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2018-08-26 00:14:22

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診療マル秘裏話   号外Vol.1000  平成29年10月22日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
目次

1)「アニマルセラピー」に取り組む県立河北病院
2)グリベック 投薬を中止で6割以上が3年間再発なし

 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
1】 「アニマルセラピー」に取り組む県立河北病院

 
 
 
 
 
 
動物と触れ合うことで患者の
不安やストレスを軽減する「ア
ニマルセラピー」に河北町の県
立河北病院(多田敏彦院長)が
取り組んでいます。セラピー犬
が患者の気持ちを解きほぐし、
導入から1年が経過した今は、
病室にこもることが減り、散歩
による外出が増えるなど、患者
の行動に変化が見られます。病
院側は「アニマルセラピーの認
知度を高め、効果を広く知って
もらいたい」と話しています。

同病院は、昨年7月末に取り
組みをスタートさせました。N
PO法人日本アニマルセラピー
協会山形本部によると、県内の
病院では初という事です。ガン
などの疾患を持つ緩和ケア病棟
の入院患者を対象に、同協会の
認定を受けた栗原二葉医師(36)
=緩和ケア科医長=が担当して
います。

アニマルセラピーは、動物と
触れ合うことで患者の体内にオ
キシトシンというホルモンが、
分泌され、リラックスしたり、
自己治癒力が、高まったりする
効能があるとの研究成果が報告
されています。同病院は、患者
が不安なく治療に向かえる環境
づくりの一環として実践してい
ます。

実施前には、患者に希望を聞
き、全体の約8割がセラピーを
受けているということです。週
1、2回の頻度で行い、リハビリ
中の患者はセラピー犬と一緒に
散歩したり、抑鬱の患者は病室
で15分程度、犬と遊んだりして
います。

今年1月にセラピー犬の認定
を受けたミニチュアシュナウザ
ー「ししまる君」(オス、1歳7
カ月)は、愛くるしいしぐさで
人気者です。患者からは「セラ
ピー犬に合う楽しみが増えた」
「犬との触れ合いにより、家族
との会話が増えた」などの声も
聞かれます。

アニマルセラピーはイルカや
馬などさまざまですが、県内に
は20頭ほどのセラピー犬がいま
す。認定条件は▽人懐こく社会
性がある▽かまない、ほえない
―などということです。

栗原医師は「アニマルセラピ
ーは医療では足りない部分を補
うケア。今後、効果を数字とし
て実証できるような機会を探っ
ていきたい」とし、「他の診療
科との連携も図っていきたい」
と普及に意欲を示しています。
多田院長は「患者や家族の心の
ケアに努めることで、地域医療
のモデルになると思う」と期待
を込めています。

アニマルセラピーについて解説

している動画です。

 
 


 
 
 
不朽の名作の普及に努める。


 
 
 
 
 
 
 
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2】 グリベック 投薬を中止で6割以上が3年間再発なし

 
 
 
 
 
 
 
慢性骨髄性白血病の治療薬「
グリベック」を長期間服用し、
症状が出なくなった、「寛解」
状態の患者68人に投薬を中止
したところ、6割以上が3年間
再発しなかったとの臨床試験の
結果を、秋田大などの研究グル
ープがまとめました。

国内で長期間、薬の中止後も
再発がないことを確認できたの
は初めてです。

慢性骨髄性白血病の治療は、
薬を飲み続けるのが原則ですが、
今回の結果を受け、診療指針が
見直され、多くの患者が服用を
やめられる可能性が出てきまし
た。

この病気は、骨髄の中にある
血液を作る細胞が、遺伝子異常
によりガン化して起こります。
国内の患者数は1万数千人です。
2000年代に登場したグリベ
ック等の分子標的薬により寛解
状態を維持できる患者が増加し
ています。しかし薬の自己負担
が年間数十万円になることもあ
ります。

試験では、グリベックを3年
以上服用し高精度の遺伝子検査
で白血病細胞が2年以上見つか
らない患者68人を調べました。
14年から国内の26医療機関
で投薬を中止しました。専門医
の指導のもと、定期的に遺伝子
検査を行った所、43人(63
%)は3年間再発がありません
でした。再発した25人(37
%)も服用を再開したところ、
全員が寛解状態に戻りました。

研究をまとめた、高橋直人・
秋田大教授(血液内科)は、「
服薬を長期間続けて状態の良い
患者は、高い確率で薬をやめら
れることが分かった。 ただ、
自己判断で中止するのは危険な
のでやめてほしい」と話してい
ます。

ガン分子標的療法の進歩につい

ての動画です。

 
 


 
 
制度上、高精度の機器を使う。


 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
動物と触れ合うことで患者の
不安やストレスを軽減する「ア
ニマルセラピー」に河北町の県
立河北病院(多田敏彦院長)が
取り組んでいるというのは素晴
らしい試みと言えましょう。私
もイルカや馬についてのアニマ
ルセラピーは聞いたことがあり
ましたが、犬を使ったものに、
ついては、初耳でした。犬には、
権勢症候群と言われるものが、
存在するため、アニマルセラピ
ーには向かないと勝手に決めつ
けていました。犬にも人懐こく
社会性がある▽かまない、ほえ
ないなどの条件を付けることに
よって人気のセラピー犬を育成
することができたのは幸いと言
えましょう。
慢性骨髄性白血病の治療薬
「グリベック」を長期間服用し、
症状が出なくなった、「寛解」
状態の患者68人に投薬を中止
したところ、6割以上が3年間
再発しなかったとの臨床試験の
結果が発表されたのは喜ぶべき
ことです。分子標的薬は非常に
高価であるので、長期間服用に
は、ある程度、お金が必要です。
それをやめても6割以上が3年
感再発しなかったので、やめら
れると知ったら、懐が温かくな
ることでしょう。

官界で寛解の研究をする人物。


 
 
 
 
 
 
 
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