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2018-09-29 23:03:08

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診療マル秘裏話   号外Vol.1030  平成29年11月26日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
 
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目次

1)『命ぐるみ』でつながりたい移植ドナーの家族
2)癲癇発作予兆を専用下着で察知し知らせるシステム

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
1】 『命ぐるみ』でつながりたい移植ドナーの家族

 
 
 
 
 
 
脳死と判定された人から臓器
提供を認めた臓器移植法が施行
されて20年が経過しました。
臓器提供者(ドナー)と、移植
患者(レシピエント)は、互い
に特定されないよう匿名が原則
とされています。特にドナーの
情報が公表されることは少なく、
ドナーの遺族たちは脳死や臓器
提供という場面に突然直面する
ことになります。 兵庫県内で
ドナーの遺族を取材し移植医療
の現状を見つめました。

「水筒、大きいのにする?」。
夏らしい暑さを迎えた今年7月。
建設現場に向かう男性(35)
を、妻(35)はいつものよう
に送り出した。

午後3時半ごろ、妻の携帯が
鳴り夫が仕事中に足場から転落
したことを知りました。「とて
も危険な状態です」。搬送先の
病院から聞かされて体中が震え
ました。3人の子どもを連れて
ICU(集中治療室)に駆け付
けたときには、既に意識不明の
重体でした。

2日後。倍ほどに膨らんだ顔
をマッサージし手を握ると血圧
が回復しました。「早く家帰ろ
な」。泣きながら語りかけた約
1時間後、脳死状態に陥りまし
た。

男性は生後すぐに実の親と離
れ、高齢の里親に育てられまし
た。複雑な事情を背負いながら
も手に職を付け、23歳で独立
しました。「寡黙だけど、本当
に仕事熱心で家族思いだった」。
好きなバスケットボールで子ど
もたちと遊ぶのが休日の楽しみ
でした。

あまりに突然の出来事でした。
「体の一部分でも生きていてほ
しい。そしてかっこいいパパで
いてほしかった」。本人の臓器
提供の意思表示はなかったので
すが、夫婦で心臓移植がテーマ
のテレビ番組を見ていて「すご
いなあ」と話していたことも思
い出し、臓器提供を決断しまし
た。 子どもや養父母も意見を
尊重してくれました。

お別れは事故から11日目。
「病院でいるとつらいから」と
家で摘出手術の時間を待ってい
た家族に、移植コーディネータ
ーから電話があった。「伝えた
いことはありませんか」。男性
の耳元に携帯を当ててくれてい
ました。「今までありがとう」
「最後のお仕事、頑張ってな」
-。心臓、肺、肝臓、腎臓など
が全国で待ちわびる患者に提供
されました。

秋、術後1カ月の経過報告が
届きました。眼球(角膜)移植
を受けた患者さんが、携帯画面
が見えるようになったと喜んだ
のを知って涙が止まりませんで
した。「やって良かった。みん
なのために生きてくれた」

提供者と移植患者は、互いを
特定できない仕組みになってい
ます。「私は一緒に喜び合いた
いし、何なら『命ぐるみ』でつ
ながりたい。そんな世の中にな
れば、臓器移植への理解ももっ
と広まると思う」と妻は言って
います。

アメリカネブラスカ州でのドナ

ーの家族とレシピエントの再会

の模様を伝えている動画です。

 
 


 
 
恵果阿闍梨が空海への授法の
経過報告をした。笑

 
 
 
 
 
 
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2】 癲癇発作予兆を専用下着で察知し知らせるシステム

 
 
 
 
 
 
てんかん発作の予兆を、専用
下着で察知してスマートフォン
で、患者に知らせるシステムを
開発していると、京都大や熊本
大などのチームが11月3日、京
都市で発表しました。2012年の
京都・祇園の暴走事故がきっか
けとなり開発が決まりました。
医療機器として5年後の申請を
目指します。

下着はシャツで、京都府精華
町の繊維メーカー「ミツフジ」
が製作しました。 胸の周辺に
電極が編み込まれています。こ
のシャツで、てんかん発作前の
特徴的な心拍の変化を察知する
と、スマートフォンのアプリに
情報が送られ、アラームが鳴る
仕組みです。

癲癇発作の通知を脳に埋め込ん

だチップを通して行う方法です。

 
 


 
 
 
政策から製作された芸術品。


 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
ドナーの男性の人生は、波乱
万丈だったと思います。しかし、
人生の最期にレシピエントの役
に立って本望だったと思います。
この話は、ドナー側だけが描か
れていますが、こと心臓移植に
関しては、レシピエント側が描
かれることもあったようです。
心臓移植の手術を受けたレシピ
エントの性格や食べ物の好みが
変化した例が後を絶たないよう
です。好ましい性格や食べ物の
好みの変化であれば、ドナー側
とレシピエント側が交流する事
は、良い結果を産むと考えられ
ますが、好ましくない性格や、
食べ物の場合、悪い結果を産む
可能性があるため、交流が制限
されていると私は考えています。
てんかん発作の予兆を、専用
下着で察知してスマートフォン
で、患者に知らせるシステムを
開発していると発表したのは、
素晴らしい業績です。2012年の
京都・祇園の暴走事故がきっか
けとなり開発が決まったという
ことですから、暴走事故を二度
と起こすまじとの決意が見てと
れる製品だと思います。沢山の
てんかんの自動車の運転をする
患者さんに装着して頂いて予兆
の段階で、事故を阻止するよう
にして頂けたら暴走事故の遺族
の方も少しは、慰められるので
はないでしょうか?亡くなられ
た方のご冥福をお祈りさせて頂
きます。

団塊の世代が、段階を経て、
フェードアウトする。笑

 
 
 
 
 
 
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