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2018-11-07 00:38:43

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診療マル秘裏話   号外Vol.1063 平成30年1月4日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
 
目次

1)CTなどの画像を使った診断で不明死因を解明
2)高齢者は体内時計のリズムが狂い早寝早起となる

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
1】 CTなどの画像を使った診断で不明死因を解明

 
 
 
 
 
 
一人暮らしで亡くなるなどし、
警察が、事件性なしと判断した
遺体は、死因不明のまま、解剖
されずに火葬されるケースが多
いそうです。大阪府や東京都等
の一部の自治体には、法医学専
門の医師が行政解剖を行う「監
察医制度」がありますが、解剖
できる遺体の数は限られます。

大阪府は府監察医事務所(大
阪市中央区)で、通常1日2人
の監察医(非常勤)が、大阪市
内で見つかった年間約1100
人の遺体を解剖しています。し
かし、府内の死亡者数は201
6年の約8万4000人から、
40年には約1・4倍の約12
万人に増えると予想され、府は
体制の見直しに着手しました。
検討組織の有識者から、撮影等
にかかる時間が15分程度で済
むCTの導入を求める声が上が
っていました。

CTなどの画像を使った死因
診断は「死亡時画像診断(Ai
=Autopsy imagi
ng)」と呼ばれ、外見からは
わからない脳出血や大動脈解離、
骨折等を見つけられます。死因
を特定できれば、孤独死や突然
死等に至った経緯を正確に把握
し、予防策につなげる事が可能
になります。

また、虐待による頭部の出血
や手足の骨折などを把握したり、
大規模災害時などに現場へ派遣
して、死因や身元を特定したり
する目的でも活用できます。据
え置き型のCTによる死亡時画
像診断は東京都も実施していま
すが、専用車の導入は全国初と
いうことです。

府の計画では、同事務所の駐
車場に専用車1台を常駐させ、
監察医が死因不明と判断した全
ての遺体をCTで撮影します。
画像診断では死因が特定できな
い遺体だけを解剖に回します。
CTによる画像診断で3割程度
の死因はわかるということです。
国内での死因究明制度を巡って
は、専門家から不十分との声が
強くなっています。解剖すれば
死因の7~8割が判明しますが、
国内の解剖率は2~3%に過ぎ
ず、海外の先進国の10分の1
程度となっています。「日本は
死因不明社会だ」とも指摘され
ています。

日本では遺体に対する畏敬の
念が強く、解剖に抵抗を感じる
人が多いことも背景にあります。
厚生労働省の検討会は2011
年、「死因不詳や『心不全』と
されてきた事例に対しより正確
な診断が可能な画像診断の活用
を積極的に図るべきだ」と提唱
し、各地で徐々に取り組みが始
まっています。

放射線科医らでつくる、Ai
情報センター(東京)の山本正
二・代表理事は「正確な死因が
わからなければ医療の改善につ
ながらない。各地の自治体でも
画像診断の取り組みを進めてほ
しい」と話しました。

秋田大の法医科学講座にCT導入

のニュース動画です。

 
 


 
 
 
低床の自動車を提唱する。笑

 
 
 
 
 
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2】 高齢者は体内時計のリズムが狂い早寝早起となる

 
 
 
 
 
 
年を取ると夜明け前に目が覚
め、十分に眠れなくなる人が多
くなります。睡眠総合ケアクリ
ニック代々木(東京)の井上雄
一理事長によると高齢者は睡眠
が途切れ途切れになり、体内時
計のリズムが前にずれて早寝早
起きになりやすいという事です。

「生活習慣の影響が大きい」
と井上さんは指摘しています。
若い時に比べて運動量が減り、
日中の外出機会が少なくなりま
す。屋外で日光を浴びる機会も
減ることで助長されるという事
です。

井上さんはメリハリの付いた
生活が重要として、運動を習慣
づけ、日中はなるべく外出する
ことを挙げます。 ただ早朝の
散歩はかえって早く目覚める事
になるので注意が必要です。

布団に入るタイミングも重要
です。就寝の2時間前は最も寝
付きにくく、無理に寝ようとす
ると余計に目がさえます。眠く
なってから布団に入るようにし、
飲酒も夜中に目が覚める原因と
なるので量を控えます。

睡眠時間は1日8時間が理想
と思い込んでいる人が多いので
すが個人差があります。連続し
て眠れる時間は加齢とともに減
り、高齢者では6時間ほどです。
井上さんは「日中すっきり過ご
せるなら睡眠の長さにこだわる
必要はない」と話しています。

早寝早起きは、寿命を縮める事

もあると主張する動画です。

 
 


 
 
 
修身の時間が就寝の1時間前
まで続く。笑

 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
一人暮らしで亡くなるなどし、
警察が、事件性なしと判断した
遺体は、死因不明のまま、解剖
されずに火葬されるケースが多
いとされているものの、全ての
ケースを解剖するとマンパワー
の不足で法医学の医師に負荷が
かかりすぎることが分かります。
テレビドラマ等では、法医学の
医師がさも多いように描かれて
いますが、どこの大学の法医学
教室も後継者に悩んでいるそう
です。CTなどの画像を使った
死因診断は「死亡時画像診断(
Ai=Autopsy ima
ging)」と呼ばれ、法医学
の先生の負荷を軽減することが
できる他、外見からはわからな
い脳出血や大動脈解離、骨折等
を見つけられます。死因を特定
できれば、孤独死や突然死等に
至った経緯を正確に把握し、予
防策につなげる事が可能になる
などのメリットがあります。
年を取ると夜明け前に目が覚
め、十分に眠れなくなる人が多
くなります。 若い時に比べて
運動量が減り、日中の外出機会
が少なくなって屋外で日光を浴
びる機会も減ることで助長され
るとされているので運動を習慣
づけ、屋外で日光を浴びる機会
を増やすようにすればこの傾向
は、緩和されると思われます。
寝酒は、寝つきをよくしますが、
睡眠の質を悪くするので感心し
ません。同じく、寝る前のカフ
ェイン摂取も望ましくありませ
ん。漢方薬の葛根湯には、覚醒
作用のあるエフェドリンという
成分が入っているので就寝前の
内服は感心しません。テレビを
見ながら寝るのもブルーライト
が眼の中に入って体内時計を乱
すので感心しません。どうして
も仕事等でパソコンを見なけれ
ばならない場合はブルーライト
カットの機能がついたパソコン
を使うことや、眼鏡のレンズを
ブルーライトカットのものにす
ることをお勧めします。

関心を寄せていることに感心
する。笑

 
 
 
 
 
 
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