最近の号外Vol.1018メルマガ

  1. Home
  2. 最近の号外Vol.1018メルマガ

2018-09-16 00:09:48

カテゴリー:ブログ



藤田のブログランキングアップにご協力お願いします。
以下のバナーをぽちっとクリックお願いします。


病院・診療所ランキング

 
診療マル秘裏話   号外Vol.1018  平成29年11月12日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
 
 
 
目次

1)第40回日本高血圧学会総会が、松山市で始まる
2)子供のスポーツ は発育や発達に見合う指導が必要

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 第40回日本高血圧学会総会が、松山市で始まる

 
 
 
 
 
 
第40回 日本高血圧学会(
JSH)総会(会長・檜垣實男
愛媛大学大学院教授)が10月20
日、松山市のひめぎんホールで
始まりました。「未来を創る高
血圧学」をテーマに最新の研究
や症例報告などシンポジウム、
特別企画などが10月22日までの
3日間、行われます。

日本高血圧学会減塩委員会の
土橋卓也委員長(製鉄記念八幡
病院理事長)は、シンポジウム
「運動療法と減塩の“実践”」
の中で、減塩する意識のある人
を後押しする環境づくりの大切
さを力説しました。具体的には、
「おいしく減塩できる調理法を
指導したり、加工食品、外食、
惣菜などに含まれる食塩相当量
がわかるようにしたりしたうえ
で、居住環境に応じた減塩手法
を提案する事が重要だ」と説明
しました。

また、別の講演では、減塩委
員会副委員長の安東克之さん(
北村記念クリニック院長)が、
同委員会が公表している「JS
H減塩食品リスト」の取り組み
について報告、「減塩食品はま
だ食生活の中に浸透していない。
いろいろな場所で活動をアピー
ルし、減塩意識の向上に努めた
い」と話していました。

会場内では、医療機器や減塩
食品のメーカーが展示コーナー
を開設し訪れた一般の人に機器
や商品の説明をしていました。

減塩の仕方について解説してい

る動画です。

 
 


 
 
工場で減塩意識の向上に努め
る。笑

 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
 
2】 子供のスポーツ は発育や発達に見合う指導が必要

 
 
 
 
 
 
子どものスポーツは、発育や
発達に合わせた指導が必要です。
特に、けがや故障の予防には親
と指導者の協力が欠かせません。
野球の投球障害肩の予防など、
親や、指導者が知っておくべき
基本について船橋整形外科病院
(千葉県船橋市)の理学療法士
鈴木智さんに聞きました。投球
による肩の故障の要因は主に、
1)体の機能2)試合や練習の環境
3)投げ過ぎ―の三つが挙げられ
ます。 一つでも当てはまると
故障の原因となるため、「選手
ごとに根本的な要因を探り指導
することが重要」という事です。
体の機能は1)肩の筋力が弱い、
柔軟性が低い等の肩自体の問題
2)下半身など肩以外の身体機能
や使い方の問題3)故障しやすい
フォーム―の三つの要因が考え
られます。
成長過程の子どもの投球動作
には個人差があり、学年や年齢
で区切らずに成長発達段階に応
じた指導が理想です。 「運動
能力が伴わないまま無理なフォ
ームで投球動作を繰り返すと、
いわゆる『リトルリーグ肩』と
呼ばれる肩関節の故障につなが
る恐れがあります」と、鈴木さ
んは警鐘を鳴らしています。小
さい頃から専門競技に特化し、
同じ動きばかりさせると、全身
をバランス良く使えず、故障の
原因になります。「近年は専門
競技の低年齢化によって体の使
い方が画一的な競技者が増えて
いますが、幼い時の外遊びで、
全身の使い方を覚えることが大
切です」と強調する鈴木さん。
成長発達過程では、8~12
歳までは動作の習得が最も伸び
ます。中学生から持久力が向上
し、高校生から筋力がアップし
ます。小学生に大人が行うよう
な高度なトレーニングを課して
いるケースもありますが、「子
どもを大人のミニチュア版と考
えてはいけません」と鈴木さん
は訴えています。
また、練習前のウオーミング
アップはもちろんですが、試合
後の整理体操やケアが不足する
と、筋肉を硬くし、フォームの
崩れや痛みの原因となります。
将来的な故障のリスクも高まる
ため、クールダウンは、非常に
重要です。
リトルリーグ肩による肩の痛
みで病院を受診すると、投球を
3~4週間禁止されることが多
いのですが、試合を控えた子ど
もが痛みを我慢して練習を続け
るケースが少なくありません。
しかし、投球禁止の時期にも
肩以外の身体機能のトレーニン
グを行えば全身の使い方に習熟
し、ステップアップにつながり
ます。「その重要性を子どもた
ちに伝え、トレーニングや競技
への意欲を高めることも親や指
導者の重要な役割です」と鈴木
さんは話しています。

子供のスポーツにおける外傷や

障害の予防についての公演動画

です。

 
 


 
 
東急ハンズで、投球に必要な
グラブの等級をつける。笑

 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
 
編集後記

 
 
減塩する意識のある人を後押
しする環境づくりの大切さにつ
いて力説されて、具体的には、
「おいしく減塩できる調理法を
指導したり、加工食品、外食、
惣菜などに含まれる食塩相当量
がわかるようにしたりしたうえ
で、居住環境に応じた減塩手法
を提案されるのは、素晴らしい
減塩手法と言えましょう。医師
が、「塩分は、一日8g以内にし
て下さい」と漠然と説明するの
と大きく違うことを認識して頂
きたいものです。第一患者さん
に対して、一日8g以内に摂取し
てと言われても理解できる人は
皆無であると私は考えています。
そのため、私のクリニックでは、
塩分の高い食品をできるだけ食
べない様にするとか減塩の調味
料を使うことにする等の具体的
な減塩法を記載したプリントを
手渡しすることにしています。
子どものスポーツは、発育や
発達に合わせた指導が必要です。
特に、けがや故障の予防には親
と指導者の協力が欠かせない事
は言うまでもありません。指導
者は、子供たちに過度の結果を
要求することは、慎まねばなり
ません。子供達の健康が損なわ
れると一生その競技ができなく
なる可能性すらあります。結果
より、楽しんで、怪我なく過ご
すことの方が、大切だと考える
ことが大切です。リトルリーグ
肩による肩の痛みで病院を受診
すると、投球を3~4週間禁止
される事が多いのですが、試合
を控えた子どもが痛みを我慢し
て練習を続けることがないよう
に指導することこそが指導者の
努めであると思います。たとえ
痛みを我慢して練習したとして
も、その練習を見ていれば痛い
か痛くないかの判断は、容易に
つくものと思われます。その時
すぐに練習を止めさせましょう。
練習を見ないで、全て自主性に
任せるのは、言語同断と言えま
しょう。

帰寮させることで器量の大き
さを示す。笑

 
 
 
 
 
 
************************

このメールマガジンは以下の配信システムを利用して
発行しています。
解除の手続きは下記ページよりお願い致します。
「まぐまぐ」www.mag2.com/m/0000121810.html
(イジニイワト)

発行者名  医療法人永徳会 皿沼クリニック院長
藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
運営サイト www.eitokukaisalanuma.or.jp/ ご意見・ご感想・励ましのお便りお待ちしております。
sara2162@atlas.plala.or.jp このマガジンの掲載記事を無断で転載・使用すること
を禁じます。
ただしお友達への転送はご自由はご自由です。
このエントリーをはてなブックマークに追加 
 

コメント

コメント

コメントがありません。お気軽にどうぞ。