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2018-10-30 05:12:46

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診療マル秘裏話   号外Vol.1056 平成29年12月26日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1)室温で簡便に動作し高感度高分解能TMR磁気センサ
2)子供に多い夏風邪、手足口病の流行が今も続く

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
1】 室温で簡便に動作し高感度高分解能TMR磁気センサ

 
 
 
 
 
 
東北大学(東北大)は、室温で
簡便に動作する、高感度かつ高
分解能の「トンネル磁気抵抗(T
MR) 素子生体磁気センサ(TMR磁
気センサ)」を開発し,脳活動の
1つであるα波の検出に成功し
たと発表しました。同技術によ
り簡便に室温で脳磁測定が可能
になることで、診療からヘルス
ケアに至るまで、幅広く脳磁測
定技術が普及することが期待さ
れるということです。

同成果は、東北大大学院工学研
究科応用物理学選考の安藤康夫
教授のグループと、同大学院医
学系研究科の中里信和教授のグ
ループおよびコニカミノルタの
グループとの共同研究によるも
のです。脳磁図・心磁図は、脳
や心臓の疾患部位を比較的容易
に特定できることから、さまざ
まな医療現場での利用が期待さ
れています。しかし、現在商品
化されている超伝導量子干渉素
子(SQUID )を用いた検査法は、
冷却に液体ヘリウムを使用する
ことから、容器の形状による使
用条件の制限や、莫大なランニ
ングコストなどが原因となり、
診療所レベルでの普及には至っ
ていませんでした。

研究グループは今回、TMR 磁気
センサを開発し、液体ヘリウム
を使用せずに、高感度かつ高分
解能の脳活動の1つであるα波
の検出を実現しました。 また、
心磁場の検出に関しては信号を
積算することなく、リアルタイ
ムで波形を観測することに成功
しました。

研究グループは、同手法を用い
る事で心磁のリアルタイム測定
を実現し、虚血性心疾患や不整
脈等の心疾患の診断に応用され
れば、診断精度の向上が見込ま
れると説明しています。 また、
同手法では被験者が動きながら
の測定も可能であるといい、将
来的にはウェアラブルな素子で、
運動時や車載などの環境におい
ても、被験者が無意識のうちに
測定ができるようになるとの事
です。

TMR磁気センサーを利用した

機械について解説している動画

です。

 
 


 
 
社債で買った医療機器の車載
能力。笑

 
 
 
 
 
 
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2】 子供に多い夏風邪、手足口病の流行が今も続く

 
 
 
 
 
 
子どもに多い夏風邪、手足口
病の流行が今も続き、1週間当
たりの患者数が、この時期とし
ては過去10年で最多となってい
ることが12月4日、国立感染症
研究所の調べで分かりました。
脳炎などを起こす病原性が高い
ウイルスが広がっており、専門
家は警戒を呼びかけています。
同じく夏風邪として知られる咽
頭結膜熱(プール熱)も最多で
注意が必要です。

手足口病は口や手足の発疹が
主な症状で、熱が出ることもあ
ります。ほとんどは後遺症もな
く治りますが、まれに髄膜炎や
急性脳炎を起こす事があります。

現在流行しているのは、夏に
主流だったのとは異なるエンテ
ロウイルスA71 型と呼ばれるウ
イルスです。

手足口病について解説している

動画です。

 
 


 
 
フットワークの軽快さを警戒
する。笑

 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
室温で簡便に動作する、高感
度かつ高分解能の「トンネル磁
気抵抗(TMR) 素子生体磁気セン
サ(TMR磁気センサ)」を開発し,
脳活動の1つであるα波の検出
に成功したのは、偉大な業績と
言えるでしょう。現在商品化さ
れている超伝導量子干渉素子(S
QUID )を用いた検査法は、冷却
に液体ヘリウムを使用すること
から容器の形状による使用条件
の制限や、莫大なランニングコ
ストなどが、問題となったよう
ですから、室温で簡便に動作し、
高感度かつ高分解能という性能
が現状の検査法を乗り越える、
画期的な進歩をもたらしたよう
です。
子どもに多い夏風邪、手足口
病の流行が今も続き、1週間当
たりの患者数が、この時期とし
ては過去10年で最多となってい
ることが、国立感染症研究所の
調べで分かったのは由々しき事
です。特に手足口病の流行の型
のエンテロウイルスA71 型は、
中枢神経系合併症の発生率が他
のウイルスより高いことが知ら
れているそうですから、皆さん
注意が必要です。ほとんどは後
遺症もなく治りますが、まれに
髄膜炎や急性脳炎を起こす事が
あるそうです。脳炎後の後遺症
が痛ましいのは、皆さんご存知
の通りです。手足口病を発症し
た子供達のその後の観察を厳格
にするべきと思われます。

字体を研究する事態となる。


 
 
 
 
 
 
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