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2018-06-26 04:12:42

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診療マル秘裏話   号外Vol.948  平成29年8月22日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1)希少ガンに対する新ゲノム医療産学共同プロジェクト
2)未成熟卵子を特殊培養液で育て成熟条件を調査

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
1】 希少ガンに対する新ゲノム医療産学共同プロジェクト

 
 
 
 
 
 
国立ガン研究センター(東京)
は7月31日、患者が少ない希少
ガンに対する新たなゲノム医療
の産学共同プロジェクトを発表
しました。

肉腫や脳腫瘍などの希少ガン
について、ガン患者さんの遺伝
子変異などを調べ、効果が見込
まれる治療薬を使って臨床試験
(治験)を行います。製薬企業
は治験薬や共同研究費を提供し
ます。情報が少ない希少ガンで、
遺伝情報を基に新しい治療法の
確立を目指します。

遺伝子変異を標的に、ガンの
増殖を防ぐ「分子標的薬」が次
々と開発されています。ガンの
種類は異なっても遺伝子の変異
が同じなら、同じ分子標的薬が
効果的なケースがあることが分
かっています。

同センター中央病院は2013年
から、ガンに関連する100種
類以上の遺伝子を調べる研究を
実施しています。今回のプロジ
ェクトは、変異のタイプが判明
した希少ガン患者さんを対象に、
ガンの種類には関係なく遺伝子
変異ごとの分子標的薬の治験を
進めます。 希少ガンの遺伝子
変異と患者情報を登録したデー
タベースを作り、継続して新規
の治験が実施できる態勢も作り
ます。

京都大学病院(京都市)も今
年度中にプロジェクトに参加し
ます。治験は秋から始まる予定
で製薬企業は現在11社が参加
を予定しています。

中釜・国立ガン研究センター
理事長は、「患者の少ない希少
ガンは、薬の開発が難しいのが
課題だ。プロジェクトを通じて
企業と連携し、積極的に開発を
進めたい」と話しています。

このニュースのニュース動画で

す。

 
 


 
 
産科のベビー教室に参加する。


 
 
 
 
 
 
 
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2】 未成熟卵子を特殊培養液で育て成熟条件を調査

 
 
 
 
 
 
大阪府内のクリニックが生殖
補助医療の研究のため、未成熟
の卵子を体外で培養して成熟さ
せ受精卵を作製する研究の計画
を国に申請したことが7月31日、
分かりました。 文部科学省と
厚生労働省の専門委員会は同日、
審査を始めました。

国は倫理指針で生殖補助医療
研究に限定して受精卵を作製す
ることを認めており、今回が初
の申請となります。厚労省は「
個人情報や知的財産があるため
クリニック名や会議を非公開と
した」としています。

研究計画は、同意の得られた
女性から提供を受けた未成熟な
卵子を特殊な培養液で育て卵子
の成熟する条件を調べます。成
熟した卵子は夫の精子と受精さ
せ、受精率が向上するかどうか
調べます。

生殖補助医療について分かりや

すく解説している動画です。

 
 


 
 
公開したことを後悔する。笑

 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
患者が少ない希少ガンに対す
る新たなゲノム医療の産学共同
プロジェクトを発表したのは、
偉大な業績です。一社で新薬を
開発するとなると大きなリスク
を負うため、産学共同プロジェ
クトの枠組みの中でリスクを、
分散させて共同開発にしている
と思われます。ガン細胞の遺伝
情報について解析が進めば分子
標的薬の有効性も確認できて、
良いことずくめのように、見え
ます。しかし共同開発の場合、
どこが主導権を握って開発する
かなどを巡って意見の相違が生
まれ、和気あいあいとはいかな
いように思います。
大阪府内のクリニックが生殖
補助医療の研究のため、未成熟
の卵子を体外で培養して成熟さ
せ受精卵を作製する研究の計画
を国に申請したのは素晴らしい
業績であると思います。 生殖
補助医療の研究が進めば、少し
でも少子化の進行を遅らせる事
ができるのではないかと期待し
ています。ただこのような研究
だけではなく、産科医や産科の
コメディカルの人達の労働状況
を改善しなければ、少子化阻止
は難しいようです。

産科の生殖補助医療に参加す
る。笑

 
 
 
 
 
 
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