最近の号外Vol.868メルマガ

  1. Home
  2. 最近の号外Vol.868メルマガ

2018-03-24 00:28:00

カテゴリー:ブログ



藤田のブログランキングアップにご協力お願いします。
以下のバナーをぽちっとクリックお願いします。



美白·美肌ブログランキングへ

 
診療マル秘裏話    号外Vol.868 平成29年5月21日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
 
 
目次

1)アナフィラキシー症状を抑える物質をマウス の実験で発見
2)リベリア で19人原因不明の病気を発症内11人死亡

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 アナフィラキシー症状を抑える物質をマウス の実験で発見

 
 
 
 
 
 
食物アレルギーなどで起こる
アナフィラキシー症状を抑える
物質を、東京大の研究チームが
マウスの実験で発見しました。
この物質の働きを強める化合物
も突き止めており、チームは数
年後の治療薬や予防薬の開発を
目指すということです。 研究
成果は、4月27日付の米国アレ
ルギー学会誌(電子版)で発表
しました。

アナフィラキシー症状は、食
べ物やハチの毒などアレルギー
の原因物質が免疫細胞の一つで
ある肥満細胞を刺激します。炎
症を起こすヒスタミンなどを出
すことで起きます。 重症だと
血圧や体温が急激に低下し死亡
するおそれもあります。

東大農学部の村田幸久(たか
ひさ)准教授と中村 達朗特任
助教らは、肥満細胞からヒスタ
ミンと共に出る「プロスタグラ
ンジンD2(PGD2)」に、
注目しました。 遺伝子操作で
PGD2を作れないようにした
マウスにアナフィラキシー症状
を起こす薬剤を投与すると血圧
や体温の下がり方が通常のマウ
スの2倍になるなど重症化しま
した。

このことからPGD2に症状
を抑える「ブレーキ」の働きが
あると判明しました。PGD2
の働きを強める化合物を投与す
ると症状が軽くなることも確認
しました。

PGD2は、人間にもあり、
アナフィラキシー症状時に放出
されます。村田さんは「化合物
は、体に元々備わっているアナ
フィラキシーを抑える働きを強
めるものです。副作用や体への
影響が少ない予防薬や治療薬に
つながる可能性がある」と話し
ています。

アナフィラキシー症状の前兆に

ついての動画です。

 
 


 
 
班名が判明する。笑

 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
 
 
2】 リベリア で19人原因不明の病気を発症内11人死亡

 
 
 
 
 
 
世界保健機関(WHO)報道官は
4月28日、ジュネーブで、記者
会見し、西アフリカのリベリア
で19人が原因不明の病気にかか
り、うち11人が死亡したと明ら
かにしました。エボラ出血熱の
陽性反応は出ていません。WHO
は緊急対応チームを現地に派遣
し支援に当たる方針だそうです。

報道官によるとリベリア南部
シノエで4月24日、19人が腹痛、
下痢、高熱などに襲われ、11人
が死亡しました。 今も5人が
入院中で2人が重体です。感染
者にはいずれも地元で宗教指導
者の葬儀に参列したとの共通点
がありますが病気との因果関係
は不明です。

このニュースのニュース動画で

す。

 
 


 
 
中村獅童が演技指導する。笑

 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
 
編集後記

 
 
PGD2のアレルギー抑制の
作用については以前のメルマガ
でお伝えした記憶があるのです
が、私の記憶違いでしょうか?
この物質の働きを強める化合物
も突き止めているというところ
が違うのかもしれません。色々
な理由で、日本ではアレルギー
性疾患が増えており、更に年々
重症化している感じがするので
すが、重症化するとアナフィラ
キシーショックも増えますので
副作用や、体への影響が少ない
予防薬や治療薬につながる可能
性を追求して頂きたいものです。
西アフリカのリベリアで19人
が原因不明の病気にかかり、内
11人が死亡したというのは由々
しき事態です。病原体の種類も
分からないので、対策の立て様
がありません。エボラ出血熱の
ウイルスが検出されていないの
で、エボラ出血熱ではないこと
だけは、確実です。また症状も
腹痛、下痢、高熱などでエボラ
出血熱とは、異なるようです。
地元で宗教指導者の葬儀に参列
したとの共通点があることにつ
いて、もう少し詳しい情報を集
めるべきでしょう。アフリカで
は、宗教指導者が、呪術を使い
医師の代わりを、しているとの
情報もあります。 早く原因が
特定されることを祈念したいと
思います。

三列で葬儀に参列した。笑

 
 
 
 
 
 
************************

このメールマガジンは以下の配信システムを利用して
発行しています。
解除の手続きは下記ページよりお願い致します。
「まぐまぐ」www.mag2.com/m/0000121810.html
(イジニイワト)

発行者名  医療法人永徳会 皿沼クリニック院長
藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
運営サイト www.eitokukaisalanuma.or.jp/ ご意見・ご感想・励ましのお便りお待ちしております。
sara2162@atlas.plala.or.jp このマガジンの掲載記事を無断で転載・使用すること
を禁じます。
ただしお友達への転送はご自由はご自由です。
このエントリーをはてなブックマークに追加 
 

コメント

コメント

コメントがありません。お気軽にどうぞ。