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2018-06-29 02:39:42

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診療マル秘裏話   号外Vol.951  平成29年8月26日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1)子宮移植の対象のロキタンスキー症候群の女性
2)AIを使って、様々な皮膚の病気を画像から判別

 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
1】 子宮移植の対象のロキタンスキー症候群の女性

 
 
 
 
 
 
 
子宮移植の実現へ、名古屋第
二赤十字病院(八事日赤、名古
屋市昭和区)がプロジェクトチ
ームをつくり、第一歩を踏み出
しました。対象に想定されるの
は、生まれつき子宮や膣が欠損
しているロキタンスキー症候群
の女性たちです。 今後、子宮
移植をめぐる議論が深まれば、
病気への無理解に苦しむ彼女達
にとって朗報となりそうです。

「悲しくて悲しくて毎日部屋
にこもって泣いていました」。
高校3年の春、同症候群である
ことが分かったという30代女性
は、医療関係者を通じ、当時の
心境を打ち明けました。

何歳になっても生理がない事
が不安になり、病院を受診して
判明しました。「周囲は当たり
前に生理がきて、彼氏ができた
ら性交渉がある。私にはない。
周りの子は私の病気を知らない。
見た目では何も分からない。『
(生理用)ナプキンある?』。
そんな会話で傷ついていました」。
勉強も手につかず、学校では机
で一人寝たふりをしていました。

大学進学後、体のことを打ち
明け、受け入れてくれた男性が
その後、夫になりました。 「
結婚できただけで幸せ。 けど
人間は欲張り。それ以上の届か
ない幸せを望んでしまいます。
子どものことを考えない日は一
日もありません」。周囲が出産
ラッシュの、30代の今が一番
つらい。久しぶりに友人と会う
時は妊娠報告をされるのが怖い
ということです。

子宮移植について、ドナー(
提供者)の負担が気になり簡単
に答えはでませんが「自分の体
で赤ちゃんを育てることができ
るなんて幸せ」と思うという事
です。

「生まれながらに、産めない
状況が生きる上で重圧になって
いる」。今年4月、東京で開か
れた日本子宮移植研究会の学術
集会で、患者さんらでつくる「
ロキタンスキーの会」の千東
敦子さん(39)=仮名=が重い
口を開きました。中学1年で、
病気を知り、悩み続けてきまし
た。35歳で結婚。 「思い描く
未来に進むためには、選択肢が
必要。妊娠不能のため、子を持
つための治療の枠組みに入れて
もらえない。私たちにも希望が
あっていいんじゃないか」と語
りました。

集会では性別適合手術で子宮
を摘出した性同一性障害の人が
ドナーになる可能性も議論にな
りました。「おなべ芸人」とし
て活動する前田かずのしんさん
(24)が「手術で取ってしまう
子宮も自分のたどった人生の証
し。困っている人たちの役に立
てれば、自分が女として生まれ
たのにも意味がある」と話しま
した。

子宮移植について解説している

動画です。

 
 


 
 
周回遅れで集会に参加する。


 
 
 
 
 
 
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2】 AIを使って、様々な皮膚の病気を画像から判別

 
 
 
 
 
 
 
京セラコミュニケーションシ
ステム(京都市)と筑波大は7
月26日、人工知能(AI)を使っ
て皮膚ガンやアトピー性皮膚炎
など、さまざまな皮膚に関する
病気を画像から判別するシステ
ムの共同研究を始めたと発表し
ました。専門医が不足している
医療過疎地での活用を視野に、
2019年度の実用化を目指し
ます。

開発するのは、スマートフォ
ンやデジタルカメラで患者さん
の皮膚を撮影すると複数の病名
が可能性の高いものから順に、
画面に表示されるシステムです。
人工知能のディープラーニング
(深層学習)という技術を用い
ます。

同社によると、皮膚の病気の
診断は医師の経験に左右される
ことが多く、難しいということ
です。担当者は「医療過疎地で
システムが医師の診断をサポー
トすることで、患者さんの病気
の早期発見につながれば」と話
しています。

研究は今年3月から進めてお
り、既にガンなどの皮膚の腫瘍
を識別することはできるという
ことです。今後、筑波大病院の
過去のデータを機械学習させて
精度を高めていくそうです。

最新AI医療についての動画です。

 
 


 
 
機械学習させる機会を設ける。


 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
生まれつき子宮や、膣が欠損
しているロキタンスキー症候群
の女性たちにとっては子宮移植
は、子供を産む機会を得る最大
のチャンスということですから
名古屋第二赤十字病院のプロジ
ェクトチームのように、第一歩
を踏み出す医療機関が全国で、
出現することを期待したいと思
います。 性別適合手術で子宮
を摘出した性同一性障害の人が
ドナーになる可能性も議論にな
り、実際に、女性から男性の性
転換手術を受ける性同一障害の
人の意見に、そういう見方もあ
るのだと考えさせられました。
人工知能(AI)を使って皮膚
ガンやアトピー性皮膚炎など、
さまざまな皮膚に関する病気を
画像から判別する、システムの
共同研究を始めたのは、偉大な
業績です。 以前に、内視鏡の
画像でガンやポリープを高確率
で指摘するというAIが補助的に
使われることを紹介しましたが、
内視鏡の画像で可能なら皮膚の
画像で同じことが可能ではない
かと想像していました。人間で
は見落とす画像を指摘してくれ
る有難いシステムと言えるので
はないでしょうか?

化膿した皮膚の治療は、抗生
物質で可能となる。笑

 
 
 
 
 
 
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発行者名  医療法人永徳会 皿沼クリニック院長
藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
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