最近の号外Vol.878メルマガ

2018-04-05 00:03:04

カテゴリー:ブログ



藤田のブログランキングアップにご協力お願いします。
以下のバナーをぽちっとクリックお願いします。



美白·美肌ブログランキングへ

 
診療マル秘裏話    号外Vol.878 平成29年6月2日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
目次

1)6歳未満の男児が脳死判定後ドナーとなる事例
2)リハビリをインターネットを使い遠隔支援する機器を開発

 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
1】 6歳未満の男児が脳死判定後ドナーとなる事例

 
 
 
 
 
日本臓器移植ネットワークは
5月10日、広島県内の病院に、
小脳出血で、入院していた6歳
未満の男児が同日午前9時19分、
臓器移植法に基づき脳死と判定
されたと発表しました。 6歳
未満の脳死は、7例目で、15歳
未満としては14例目。 家族が
脳死判定と臓器提供を承諾しま
した。

両肺は岡山大病院で1歳女児
に、心臓は、東京大病院で10歳
未満の男児に移植。岡山大によ
ると、脳死肺移植では国内最年
少だという。

移植ネットによると、脳死と
判定された男児の両親は「これ
からも(息子が)元気に笑って
生き続けてくれればと願い臓器
提供という方法を選びました」
と話しているという。

6歳未満の別の男児の脳死判定

臓器移植のニュース動画です。

 
 


 
 
異色の移植を承諾。笑

 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
2】 リハビリをインターネットを使い遠隔支援する機器を開発

 
 
 
 
 
 
心不全患者らの自宅でのリハ
ビリテーションをインターネッ
トを使って遠隔で支援する機器
を開発したと大阪大学(大阪府
吹田市)が5月8日、発表しま
した。

患者さんがリハビリをするた
びに運動量や心電図などのデー
タが、自動的に病院に送られ、
医師らが助言します。来年にも
臨床試験(治験)を行って有効
性を検証し、2~3年後の実用
化を目指します。

国内の心不全患者は、推定で
120万人以上。病院で手術や
治療を受けた後、再発を防ぐに
はリハビリが有効とされていま
す。回数も週3回行うのが効果
的と言われていますが、頻繁に
病院に行くのが難しい患者さん
も多いようです。

阪大が開発した機器は自転車
型。ペダルをこぐ患者さんの心
電図や脈拍などのデータを機器
に備え付けられたタブレット型
端末が病院に送信します。医師
や理学療法士が、タブレットを
通じて患者さんと会話しながら
指導します。

ペダルの重さも遠隔操作でき、
患者さんの状態に応じて調節で
きます。

阪大の谷口達典・特任研究員
は「病院に通うリハビリは途中
で挫折する人も多い。 機器を
実用化して在宅でのリハビリを
広め、再発する患者を減らした
い」と話しています。

心臓リハビリについて解説して

いる動画です。

 
 


 
 
機器が破壊の危機にある。笑

 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
 
編集後記

 
 
6歳未満の男児が臓器移植法
に基づき脳死と判定され、家族
が脳死判定と臓器提供を承諾し
ドナーとなって、レシピエント
を助けるというのは、本当に素
晴らしいとしか言いようがあり
ません。間に入ったコーディネ
ーターの努力で臓器が無駄にな
らないように取り出され、各地
のレシピエントの元に送られる
という重要な作業の後、移植の
手術が実施される訳です。両親
が「これからも(息子が)元気
に笑って生き続けてくれればと
願い臓器提供という方法を選び
ました」とおっしゃっています
が、そう考えないとやりきれな
い程、夭折された、息子さんの
最後を見届けるのが辛かったの
ではないかと心中お察しいたし
ます。ただその英断のおかげで
助かる命が多数出ることは確実
です。
心不全患者らの自宅でのリハ
ビリテーションをインターネッ
トを使って遠隔で支援する機器
を開発したのは画期的な業績で
あると思います。 自転車型で、
ペダルをこぐ患者さんの心電図
や脈拍などのデータを機器に備
え付けられたタブレット型端末
が病院に送信。医師や理学療法
士が、タブレットを通じて患者
さんと会話しながら指導可であ
るというのは、ほぼ自宅に医師
や、理学療法士がいるのと同じ
効果が得られるのではないかと
思われます。本当に、テクノロ
ジーの進歩はここまできたかと
感心する次第です。 更にこの
技術がAIを利用するものに変更
されていくと私は予想していま
す。

関心がある技術に感心する。


 
 
 
 
 
 
************************

このメールマガジンは以下の配信システムを利用して
発行しています。
解除の手続きは下記ページよりお願い致します。
「まぐまぐ」www.mag2.com/m/0000121810.html
(イジニイワト)

発行者名  医療法人永徳会 皿沼クリニック院長
藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
運営サイト www.eitokukaisalanuma.or.jp/ ご意見・ご感想・励ましのお便りお待ちしております。
sara2162@atlas.plala.or.jp このマガジンの掲載記事を無断で転載・使用すること
を禁じます。
ただしお友達への転送はご自由はご自由です。
このエントリーをはてなブックマークに追加 
 

コメント