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2018-09-28 00:06:18

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診療マル秘裏話   号外Vol.1028  平成29年11月24日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1)他人のiPS 細胞を使い目の難病患者を治療する
2)船酔いが軽いか無い人は乗船後CO2 濃度が高い

 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 他人のiPS 細胞を使い目の難病患者を治療する

 
 
 
 
 
 
 
他人の人工多能性幹細胞(i
PS細胞)を用いて、目の難病
患者さんを治療する、世界初の
臨床研究を行っている理化学研
究所などの研究チームは11月1
日、予定通り患者5人への手術
を終えたと発表しました。
チームは3月、視野がゆがみ
失明の恐れもある「滲出(しん
しゅつ)型加齢黄斑変性」の患
者さんに、拒絶反応を起こしに
くい特殊な免疫の型を持つ人の
iPS細胞から作った網膜の細
胞を移植する手術を開始しまし
た。11月1日までに5人への移植
を終えました。
チームは1年間経過を観察す
るとして、「現時点では手術の
経過など一切の情報の公表を差
し控える」としています。

このニュースのニュース動画で

す。

 


 
 
 
情報の公表が好評だった。笑

 
 
 
 
 
 
 
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2】 船酔いが軽いか無い人は乗船後CO2 濃度が高い

 
 
 
 
 
 
 
重症の船酔いにならない人は、
なった人に比べ、乗船後の呼気
の二酸化炭素(CO2)濃度が
高いことが、国立極地研究所の
第54次南極観測隊員を対象に
した研究で明らかになりました。
船酔い予防薬の適正な使用に結
びつく可能性があるということ
です。

観測船しらせに乗船した14
人について、出港後3日間の船
酔いの重さを定時的に評価する
と同時に、呼気中のCO2濃度
を測定しました。すると、出港
前は差がないのに、航海中は船
酔いが軽いか、なかった7人の
CO2濃度が高まりました。無
意識に呼吸のテンポを遅くした
のが影響したとみています。

酔い止めのツボを紹介している

動画です。

 
 


 
 
過去の自動車での研究では、
微妙に異なる傾向が報告されて
おり、さらに研究が必要だとい
うことです。

定時に辞表を提示する。笑

 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
他人の人工多能性幹細胞(i
PS細胞)を用いて、目の難病
患者さんを治療する、世界初の
臨床研究を行っている理化学研
究所などの研究チームが予定通
り、患者5人への手術を終えた
と発表したのは、偉大な業績で
す。世界初の臨床研究である事
とコストダウンのために他人の
iPS 細胞を用いる点がユニーク
と言えましょう。ただし、移植
手術をしなければ、ならないの
は、患者さんの肉体的、精神的
負担が大きいものと推測してい
ます。手術なしで黄斑変性症や
緑内障を治療できる手段が見つ
かることを期待したいと考えて
います。
重症の船酔いにならない人は、
なった人に比べ、乗船後の呼気
の二酸化炭素(CO2)濃度が
高いことが明らかになったとい
うのは、素晴らしい業績です。
CO2濃度が高まった船酔いが
軽いか、なかった人では無意識
に呼吸のテンポを遅くしたのが
影響したということですが、無
意識に呼吸のテンポを遅くする
メカニズムについてさらに解明
して頂きたいと思います。また
船酔い予防薬の適正な使用に結
びつく可能性も追求して頂きた
いと思います。

上撰の日本酒と共に乗船する。


 
 
 
 
 
 
 
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