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2018-07-19 05:26:53

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診療マル秘裏話   号外Vol.968  平成29年9月15日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
目次

1)新規のエイズウイルス感染細胞の除去法を開発
2)第3期ガン対策推進基本計画に目標明記を要請

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 新規のエイズウイルス感染細胞の除去法を開発

 
 
 
 
 
 
熊本大学は8月22日、新規の
エイズウイルス感染細胞除去法
として「Lock-in and apoptosi
s法 」を開発したと発表しまし
た。 この研究は、同大大学院
生命科学研究部生体機能分子合
成学分野の立石大大学院生、大
塚雅巳教授らの研究グループに
よるものです。研究成果は、学
術雑誌「Scientific Reports」
に掲載されました。

近年、複数の抗エイズ薬を用い
る多剤併用療法の進展により、
エイズウイルス感染者体内での
ウイルス増殖抑制ができるよう
になりました。しかし、ウイル
スは、リザーバーという特別な
細胞内に潜伏して生き残ってし
まうため、感染者体内からウイ
ルスを完全に駆逐することはで
きません。いかにしてリザーバ
ー内のウイルスを除去するかが、
現在のエイズ研究の課題となっ
ています。

数年前に開発された「kick and
kill法 」は、リザーバー細胞
にある種の薬剤を作用させ、中
で潜伏しているウイルスを活性
化(kick)させたところで、リ
ザーバー細胞を殺す(kill)と
いうウイルス駆除法です。しか
し、薬剤でウイルスを活性化す
ることはできても効率良く細胞
を殺せない、という問題があり
ました。

今回、研究グループは、新たに
「Lock-in and apoptosis法 」
という方法を開発しました。ま
ず、新規化合物「L-HIPPO(Hip
po=Hippopotamus=カバ)」を
合成しました。 L-HIPPOをウイ
ルス感染細胞に導入すると、ウ
イルスの出芽が抑えられ、ウイ
ルスが細胞内に閉じ込められて
出てこられなくなるということ
です。

次に、L-HIPPO を細胞内に運ぶ
α-CDEというキャリアとともに
ウイルス感染細胞に加えたとこ
ろ、ウイルスが細胞内に閉じ込
められ、その細胞は細胞死(ア
ポトーシス)しました。リザー
バー内のウイルスを活性化させ
る薬剤はすでにあるため、エイ
ズウイルスを感染細胞内に閉じ
込めて細胞死させる今回開発さ
れた方法を組み合わせることで、
リザーバー内に潜伏しているウ
イルス駆除が可能になるという
ことです。

今後について研究グループは、
リザーバー内のウイルスを活性
化させる薬剤と組み合わせて、
標的となるリザーバーに効率よ
くL-HIPPO を導入させることが
できるように改良したい、と述
べています。

2016年にイギリスのチームが、

成功したというニュース動画

です。

 
 


 
 
船腹に潜伏した。笑

 
 
 
 
 
 
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2】 第3期ガン対策推進基本計画に目標明記を要請

 
 
 
 
 
 
全国ガン患者団体連合会と三
原じゅん子参院議員らは8月24
日、国の指針となる第3期ガン
対策推進基本計画に「2020
年度までに受動喫煙をゼロにす
る」との目標明記を求める要望
書を加藤勝信厚生労働相に提出
しました。
要望書では、受動喫煙は肺が
んなどの発症リスクを高め、年
間約1万5000人が亡くなっ
ていると指摘しています。飲食
店や職場、行政機関などでの「
20年度までに受動喫煙ゼロ」
の記述を基本計画に盛り込む事
や、建物内禁煙を基本とした法
的措置を講じる事を求めました。

受動喫煙について解説している

動画です。

 
 


 
 
容貌についての要望を纏める。


 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
新規の、エイズウイルス感染
細胞除去法として「Lock-in an
d apoptosis法 」を開発したと
発表したのは、偉大な業績です。
近年、複数の抗エイズ薬を用い
る多剤併用療法の進展により、
エイズウイルス感染者体内での
ウイルス増殖抑制ができるよう
になりましたが、ウイルスは、
リザーバーという特別な細胞内
に潜伏して生き残ってしまうた
め、感染者体内からウイルスを
完全に駆逐することはできない
という事実があり、大きな壁に
阻まれていましたが今回の成果
を組み合わせることで、リザー
バー内に潜伏しているウイルス
駆除が可能になったというより
大きな成果を得ることができる
運びとなりました。
国の指針となる、第3期ガン
対策推進基本計画に「2020
年度までに受動喫煙をゼロにす
る」との目標明記を求める要望
書を加藤勝信厚生労働相に提出
したのは、喜ばしいことです。
自民党内で、飲食業においては
今までの分煙でという意見がで
ていたことを覆す要望書と言え
ます。同じ自民党内でも、三原
じゅん子参院議員のように健康
第一に考える議員がいたことを
誇らしく思います。健康が第一
であると考えなければ、どんな
ことも長期に成し遂げるのが、
困難になります。急がば回れの
格言通りに目標設定して欲しい
と思いました。

寵姫が長期に皇帝に愛される。


 
 
 
 
 
 
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