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2018-03-26 00:01:19

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診療マル秘裏話    号外Vol.869 平成29年5月22日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1)免疫細胞マスト細胞が結核菌の感染を防ぐ働き
2)ガンの有無をかぎ分けるガン探知犬による検査

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 免疫細胞マスト細胞が結核菌の感染を防ぐ働き

 
 
 
 
 
 
福井大医学部の研究チームは
4月27日、花粉症などのアレル
ギー症状を引き起こすことで知
られる免疫細胞「マスト細胞」
が、結核菌の感染を防ぐ働きを
持っていることを突き止めたと
発表しました。 結核の新たな
予防法や治療法の開発につなが
る成果ということです。

同大の学術研究院医学系部門
の定清 直教授(ゲノム科学・
微生物学)と医学部附属病院
呼吸器内科の本定千知医師らに
よる共同研究です。 論文は英
科学雑誌(10日付)に掲載さ
れました。

今回の研究では結核菌の細胞
壁の成分にマスト細胞の培養液
を加えた際の反応を確認しまし
た。マスト細胞が「ヒスタミン」
と呼ばれる物質等を放出、免疫
機能を高めて結核菌感染を防御
する働きをすることが分かりま
した。マスト細胞はもともとは
寄生虫の感染を予防する働きを
持っていますが、寄生虫が減っ
た先進国では、花粉症を引き起
こすやっかいな存在と位置づけ
られていました。

結核は世界で19億人が感染
しているとされ、国内でも毎年
約2万人が発症し、約2千人が
死亡しています。福井県のまと
めでは、県内で毎年約100人
が新規に発症、死者も約10人
となっています。

チームはマスト細胞を研究す
る中で、2013年から結核菌
との関係に着目し、成果につな
げました。定教授は、「結核は、
世界最大の感染症の一つ。決し
て過去の病気ではなく、根絶に
向けた新たな展開を可能にする」
と話しました。今後は、マスト
細胞が結核菌に作用するメカニ
ズムについて研究を進める予定
だそうです。

このニュースのニュース動画で

す。

 
 


 
 
パンドラの箱を開けて天界の
魔物が展開した。笑

 
 
 
 
 
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2】 ガンの有無をかぎ分けるガン探知犬による検査

 
 
 
 
 
 
山形県金山町は、人の尿の匂
いで、ガンの有無をかぎ分ける
「ガン探知犬」による検査を、
来月にも始めます。 町の健康
診断の受診者のうち同意した人
を対象とし、日本医科大千葉北
総病院(千葉県印西市)が分析
を担います。 健康診断に併せ、
ガン探知犬を利用するのは全国
の市町村で初ということです。
効果が確認されれば、受診者に
負担を掛けずに早期発見できる
検査方法として、実用化が期待
されるということです。

町などによると、検体となる
尿は町立金山診療所が採取し、
冷凍して、千葉北総病院に送り
ます。探知犬は試験管に入った
検体の尿をかぎ分けて、ガンに
罹患(りかん)していると判断
したときは、振り返って担当者
に伝えます。
病院側は探知犬による検査に
加え、尿に含まれるにおい物質
などを特殊な機器で精密に分析
し、ガンの有無を判定します。
約3カ月後に、陽性か陰性かの
結果を知らせます。
同病院は宮下正夫教授(外科
学)を中心に2010年から、
ガン特有のにおい物質や探知犬
の可能性について研究を進めて
きました。 探知犬は同病院と
提携する企業が育成に当たり、
現在5匹が探知できる状態だと
いうことです。
宮下教授は「これまでの検査
で、探知犬は早期のガンもほぼ
100パーセントかぎ分けてい
る」と説明しています。「最初
の検査は尿を提出するだけでよ
く、体への負担がない。陽性の
場合も、他の検査データから、
ガンの種類の絞り込みが可能に
なる」と利点を挙げています。
町がこうした検査を導入する
のは、同町を含む最上地域の胃
ガンによる死亡率が全国でも高
いことが背景にあります。特に
女性の胃ガン死亡率は全国ワー
ストで、状況を重く見た鈴木洋
町長が昨年10月、町に講演に
来ていた宮下教授に協力を依頼
していました。
町は、本年度当初予算に、同
病院への委託料など1100万
円を計上しました。探知犬など
の検査を受ける町民も自己負担
はありません。
鈴木町長は「ガンの早期発見
につながる可能性がある。住民
が元気で暮らせる対策の一歩に
したい」と話しています。

このニュースのニュース動画で

す。

 
 


 
 
後援会が議員の講演を企画す
る。笑

 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
花粉症などのアレルギー症状
を引き起こすことで、知られる
免疫細胞「マスト細胞」が結核
菌の感染を防ぐ働きを持ってい
ることを突き止めたという事実
は、私には驚天動地のことでし
た。アレルギーを起こす厄介な
細胞が結核予防に効くなんて今
でも信じられません。 しかし
事実なんですから、マスト細胞
が結核菌に作用するメカニズム
について解明して頂き、根絶に
向けた新たな展開につなげて頂
きたいと思います。
ガンの有無をかぎ分ける、「
ガン探知犬」による検査を来月
にも始めることについては余り
驚きませんでした。線虫による
尿検査が実用化されようとして
いるからです。しかし、線虫の
尿検査では、検出率が90%でし
たが、探知犬は、早期のガンも
ほぼ100パーセントかぎ分け
ているというところが違うと思
います。この差は、線虫と犬の
差かなと考えています。 犬の
花粉症は、敏感な鼻に症状はで
ません。皮膚に症状がでるわけ
です。それだけ鋭敏な鼻をもっ
ている犬では、検出率が良いの
は当たり前と言える訳です。

早期ガンでも犬は想起できる
のかも。笑

 
 
 
 
 
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