスクが
減っていました。

該当項目が0~1項目の人は
892人で、そのうち追跡期間
中に認知症を発症したのは25
8人でした。5項目すべてを満
たした1818人では145人
が発症しました。

年齢や健康状態などの影響を
差し引いて計算すると、0~1
項目の人に比べ、5項目すべて
を満たした人は認知症を発症す
るリスクが46%減少していま
した。4項目だと35%減、3
項目でも25%減でした。

同センター社会福祉・地域包
括ケア研究室の斎藤 民たみ 室
長は「特定の人とのつながりだ
けよりも、多様なつながりがあ
る方が認知症のリスクを下げそ
うだ。社会とのつながりを増や
すよう心がけてほしい」と話し
ています。

認知症の予防について解説して

いる動画です。食べない方が、

良いとされる食品添加物につい

て解説されています。

 
 


牛乳および乳製品の害について解説

している動画です。

 
 


 
 
傘下の酸化還元について解説
している講演会に参加した。笑

 
 
 
 
 
 
 
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2】 ポンプ 付き細長い管で心機能の回復を図る治療

 
 
 
 
 
 
 
全身に血液を送り出す力が弱
くなった(心不全の)心臓の中
に、ポンプが先端部に付いた細
長い管(カテーテル)を入れて
心機能の回復を図る治療が大阪
大学病院などで始まりました。

重い心臓病の患者さんにとっ
て、容体がさらに悪化した時の
治療の選択肢が増えることにな
ります。

治療で使っているのは、日本
アビオメッド社(東京)のポン
プカテーテル「インペラ」です。
強心剤などの薬で心機能が戻ら
ない急性心不全患者さんが対象
となります。

治療では、太ももの動脈から
心臓の左心室までカテーテルを
入れ、先端から吸い込んだ血液
をポンプで大動脈に送り出しま
す。外科手術が不要なため、体
への負担が小さく、緊急時に、
即応できるのも特徴です。

9月に保険が使えるようにな
り、初めての治療が、10月に
阪大病院で行われました。患者
さんは、血流の改善により全身
状態が上向き心臓の働きも回復
しました。4日後、移植まで待
つための補助人工心臓を植え込
む手術を受ける事ができました。

この治療は現在、国内五つの
病院で受けられます。今後増え
ていく予定です。

同大心臓血管外科教授の澤芳
樹さんは「インペラは言ってみ
れば、カテーテルの形をした人
工心臓。ニーズは高い」と話し
ています。

正常な心臓の収縮・拡張と弁の

動きを示す動画です。

 
 


 
 
 
贈答品の芙蓉の花が不要にな
った。笑

 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
社会とのつながりが多様な人
ほど、認知症になりにくいとす
る研究結果が得られたのは喜ば
しいことです。恐らく、神経の
回路が複雑に絡み合い社会との
つながりが多様であるという、
状態を維持しているのではない
かと推測されます。いずれにし
ても、認知症になりにくくする
には、社会とのつながりが多様
にする他、なさそうです。認知
症を根本から治す治療薬は現在
の所、存在していません。ただ
以前のメルマガで紹介したβー
アミロイドを減少させる薬剤は
有望です。早く臨床試験を終え
て臨床の現場で使える様にして
頂きたいものです。
全身に血液を送り出す力が弱
くなった(心不全の)心臓の中
に、ポンプが先端部に付いた細
長い管(カテーテル)を入れて
心機能の回復を図る治療が始ま
ったのは、本当に喜ばしい限り
です。澤教授がおっしゃってい
るように「言ってみれば、カテ
ーテルの形をした人工心臓。」
ということですから、ジリ貧の
心不全の患者さんでも、血流の
改善により、全身状態が上向き
心臓の働きも回復し、移植まで
待つための補助人工心臓を植え
込む手術を受ける事ができたと
いうのは本当に驚天動地と言わ
ざるを得ません。

先端部で戦端が開かれる。笑

 
 
 
 
 
 
 
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