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2018-05-31 00:08:29

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診療マル秘裏話    号外Vol.926  平成29年7月28日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
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目次

1)認知症国家戦略の数値目標見直しを正式に決定
2)地球温暖化が進めば、2型糖尿病患者が増える

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
1】 認知症国家戦略の数値目標見直しを正式に決定

 
 
 
 
 
 
 
政府は7月5日、認知症対策の
関係省庁連絡会議を開き、2015
年に策定した国家戦略(新オレ
ンジプラン)の数値目標見直し
を正式に決めました。20年度末
までに、地域の認知症医療の中
心的な役割を担うサポート医を
現行目標の2倍の1万人養成する
他、当事者や家族を支える市民
サポーターを国民の約10人に1
人に、当たる1200万人に増やし
ます。

目標引き上げは、17年度末ま
でとした現在の設定がおおむね
達成できる見通しとなったため。
25年には認知症患者が高齢者の
5人に1人に当たる約700 万人に
達すると推計されており、対策
を加速させます。

このニュースのニュース動画で

す。(2015年当時のニュース)

 
 


 
 
 
サポート医を現行目標の2倍の1
万人養成する要請を行う。 笑

 
 
 
 
 
 
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2】 地球温暖化が進めば、2型糖尿病患者が増える

 
 
 
 
 
地球温暖化が進めば、糖尿病
患者が増えるのではないか。オ
ランダの研究チームが気になる
論文を専門誌に発表しました。

温暖化でウイルスを運ぶ蚊が
北上し、デング熱やジカ熱など
の熱帯病が増えるおそれは以前
から指摘されていました。今回
は感染症ではなく、生活習慣に
かかわる2型糖尿病です。

研究チームが米国50州など
の1996~2009年のデー
タを解析した結果、平均気温が
1度上がると2型糖尿病の発症
率が1千人当たり0・314人
増えるということです。米国だ
けでも10万人以上の増加にあ
たります。

チームが注目するのが体内の
「褐色脂肪組織」です。寒いと
脂肪を熱に変え、体温を保つ働
きがあります。温暖化で気温が
上がると組織の働きが弱まり、
カロリー過多で糖尿病を発症す
る、という仮説を立てています。

高齢化が進み、2型糖尿病は
世界的に増えています。温暖化
対策の「パリ協定」離脱を決め
たトランプ米大統領の大好物は、
高カロリーの「ケチャップをか
けたステーキ」。病気を心配せ
ずに食べるためにも、温暖化に
向き合ってほしいものです。

糖尿病の世界地図についての

動画です。

 
 


 
 
鉱物が大好物の微生物。笑

 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
認知症対策の関係省庁連絡会
議を開き、2015年に策定した国
家戦略(新オレンジプラン)の
数値目標見直しを正式に決めた
のは偉大な業績です。 しかし、
地域の認知症医療の中心的な役
割を担うサポート医を現行目標
の2倍の1万人養成する他、当事
者や家族を支える市民サポータ
ーを国民の約10人に1人に、当
たる1200万人に増やすというの
は現実的には難しいのではない
かと思います。現状では医師は
自分の進路を自分で決められま
す。サポート医に高度な専門性
を期待するのは困難と思われま
す。更に市民サポーターと言っ
ても、仕事を持っている人に引
き受けて頂くのは困難と言える
でしょう。折しも、女性の社会
進出を計画しているのに、仕事
を持つ女性に一人何役も家庭の
ことをして頂くのは難しいでし
ょう。
地球温暖化が進めば、糖尿病
患者が増えるということが統計
上分かっている(平均気温が1
度上がると、2型糖尿病の発症
率が1千人当たり0・314人
増える)ならば、温暖化が進行
しないようにする必要がある様
です。しかし地球温暖化はある
時点までで、そのあと氷河期が
来ると言っている学者もいるの
で、その場合、褐色脂肪組織の
活動が活発になり、糖尿病が減
る可能性があります。これから
の気候変動がどうなるかについ
てもう少し精密な議論がなされ
ないと糖尿病増加のために温暖
化を阻止という図式は成り立た
ない可能性があるようです。

造花が増加する。笑

 
 
 
 
 
 
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