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2018-10-23 00:00:06

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診療マル秘裏話   号外Vol.1050 平成29年12月19日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
 
 
目次

1)目の病気の取組を一体的に行う眼科施設が開設
2)インフルエンザ治療薬服用後の未成年者が転落事故死

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
1】 目の病気の取組を一体的に行う眼科施設が開設

 
 
 
 
 
 
 
iPS細胞(人工多能性幹細
胞)を使った網膜の再生医療か
ら視覚障害者のリハビリまで、
目の病気に関する取り組みを一
体的に行う国内初の眼科施設「
神戸アイセンター」が平成29年
12月、神戸市のポートアイラン
ドにオープンします。治療だけ
でなく、視覚障害者らが体験で
きる料理コーナーやクライミン
グ用の人工壁を整備しています。
お笑い芸人が暗闇でネタを披露
するイベントも企画し、患者さ
んを多角的に支援します。

センターは7階建てで、同市
の外郭団体などが昨年から、総
工費約40億円をかけて建設し
ました。iPS細胞による網膜
の難病治療を進める理化学研究
所の研究施設と、同市立医療セ
ンター中央市民病院の眼科を移
転した病院(30床)が入りま
す。医療用のiPS細胞を培養
する施設なども完備し再生医療
の加速を図ります。

このほか、目が見えなくても
作りやすいよう、包丁をなるべ
く使わないレシピなどを利用者
同士で考えて料理できるキッチ
ンや、視野の狭い人が車を運転
する際の注意点を学べるドライ
ブシミュレーターなどを備えた
「ロービジョンケア施設」を、
整備しました。

クライミング用の人工壁(高
さ約3・5メートル、幅約12
メートル)は、手足をかける壁
の突起物(ホールド)が点滅し、
視力に不安がある人も光を頼り
に壁を登る事ができます。監修
したのは視覚障害者のクライミ
ングで世界的に活躍する小林幸
一郎さん(49)。「クライミ
ングは体の動きを全身で感じて
イメージできる。 上達すれば
自信がつき、心身に良い影響が
ある」と話しています。

12月16日には、患者さんや家
族らを招いて、目の見えない人
にも漫才などを楽しんでもらう
イベントを開催しました。吉本
興業の協力で、お笑い芸人が真
っ暗な舞台で話芸を競う「暗く
ら―1グランプリ」や、目隠し
をして点字ブロックのコースを
リレーする競技などを予定して
います。

厚生労働省によると、身体障
害者手帳を持つ視覚障害者は33
万7997人(2016年度現在)。施
設設計に関わった三宅琢・東京
大特任研究員は「病院や福祉施
設などが個別に取り組んでいた
研究や治療、患者支援などを、
まとめて提供できる画期的な施
設。視覚障害者の社会復帰に大
きく貢献できる」と期待してい
ます。

神戸アイセンター開設記念式典

の模様の動画です。

 
 


 
 
強力な笑いをもたらす、吉本
興業の協力。笑

 
 
 
 
 
 
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2】 インフルエンザ治療薬服用後の未成年者が転落事故死

 
 
 
 
 
 
 
インフルエンザ治療薬を服用
後の未成年者が、異常行動を起
こして転落死する事故が相次い
だため、厚生労働省は、自宅の
窓や玄関ドアの施錠を厳重にす
る等の対策を呼びかけています。

注意内容をより具体的にして、
異常行動による事故を減らしま
す。インフルエンザの流行を前
に、来週中に都道府県や医師会
などに通知を出し、注意喚起を
徹底します。

通知では、チェーンや補助錠
なども使って窓やドアを確実に
施錠し、部屋から飛び出さない
ように注意を促します。寝かせ
るのは戸建てなら1階、マンシ
ョンならベランダに面していな
い部屋、格子付きの窓がある部
屋にすることも盛り込む予定で
す。これまでは、発症から2日
間は自宅で一人にしないよう保
護者に呼びかけていました。

厚労省によると、昨年9月か
ら今年8月までに、インフルエ
ンザ治療薬服用後の異常行動は
54件報告されました。10歳代の
2人は、治療薬の「リレンザ」
「イナビル」をそれぞれ服用後
に転落死しています。薬との因
果関係は不明という。

当初は「タミフル」服用後の
事故が目立ちましたが薬を服用
していないケースでも異常行動
が報告されています。

同省は「治療薬の種類や服用
の有無を問わず、インフルエン
ザにかかった、未成年者の異常
行動には十分注意してほしい」
と呼びかけています。

このニュースのニュース動画で

す。

 
 


 
 
以上のような異常行動を起こ
す。笑

 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
iPS細胞(人工多能性幹細
胞)を使った網膜の再生医療か
ら視覚障害者のリハビリまで、
目の病気に関する取り組みを一
体的に行う国内初の眼科施設「
神戸アイセンター」がオープン
するのは、喜ばしいことです。
これまで、眼の病気について、
一体的に取り組む施設は、日本
にはなかったと思います。医療
特区だからできることだと思い
ますが、医療特区にとどまらず、
他の地域でもこのような取り組
みが、なされることを期待した
いと考えています。
インフルエンザ治療薬を服用
後の未成年者が、異常行動を起
こして転落死する事故が相次い
だということですが、因果関係
ははっきりせず、薬を服用しな
くても、異常行動が認められる
ことから、インフルエンザウイ
ルスに特有の一時的な精神障害
と考えることができます。特に
若年者にだけ起こる現象の理由
は、今後追究するべきではない
でしょうか?現在、タミフルは、
耐性のインフルエンザウイルス
が多数報告されているため、ほ
とんど使われていません。ノイ
ラミニダーゼではなくウイルス
増殖に直接効くアビガンが備蓄
に回されたまま、使用期限を迎
える事態になっているのも非常
に残念と言わざるを得ません。

使用期限を守ると機嫌が良い。


 
 
 
 
 
 
 
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