最近の号外Vol.979メルマガ

  1. Home
  2. 最近の号外Vol.979メルマガ

2018-08-01 03:37:04

カテゴリー:ブログ



藤田のブログランキングアップにご協力お願いします。
以下のバナーをぽちっとクリックお願いします。


病院・診療所ランキング

 
 
診療マル秘裏話   号外Vol.979  平成29年9月28日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
 
目次

1)ガン探知犬でガン検診の町民対象の経過説明会
2)おたふくかぜ合併症で難聴になった人が336 人

 
 
 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
1】 ガン探知犬でガン検診の町民対象の経過説明会

 
 
 
 
 
 
金山町が本年度から試験的に
導入している「ガン探知犬」を
用いた、ガン検診の町民対象の
経過説明会が9月5日、町農村環
境改善センターで開かれました。
町と連携し、事業を進める宮下
正夫日本医科大教授が、これま
で数人に陽性反応が出たことを
説明し「初期の段階で見つけら
れる検査のため、悲観的になら
ないことが大切」と訴えました。

検査は訓練を受けた探知犬が、
人のガンが発する臭いを検体(
尿)からかぎ分けて識別します。
町の特定健診などを受ける40歳
以上の住民のうち、同意を得た
人が対象となります。町による
と、これまで530 人が同意し、
同日現在で216 人の結果が分か
っています。このうち陽性反応
が出た数人は、町立金山診療所
でさらに詳細な検査をしていま
す。

説明会には、町民約110 人が
出席しました。宮下教授は、探
知犬の訓練や検査の様子、研究
段階でガンの発見率がほぼ100%
だったことを説明しました。一
方で「ガンかどうかを広く見つ
けることはできるが、どこの部
位にあるかはさらに検査しなけ
ればならない」と指摘しました。
検査の利点として「ガンの進行
を抑えるにはできるだけ早く見
つける必要がある。この検査で
あればガンの前段階でも識別で
きる」と話しています。

このニュースのニュース動画で

す。

 
 


 
 
至適な指摘を受ける。笑

 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
 
2】 おたふくかぜ合併症で難聴になった人が336 人

 
 
 
 
 
 
 
おたふくかぜの合併症で難聴
になった人が、2015、16年の2
年間で少なくとも336 人いる事
が9月6日、日本耳鼻咽喉科学会
による初の全国調査で分かりま
した。予防接種で防げた可能性
があるとして、定期接種の対象
とするよう国に求めます。

学会が全国の医療機関を対象
に調査しました。難聴になった
と診断された336人のうち、261
人が日常生活に支障を来す高度
難聴または重度難聴になってい
ました。両耳とも難聴となった
14人のうち11人は、補聴器を使
ったり人工内耳を埋め込んだり
しました。

おたふくかぜはムンプスウイ
ルスが原因で、耳の下の腫れや
発熱が起こる病気です。

おたふくかぜの後の難聴に苦し

む少女の患者さんの動画です。

 
 


 
 
定期接種を国に提起する。笑

 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
 
編集後記

 
 
 
金山町が本年度から試験的に
導入している「ガン探知犬」を
用いた、ガン検診の町民対象の
経過説明会が開かれたことは、
素晴らしいことだと思います。
ガン探知犬を用いたガン検診で
は、検出率がほぼ100%となる事
については、以前のメルマガで
とりあげました。今回は、その
経過説明会ですので、これまで
数人に、陽性反応が出たことを
説明し「初期の段階で見つけら
れる検査のため、悲観的になら
ないことが大切」と訴えたのは
正しい対応だったと考えていま
す。しかし、ガンがあると分か
ってもどこのガンであるかにつ
いては、分からないので詳しい
PET 検査等を行う必要があると
思われます。ただ超早期ガンの
ためPET 検査でも検出できると
は、限りません。
おたふくかぜの合併症で難聴
になった人が、2015、16年の2
年間で少なくとも336 人いる事
が、日本耳鼻咽喉科学会による
初の全国調査で分かったという
事実は、重く受け止められるべ
きだと考えています。私のクリ
ニックでは、ムンプスの症状が
落ち着いたら、必ず耳鼻科に通
い、聴力検査をしてもらうこと
を勧めています。難聴の治療法
がほとんどないと言われていま
すが、あらかじめ難聴である事
が分かっていれば、対処する事
がたくさんあると思いそのよう
な行動をとっているわけです。
現在では、ムンプス後の感音性
難聴は治療がありませんが医療
の進歩は日進月歩ですから何時
が治療ができる日が来ることを
期待したいと思います。

大所高所から対処する。笑

 
 
 
 
 
 
************************

このメールマガジンは以下の配信システムを利用して
発行しています。
解除の手続きは下記ページよりお願い致します。
「まぐまぐ」www.mag2.com/m/0000121810.html
(イジニイワト)

発行者名  医療法人永徳会 皿沼クリニック院長
藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
運営サイト www.eitokukaisalanuma.or.jp/ ご意見・ご感想・励ましのお便りお待ちしております。
sara2162@atlas.plala.or.jp このマガジンの掲載記事を無断で転載・使用すること
を禁じます。
ただしお友達への転送はご自由はご自由です。
このエントリーをはてなブックマークに追加 
 

コメント

コメント

コメントがありません。お気軽にどうぞ。