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2018-10-28 00:06:57

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診療マル秘裏話   号外Vol.1054 平成29年12月24日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1)ガン患者のゲノムを調べ最適治療法を提案の外来
2)微弱電波を使う携帯型の乳ガン検診装置を開発

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
私の最新の講演動画です。ぜひご覧下さい。

 
 


 
 
 
1】 ガン患者のゲノムを調べ最適治療法を提案の外来

 
 
 
 
 
 
美濃加茂市古井町の木沢記念
病院は、ガン患者のゲノム(全
遺伝情報)を調べて最適な治療
法を提案する専門外来「ガンゲ
ノム診断・診療センター」を開
設しました。患者さんごとに異
なる遺伝子変異のタイプを特定
し、一人一人に合った薬を選び
ます。最先端のガンゲノム医療
で日常の診療に導入するのは、
東海地方の医療機関で初という
ことです。

センターでは、ガンに関わる
160種類の遺伝子を調べる「
プレシジョン検査」を活用しま
した。 患者さんのガン組織や
血液を外部の検査センターに、
送って解析し、発見された遺伝
子変異のデータに基づき同病院
の医師が治療法を決めます。

従来の抗ガン剤治療で十分な
効果のなかった各種ガン患者さ
んらが対象で最短3週間で結果
が分かります。公的医療保険は
使えず、検査費の全額約70万
円が患者さんの自己負担となり
ます。11月29日から診察を始め、
2人が受診しました。

従来のガン治療薬は肺や肝臓
などの臓器別に選ばれていまし
た。しかし同じ臓器のガンでも、
患者さんによって遺伝子変異の
タイプが違い、効く薬や副作用
の出方も異なります。

木沢記念病院を運営する社会
医療法人厚生会の山田實紘(じ
つひろ)理事長は「遺伝子解析
をすれば、より的確な治療がで
きる。ガン患者を救うため、ゲ
ノム医療を進めていく」と話し
ています。

この検査を採用する医療機関
は北海道ガンセンター(札幌市)、
慶応大病院(東京都新宿区)に
続き3カ所目です。両機関では
これまでに約250人が検査を
受けました。治療薬の選択につ
ながる遺伝子変異が見つかった
確率は、72%で、結果に基づく
治療を実際に受けた患者さんは
10%ほどということです。

ガンゲノム医療のメリットとデ

メリットについて解説している

動画です。抗ガン剤の副作用の

吐き気を沢山の薬が開発されて

抑えることができる様になった

というのは、根本的な解決にな

っていないというのが本当の所

だと思います。

 
 


 
 
大将が大賞の対象となる。笑

 
 
 
 
 
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2】 微弱電波を使う携帯型の乳ガン検診装置を開発

 
 
 
 
 
 
広島大のチームが12月1日、
微弱電波を使う携帯型の乳ガン
検診装置を開発したと発表しま
した。従来のマンモグラフィー
(乳房エックス線撮影)と比べ
検査時の痛みや被ばくリスクが
なく、操作も簡単です。 研究
段階のため実用化のめどは立っ
ていませんが、開発に携わった
吉川公麿特任教授は、「乳ガン
検診が身近になり、検診率の向
上につながれば」と話していま
す。

装置は約20センチ四方で、重
さは約2キロです。乳房に電波
を当てると、乳ガン組織と他の
部分で反射率が違うことを利用
して腫瘍を見つける仕組みです。
あおむけに寝た状態で、装置を
患者さんの乳房にかぶせ、約10
分間電波を当てます。

痛みのないPET検査について

解説している動画です。

 
 


 
 
 
主要な腫瘍を検出する機器。


 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
美濃加茂市古井町の木沢記念
病院は、ガン患者のゲノム(全
遺伝情報)を調べて最適な治療
法を提案する専門外来「ガンゲ
ノム診断・診療センター」を開
設し、全国で3番目というのは、
素晴らしいことです。検査代が
すべて自費で70万円ということ
ですから、最適の治療法を知り
たいという医師と患者さんの思
いが具現化したものですが対象
が、従来の抗ガン剤治療で十分
な効果のなかった各種ガン患者
さんということなので、最短3
週間で結果がでても、結果が出
たころには、患者さんが亡くな
っている事態も十分考えられま
す。最適の治療法が分かったと
しても、それを実際に行うには、
更に時間がかかることでしょう。
そうした問題点を克服する努力
を重ねて頂きたいものです。
微弱電波を使う、携帯型の乳
ガン検診装置を開発したと発表
したのは、素晴らしい業績だと
思います。大がかりな装置では、
超音波を使う検診装置がすでに
開発されているのですが、携帯
型という所が目新しい所である
と私は考えています。研究段階
のため実用化のめどは立ってい
ないということですが、従来の
マンモグラフィー(乳房エック
ス線撮影)と比べ検査時の痛み
や被ばくリスクがなく、操作も
簡単ということですから、早く
実用化のめどをつけて頂き、乳
ガン検診を身近なものにして、
欧米並みに、検診率を向上させ
て頂きたいものです。乳ガンの
早期発見、早期治療を成し遂げ
ましょう。

携帯の形態を考える。笑

 
 
 
 
 
 
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