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2018-08-06 00:08:31

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診療マル秘裏話   号外Vol.983  平成29年10月2日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1)生活習慣病は不適切な生活習慣から生じる病気
2)東京都は受動喫煙防止条例の制定を目指す方針

 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
1】 生活習慣病は不適切な生活習慣から生じる病気

 
 
 
 
 
 
 
生活習慣病とは食習慣(食事
の内容)・運動不足・喫煙など
の生活習慣が不適切であること
が関与して生じる病気の総称で
す。日本人三大死因といわれる
ガン、脳血管疾患、心臓病はじ
め、高血圧、糖尿病、高脂血症、
肥満、アルコール性肝疾患など
枚挙にいとまがありません。

1996年、国はそれまで成
人病と呼ばれていた病気を「生
活習慣病」と改称しました。も
ともと成人病は40歳前後から
急に死亡率が高くなり、全死因
に占める割合が高い病気を指し
ていました。その名の通り、主
に加齢が原因と考えられていま
した。その後生活習慣の積み重
ねが病気の発症や病状の進行に
深く関与していることが明らか
になります。つまり年齢に関係
なく毎日の生活習慣が問題だと
わかったのです。 生活習慣を
改善できれば疾病の発症や進行
をおさえることができる。これ
を意識させるために生活習慣病
という名称にしました。

では歯・口と生活習慣病には
どのような関係があるのでしょ
うか? むし歯と歯周病は共通
して感染症と生活習慣病の二面
を併せ持ちます。まずむし歯は
細菌(ミュータンス菌など)の
感染と糖類の過剰摂取が原因で
り、最近むし歯とメタボリック
シンドローム、動脈硬化との関
連が指摘されてきています。歯
周病(歯槽膿漏)は歯周病原因
菌の感染症です。歯周病を放置
すると原因菌が歯ぐきの血管か
ら全身に回り、その毒素と炎症
性物質によって動脈硬化を促進
します。さらにむし歯や歯周病
により歯の残存本数が少なくな
ると、肉や野菜などの摂取量が
不足し炭水化物の摂取量が増え、
やがてビタミンや、ミネラルが
欠乏して栄養のバランスがくず
れます。 このように歯・口と
全身は、密接に関係しているの
です。食習慣に加えて歯と歯ぐ
きのケアにも注意して、むし歯・
歯周病を予防することが全身の
生活習慣病を予防することにつ
ながるのです。

生活習慣病について解説してい

る動画です。

 
 


 
 
不測の事態で野菜が不足する。


 
 
 
 
 
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2】 東京都は受動喫煙防止条例の制定を目指す方針

 
 
 
 
 
 
 
小池百合子・東京都知事は9
月8日、公共施設や飲食店など
を対象にした受動喫煙防止条例
の制定を目指す方針を明らかに
しました。今年度中に都議会に
条例案を提出する予定です。受
動喫煙防止の法改正を目指す国
の議論が停滞する中、都が国に
先んじて喫煙規制に動き出す事
になりました。

小池氏が、9月8日の定例記者
会見で、条例案の骨格を明らか
にしました。医療機関や学校等
は敷地内禁煙とし官公庁や老人
福祉施設などは屋内を全面的に
禁煙とします。飲食店について
は、小規模なバーなどは条件を
満たせば例外としますが、喫煙
室を除いて屋内禁煙とします。
罰則も設け、5万円以下の過料
を科します。9月8日から約1カ
月間、パブリックコメント(意
見募集)を実施し条例案に反映
させる考えです。

受動喫煙防止策を巡っては、
厚生労働省が今年、同様の法改
正を目指していますが、自民党
内の反発などで見通しが不透明
となっています。これを受けて、
小池氏は3年後の五輪開催都市
として、国に先行して都が規制
導入に動く考えを示していまし
た。

このニュースのニュース動画で

す。

 
 


 
 
帰省を規制する。笑

 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
むし歯と歯周病は、共通して
感染症と生活習慣病の二面を併
せ持ち、むし歯は細菌(ミュー
タンス菌など)の感染と糖類の
過剰摂取が原因であり、最近む
し歯とメタボリックシンドロー
ム、動脈硬化との関連が指摘さ
れています。一方、歯周病(歯
槽膿漏)は歯周病原因菌の感染
症で、歯周病を放置すると原因
菌が歯ぐきの血管から全身に回
り、その毒素と炎症性物質によ
って、動脈硬化を促進します。
口の中の疾患を甘くみていると
知らない内に動脈硬化が促進さ
れていて、循環器の病気になっ
て入院ということになりかねま
せん。
小池百合子・東京都知事が9
月8日、公共施設や飲食店など
を対象にした受動喫煙防止条例
の制定を目指す方針を明らかに
したのは素晴らしいことです。
同じような法律を国会では中々
成立させることができず、継続
審議になっているのに、東京都
が先に条例を定めれば、国は、
何をしているのか?と批判にさ
らされます。遅まきながら国会
でも法律ができれば、受動喫煙
が防がれて、たくさんの人が、
健康被害に遭わなくなるものと
予想されます。

真偽を審議で明らかにする。


 
 
 
 
 
 
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